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山中 正樹(教授)
ヤマナカ マサキ
専門分野 | 現代思想(認識論)、日本文学、国語教育学 |
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担当科目 | 作家作品論D(近代)・日本近代文学講読・日本文学概論Ⅱ・表現文化論入門・文学:日本文学入門・アカデミックスキル基礎・演習Ⅰ~Ⅳ |
研究テーマ | 1.近代日本文学:川端康成を中心とした、大正・昭和期の小説および小説言語の研究。 2.現代文学理論:〈語り〉論・現代思想を中心とした文芸批評理論の研究。 3.国語教育:国語教育における〈小説教材〉の教材価値の研究。 4.現代思想・認識論:脳科学や現代物理学と第三項論(田中実氏)による世界認識をめぐる研究。 |
yamanaka@soka.ac.jp | |
出身地 | 愛知県名古屋市千種区 |
大学 | 南山大学 文学部 哲学科 |
大学院 | 名古屋大学大学院文学研究科(国文学専攻)博士後期課程 |
主な経歴 | 1985年4月 愛知県立瀬戸西高等学校 国語科教諭 |
1988年4月 愛知県立瑞陸高等学校 国語科教諭 | |
1993年4月 愛知県立児玉高等学校 国語科教諭 | |
1995年4月 豊田短期大学(日本文学科) 専任講師 | |
1998年4月 桜花学園大学人文学部(比較文化学科) 専任講師 | |
2003年4月 桜花学園大学人文学部・大学院人間文化研究科 准教授 | |
2009年4月 創価大学文学部(人間学科)・大学院文学研究科 准教授 | |
2012年より現職 | |
2012年9月 二松学舎大学より博士(文学)の学位を授与される。 | |
ゼミ | 夏目漱石・芥川龍之介・太宰治などの近代日本文学研究・文学理論および国語教育 |
所属学会・団体 | 日本近代文学会、日本文学協会、昭和文学会、解釈学会、川端康成学会、 名古屋大学日本語日本文学会 |
主要著書・論文 | 「日本近代文学研究上の課題と第三項論の意義に関する私論 ―<他者認識>と<世界像の転換>をめぐって―」 (「日本語日本文学」第26号 2016年3月、創価大学日本語日本文学会) 「「〈第三項〉と〈語り〉」がひらく、深層の〈意味〉―川端康成の《実録的犯罪小説》・「散りぬるを」を中心に―」(「日本文学」第64巻第3号、2015年3月、日本文学協会) 「LTD(話し合い学習)の活用と双方向授業の展開による読解力・解釈力向上の試み」 (「ICT活用教育方法研究」第17巻第1号、2014年12月、私立大学情報教育研究会) |
分担執筆 | 「読むためのモラリティ(倫理)」 (〈監修〉田中実、〈編者〉相澤毅彦・大谷哲・齋藤知也・佐野正俊・馬場重行 『「読むこと」の術語集 文学研究・文学教育』2014年8月、双文社出版) (以上2014年度分) |
趣味 | 音楽鑑賞・映画鑑賞・旅行・空や雲など風景写真を撮ること・優れたアニメ作品およびCM作品(いずれも日本製)を見ること |
ひとこと(モットーなど) | "Dream comes true!"(Walt.Disney) 「先憂後楽」(「先天下憂而憂 後天下楽而楽」(「岳陽楼記」) |
文系大学院 人文学専攻
文系大学院 国際言語教育専攻
専門分野 近代日本文学
国語教育研究テーマ 1.川端康成の<文学>
2.近代日本語小説における<時空間>と<語り>
3.国語教育における<小説>の教材価値
4.第三項論と<世界認識>研究紹介 専攻は、〈大正・昭和期の日本語小説の研究〉および現代思想・現代文化、文芸批評理論。特に川端康成の文学を中心に研究を進めています。川端文学における「時間」「空間」「語り」などを視座に、川端文学の構造や特質、川端文学が描き出す〈美〉の世界について考察してきました。
また2012年より、日本文学協会国語教育部会に参加し、文学研究と国語教育の接点についても考察しています。特に田中実氏が提唱する「第三項論」を機軸に、小説の〈読み〉と作品の深層の〈意味〉を探求すること。さらに小説の教材価値と文学教育のあるべき姿を模索しています。研究、教育方針 今後は、これまでの研究成果をもとにしながら、さらに川端康成の文学世界を探求して行きたいと考えています。とくに川端がとらえた「日本の美と伝統」について考究し、ひいては日本文学の特質を少しでも明らかにしたいと願っています。また〈世界における日本文学の受容〉という観点から、海外において、近現代の〈日本文学〉がどのように受容され、教育されているのかというテーマにも関心を持っています。これについては(まずは北東アジア地域の)中国や韓国の〈日本文学研究者〉と連携しながら、研究を進めて行きたいと考えています。
また世界認識と文学教育という観点から、文学作品の教材価値および〈読み〉の実践について、現代思想や脳科学・現代物理学の知見も射程にいれながら、そのメカニズムを探りたいと考えています。メッセージ 学生のみなさんとの<対話>を重視しながら、お互いに真摯に学びあえる関係を築いていけたらと思っています。どんなことでも意見を交わしあい、どんどん議論していきましょう!
ページ公開日:2017年08月09日
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