中日友好協会 程永華常務副会長

創価大学創立50周年に対し、衷心よりお祝い申し上げます。

創価大学は、創立以来、「人間教育の最高学府たれ」、「新しき大文化建設の揺籃たれ」、「人類の平和を守るフォートレスたれ」との建学の指針を堅持し、独自の人間主義教育の道を歩み、50年間で多くの人材を育成してこられました。創立者池田大作先生の指導のもと、創価大学は、1970年代から中国との縁を結び、日本で初めて新中国からの公費留学生を受け入れました。現在、中国66大学と交流協定を締結し、この数十年間、中国との青年、教育、研究の分野において多彩で卓越した友好交流を展開し、中日友好事業のために優秀な人材を育成してこられました。池田大作先生、創価大学歴代の学長、理事長、教職員の皆様が長年中日関係発展のため、中日世々代々の友好のため人材育成に尽力されてきたことに対し、深い敬意と感謝の意を表します。

私も創価大学には特別で深い感情を持っております。1975年4月、私は新中国第一期赴日留学生の一人として創価大学キャンパスに入りました。創価大学では、池田先生の真心溢れるご指導を頂き、中日友好の象徴である「周桜」を植樹し、情熱あふれる教員たちから学問の知識を学び、学友たちと交流する中で友情を築くことができました。その一幕一幕の情景は生涯忘れることはありません。社会に出た私は、中日関係の紆余曲折、発展の変遷を経験する中で、日中関係の重要性、両国の平等互利の協力の必要性をより深く認識しました。また、池田先生が「双方が永遠に崩れない日中友好の金の橋を築くべきだ」と言われた意義の重要性を改めて強く感じました。

中日友好の基礎は民間にあり、未来は青年にあります。池田大作先生は、青年は時代の波であると言われました。どの時代の青年もチャンスや機縁があり、時代が与える重責を勇敢に担っていかねばなりません。両国の志を持つ青年たちが中日関係を重視し、ともに両国の平和と友好の精神を継承し、積極的に交流を広げてくれることを念願しています。両国の青年たちが手をとりあい、心を結んでいけば、友好の「金の橋」は必ず強固なものになっていくと信じております。

創価大学の更なる発展と、輝かしい成果の年となること心からお祈り申し上げます。

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