開学式とブロンズ像除幕式
このコーナーでは、50年前に開学した創価大学初年度の出来事を写真とともに紹介していきます。第3回目は「開学式とブロンズ像除幕式」です。
「開学式とブロンズ像除幕式」
今から50年前の今日(4月2日)、創価大学の開学式が11時より中央体育館で行われました。1期生とともに、保護者、教職員を含め約880名が参加。開学までの経過報告、開学の言葉、祝辞等があり、席上、創立者から一対のブロンズ像が大学に寄贈されたことが紹介されました。その後正午より、文系A棟正面の左右に配置されたブロンズ像の除幕式が行われ、新入生代表によって除幕されました。
このブロンズ像は、19世紀後半に活躍したフランスの彫刻家アレクサンドル・ファルギエールの傑作で、A棟正面に向かって左側には天空へ飛翔する「天使と印刷工」の像、右側には「天使と鍛冶(かじ)職人」の像が配してあります。
像の台座には、創立者が創大生に贈った指針「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」、「労苦と使命の中にのみ 人生の価値(たから)は生まれる」が刻まれています。現在では、大理石で覆われている台座も、開学直前の3月末に設置された時点では、台座の造作が完了しておらず、コンクリートが露出した状態であったことが写真から伺えます。このまま開学式、入学式を迎えており、その後文学部の教員らによって英独仏語に翻訳され、それを刻んだ銘板が掲げられました。