充実の英語学習プログラム
文学部英語プログラム
人間主義・人文学的な観点からの英語学習が可能なプログラム
人間同士が、お互いコミュニケーションを取るためには、ただ言葉を話すだけではなく、相手の異文化を理解することや、自分の意見をしっかりと伝える力が大切です。文学部では、このような人間主義の観点から、自己表現ができるようになるための身体的・感覚的なレベルでの英語力を身につけていくプログラムを設けています。
ヒューマニスティックアプローチ
文学部英語プログラムではヒューマニスティックアプローチを採用しています。これは、暗記や(覚えたことの)再現に偏らず、自分が言いたい、書きたいと思うことを表現できるようにすること、また自律性や目的意識、動機づけ、協調性、レジリエンスなどの情意的な要素を重んじる指導方針です。
英語をはじめ外国語の学習では否応なく異文化に接することになります。同時に、昨今のコミュニケーション中心の授業では話すことが重んじられ、学習者は外国語で周囲の人と話したり、皆の前で発表したりする機会も多くなっています。
外国語を学ぶにはどうしても自分の信念や価値観を変えながら、新しい状況に適応していく必要があります。信念や価値観を変えたり、新しい状況に適応したりするためには、暗記したり覚えたことを再現したりするだけでは不十分です。失敗を繰り返しながら、自分が言いたいことを言い、書きたいこと書き、周囲から受け入れられた時にこそ、人は自分らしく開花していくものです。文学部英語プログラムではそのような経験を積んでほしいと願っています。
多様な科目群
文学部英語プログラムには、大きく分けて、
・コミュニケーション・4スキル統合型
・コミュニケーション・異文化理解
・翻訳・通訳
・アカデミックライティング
・文学・テキスト分析
の科目群があります。
これらの中で、異文化理解、翻訳・通訳、文学・テキスト分析などは他の学部にはない文学部ならではの科目群です。
異文化理解では、映画の視聴を通して文化の多様性について考えたり、日本の文化を英語で紹介したりする方法を学びます。
翻訳・通訳では日本語から英語、英語から日本語へ翻訳、通訳する技術を磨きます。
文学・テキスト分析では、英米文学作品の分析、鑑賞をしたり、多彩なテキストの分析方法を習得したりします。
これらの科目は日本語や日本文化の大切さや伝統を重んじる文学部であるからこそ提供できる科目です。
文学部英語プログラム科目群と受講基準
レベル |
春学期 |
秋学期 |
D+(Advanced Intensive): TOEIC625点以上 |
Literature I Cultural Representation I Text Studies I |
Literature II Cultural Representation II Text Studies II |
D (Upper Intermediate):TOEIC490-620点 |
英語で日本紹介 I Academic Writing B 英語通訳演習A(500点以上) 英語通訳演習B(550点以上) |
英語で日本紹介Ⅱ 英語通訳演習B
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C (Intermediate):TOEIC 400-485点
|
English for Humanities B I Academic Writing A 日英翻訳演習 |
English for Humanities B II Academic Writing A 日英翻訳演習 |
B (Elementary):TOEIC290-395点 |
English for Humanities A I Oral Communication in English I |
English for Humanities A II Oral Communication in English II 英語翻訳入門 |
A(Basic): TOEIC290点未満 |
共通科目のEnglishⅠ・Ⅱ レベルAで学び、レベルをBに上げたあとに上記英語科目のBレベルを履修する。 |
STEP in Humanities
先輩や仲間と共に英語を学んでいくことができるピア・チューター制度
STEP(Soka peer Tutoring English Program) in Humanitiesは、先輩や他の学生たちと勉強グループをつくり、一緒に成長することができるピア・チューター制度です。
授業の空き時間を活用して、同じ目的を持つ仲間と定期的に勉強会を持ち、共に学ぶことで、学習を楽しく続けることができます。
お互いに励まし合い、学習記録をつけることで、コミュニケーションを取りながら、着実に英語力の向上を目指すことができます。
AKADEMIA
AKADEMIA(アカデミア)は、創価大学EMP(English Medium Programs: 英語の授業のみで卒業できるプログラム)の1つとして文学部に設けられているコースです。
授業はすべて英語で行われ、哲学・社会人類学・平和研究・創価教育学などの学際的アプローチからジェンダーや人種、持続可能性、多様性などのグローバルな問題について学んでいきます。
留学生とともに英語による専門的な内容の授業を受けていくため、創価大学にいながら海外の大学に留学しているかのような体験ができます。
AKADEMIAの授業についていくための英語力を磨く授業も準備しています。またAKADEMIAをメジャー(主専攻)とせず、興味のある授業だけを受けることもできますので、まずはお試しで挑戦してみる!ということも可能です。