創価大学で培った何事も諦めず挑戦する姿勢で、
「産業発展」と「ダイバーシティ実現」の一翼を担う。

長く世界から高い評価を受けてきた日本の工業・製造業の力で、世界経済の発展を支え、多くの人々を幸福にしたい―。そうした思いを胸に、河野さんはアメリカ・シリコンバレーというテクノロジーの最前線の地で、ジャパンメイドの高精度部品を届ける営業担当として挑戦の日々を送っている。

「留学したインド・ムンバイで、現地で急速に進む経済成長と社会インフラの整備に産業の発展が大きな役割を果たしているのを目の当たりにしました。その体験から『産業の発展に寄与できる仕事に就きたい』と考え、ビジネスの最先端を走るお客さまとともにモノづくりができる今の仕事を選びました」

河野さんはシリコンバレーでの日々に、SDGsのゴールの一つである「ジェンダー平等」への挑戦という志もあわせて抱いている。

「女性が海外駐在する例は、日本ではまだまだ少ないと感じています。自分の姿を通して、少しでも多くの女性にさまざまな働き方の選択肢を伝えたいと考えています」

河野さんは大学時代、「労苦と使命の中にのみ 人生の価値は生まれる」という創立者の言葉に励まされ、どんなときも労苦をいとわず自分の使命をまっとうするなかで必ず道は開けると、何事にも諦めることなく挑戦してきた。

「家庭と仕事をどう両立していくのかという悩みを抱えている女性は多くいらっしゃいます。やりたいと思ったことに挑戦する私自身の姿が、女性にとって『諦めなくても方法はある』という希望になればと思います」

※ SUN111号のインタビュー記事より転載

Profile
河野 真希さん
経済学部 2016年卒(41期)
パナソニック株式会社

2016年に経済学部を卒業後、デバイスを基軸に幅広いソリューションを提案するパナソニック(株)のインダストリー部門に入社。国内の海外営業として現地の販売会社をサポートする仕事を経験し、今春から念願の海外勤務をしている。

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