スポーツが社会の力に。皆さんの支えがスポーツの力に。
酒井 俊明さん
(経営学部 2017年卒業)
ファイターズスポーツ&
エンターテイメント 勤務
(経営学部 2017年卒業)
ファイターズスポーツ&
エンターテイメント 勤務
北海道日本ハムファイターズの企業理念は、「Sports Community」。スポーツと生活が近くにある社会を目指しています。私の業務は、ファイターズというプロ野球球団の力を活用して、北海道にある179の市町村への地域貢献やコミュニティ創出を考えることです。その一環で、1年あたり約18市町村に対して「今シーズンはあなたのマチを僕が応援します」と選手を応援大使として派遣しています。
新型コロナウイルスの影響で、今年はこうしたプロジェクトも予定通り進行できていません。また、皆さんご存じの通り、プロ野球の開催が延期されました。緊急事態になったときの我々の為す術のなさに、もどかしさというか力のなさを感じました。歴史をひもとけば、戦時中には甲子園も、プロ野球も中止になりました。世の中が平穏だからこそ私たちの仕事があると痛感しました。
一方で、「プロ野球が再開され、日常が戻ってきたようだ」というたくさんの声をいただき、多くの不安と一緒に暮らす中で心を和らげる光となる役割を自覚しました。
スポーツは人々を一つにする力があります。その力も、応援してくださっている皆さんのおかげなのだと、このコロナ禍のなかで選手、職員が改めて実感しました。そうした応援への感謝を胸に、皆さんがファイターズの勝ち負けに、ともに喜び、ともに泣けるような日常を一緒につくっていきたいと思います。そして、スポーツの力で地域経済の活性化に尽くしていきたいです。
※ SUN107号のインタビュー記事より転載
酒井 俊明さん
経営学部 2017年卒業
ファイターズスポーツ&エンターテイメント 勤務