GCP授業・海外研修

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英語

GCPでは、独自の集中英語講座で海外大学院留学レベルの英語力と国内外一流企業や国際機関に就職する際に求められる高度な英語コミュニケーション能力の修得を目指します。

入学後の2年間に、GCPのための特別カリキュラムに基づいたAcademic Foundations(AF)とEnglish for Academic Purposes(EAP)の授業を週2回履修し、英語圏の大学院進学時に求められるレベルの読解力・ライティング能力・論理的思考力・ディスカッションやプレゼンテーションのスキルなどを総合的に磨きます。

GCPの英語授業はすべて英語で行われ、授業外でも英語教員とは英語で会話します。日常的に英語を使用することにより、コミュニケーション能力を飛躍的に伸ばすことができます。少人数の参加型の授業では、積極的に発言することが求められると共に、短期間での英語力の修得には、効果的な自己学習も欠かせません。

海外からの来学者によるGCP生のための特別講演に参加し、一流の知性に触れる機会も多くあります。講演内容を事前に研鑽し、質問を準備して参加することにより、積極的に講演に参加し、グローバルリーダーに求められる教養と資質を磨いています。

プログラムゼミ

GCPは、グローバル化時代に要請されるリーダーを育成することを目的としています。そのための充実した内容の「プログラムゼミ」が設けられています。現代社会が直面するさまざまな課題について、アカデミックに要因を分析し、解決策を提案できる地球市民としての資質を養っています。

セメスターごとに独自のゼミが設けられており、2年間で4つのゼミを学びます。

1.プログラムゼミI「キャリア&リーダーシップ」 (1年前期受講)
プログラムゼミI「キャリア&リーダーシップ」では、自己分析ツールを用い将来の目標設定を行い、確実に目標を達成するためのキャリアプランを作成します。また、リーダーに求められる自己理解力や、ビジョン形成力、マネージメント能力、コミュニケーション能力の基礎を体験的に修得していきます。

2.プログラムゼミII「ベーシック・リサーチ」(1年後期受講)
プログラムゼミII「ベーシック・リサーチ」は、課題を発見する能力、資料収集し分析する能力、問題の要因を特定する能力、さらには、論文の作成とプレゼンテーションの方法などアカデミック・スキルの修得を目指します。プログラムゼミIIは、海外短期研修とも連携し、研修先受入国の社会課題をトピックにリサーチを行います。

3.プログラムゼミIII「ポリシー・スタディーズ」(2年前期受講)
プログラムゼミIII「ポリシー・スタディーズ」では、現代社会が抱えるさまざまな課題を発見し、学生自らがテーマを設定し、共同研究をすすめていきます。課題を複合的・構造的に把握しながら、体系的な分析を行い、リサーチ・プレゼンテーションとペーパーを作成します。

4.プログラムゼミIV「グローバル・イシュー」(2年後期受講)
プログラムゼミの到達点となるプログラムゼミIV「グローバル・イシュー」では、環境問題、資源・エネルギー問題、貧困・食糧問題、さらには民族紛争やテロといった地球的問題群について、多角的・学際的な視点より考察し、解決策を社会へと提案することに挑戦しています。プログラムゼミIVでとりまとめられた解決策は、毎年12月の成果報告会で発表しています。
 

リサーチして、発案した解決策を現地にて行うメンバー
社会システム・ソリューション


「社会システム・ソリューション」は、1年次後期に開講される「社会システム・ソリューションI」と続く2年次後期の「社会システム・ソリューションII」の授業を通し、国際機関や国内外のトップ企業で活躍するために求められる数理的理解力と統計分析能力の修得を目指します。

急速に社会が情報化する今日、グローバルリーダーには、日々蓄積される膨大かつ多種多様なデータを効率的に活用し、集計や検索、高度な分析などを、スピーディーに処理できる能力が求められます。

「社会システム・ソリューションⅠ」では、現在、社会で需要が高まっているデータサイエンス人材に必要とされる、データ処理・分析、人工知能や機械学習の活用に有用な、Python言語の基礎を学びます。Pythonは汎用性が高く、データ分析からWebアプリケーション開発まで用途が広く、書式と文法がシンプルで分かりやすいため、プログラミングの初心者でも学びやすい言語です。特に数値計算、データ解析、人工知能や機械学習の開発に特化した専門性の高いライブラリが豊富であり、少ないコードで多彩な機能を実装でき、開発スピードと品質を向上させることができます。

また、「社会システム・ソリューションⅡ」では、社会の現状を把握し、意思決定していくために必要な、データ分析能力を習得します。データを扱うための学問は統計学ですので、グラフ作成スキルを初めとして、確率・統計の知識を身につけながら、データを通して社会現象を読み解くトレーニングを行います。データ分析能力は、例えば、ビジネス戦略や行政施策を立案・検討する際に、大きな効果を発揮します。

チュートリアル


チュートリアルは、教員1人あたり5〜10名の少人数体制を組み、週に一度のチュートリアル授業を軸に、学生の状況に応じた個別相談・指導などを通して、GCP生の学生生活をサポートしています。

入学してからの2年間は、チュートリアルを通して、将来の目指すべき進路を模索し、目標を勝ち取るためのキャリアプランの作成をサポートします。また、この時期はプログラムが提供するハイレベルな科目群を集中的に学び、基礎能力を徹底的に鍛え上げる期間でもあり、チュートリアルにより、各自が自己管理能力の向上にも努めます。

3年次以降は、より個別の相談、指導を通し、学生一人ひとりが具体的な進路を勝ち取り、グローバルリーダーとして社会に出ていく準備をサポートします。ここでは、就職や公務員試験、あるいは海外大学院への進学など、多様な進路に最も適切な経験を有した教員のもと、進路を勝ち取る準備を重ねていくことになります。例えば海外大学院に進学するために、時には教員と学生が一対一で向き合い、真剣勝負の個人指導を行うこともあります。

さらに、各セメスターに2回、創立者の創価大学または海外諸大学での講演や講演に関する古典を学び合い、建学の精神を深めると共に、地球市民の意義を探究します。

このようにプログラムの学生はみな、入学から卒業に至るまで、熱意あふれる教員からきめ細かい個別指導を受けます。そしてこのチュートリアルシステムを通して築いた教職員との信頼関係、そして何よりも同じ志を持った仲間と育んだ友情と絆は、生涯変わらぬ大切な財産となることでしょう。

海外研修(返還不要の奨学金支給により、全員が海外研修に参加)

GCPでは、渡航費・研修費を全額支給し、プログラムゼミの授業と連動した約2週間の海外研修を実施します。開発途上国の問題解決をテーマとし、1年次後期のGCPの授業で入念に重ねた文献調査と議論をもとに、海外フィールドワークでは、現地大学の教授陣の指導のもと、データ分析、ディスカッション、プレゼンテーションを通して実践的なスキルを磨きます。今年度は、フィリピンのカガヤン・デ・オロ市の省庁、企業、医療機関、教育機関、カトリック教会などを視察しました。