2024年03月06日 16時29分

都立砂川高等学校で探究型出張授業を実施(続報)

    1月22日(月)、1月29日(月)、2月5日(月)、2月19日(月)、3月5日(火)の計5日間に渡り、都立砂川高等学校にて探究型出張授業を実施しました。
    同校の2学年「数学B」を履修の生徒が、「統計」分野の知識・技能を生かし、同校の中での課題を調査・分析し、最終的にグループごとにプレゼンテーションする形で授業は進みました。
    本学からは「データサイエンス入門」を教えている服部南見講師(学士課程教育機構)が、うち3回講義や講評を担当、学生サポーター計7名が各回数名ずつローテーションで参加し、生徒のグループワークをサポートしました。
    3月5日(火)の最終回は、生徒はグループごとに調査内容のプレゼンテーションと質疑応答を行い、服部講師からは各グループに講評がありました。
    砂川高等学校の先生方からは「今後も創価大学と生徒の学びを深める高大接続を検討していきたい。」との感謝の声がありました。

    【サポートした学生の声】
    「砂川高校の生徒さんたちは『想像力が本当に豊か』『ちゃんと自分の意見を持っている』『向上心がある』と感じました。口に出したり伝えることが苦手な生徒さんもいましたが、しっかり自分の考えを持っていて、問いかけているうちにその思いを話してくれたことがとても嬉しかったです!勇気をもってグループ内で自分の意見を発表する姿勢が、本当に素敵だなと思いました。」(法学部法律学科1年)

    「砂川高校の先生が『知識や思考力を身につける座学も、表現力や主体性を高めるグループワークや分析も、どちらも数学であり、双方の視点で物事を捉えられるようになることが大切だ』と授業のまとめとして仰られていました。『高校の学びは知識を蓄えることがゴールだが、大学の学びは得た知識を身の回りや社会の問題と結びつけて、それらを解決する知恵へと変換することが必要』という自身が考えていたこととの重なりを感じました。」(理工学部情報システム工学科1年)

    「砂川高校の先生方から、生徒が感じている人間関係の難しさ、慣れないプロジェクトに対する葛藤、また授業をするに当たって何度も試行錯誤して取り組んでいることを説明いただきました。さらに『この経験を自身の大学での学びに活かしていって欲しい』との暖かく熱い言葉をいただけて、とても感謝の気持ちでいっぱいになりました。」(国際教養学部国際教養学科2年)

    ページ公開日:2024年03月06日 16時29分