メジャー制について

メジャー制の特長

文学部では、1・2年次のときに様々な分野の入門科目・基礎科目を学びながら自らの関心・適性を見極めていき、3年次に専門分野であるメジャー(主専攻)を決定するメジャー制を採用しています(社会福祉専修を除く)。
卒業までに、各メジャーが指定した科目群の中から規定の単位数を修得すると、メジャー修了認定が得られます。
 

メジャー制の特長は、自分の興味・関心や現在の状況にあわせて、柔軟で多様な学び方ができるという点にあります。はじめから専門的に学びたいことが決まっている人は、それを1年次から集中して学んでいけます。まだ専門的に学びたいことが決まっていない人は、入学後に幅広い分野の学問に触れていくなかで、自分にあった専門を選択することができます。

例えば、語学に力を入れたい、中学・高校の教員を目指したい、さまざまな表現の技法や奥深さを知りたい、アクティブラーニングやフィールドワークなどの体験を重視した学びをしたい、社会問題や歴史・哲学・文学・言語学の専門知識について深く学びたい、専門領域を跨いで広い視野と多角的なものの見方を身につけたいなど、さまざまなニーズに応じた学び方ができます。

 

文学部には、次の11のメジャーと1つの専修があります。

・ 英語文化メジャー         ・ 中国・アジア文化メジャー  

・ ロシア・ヨーロッパ文化メジャー  ・ 国際日本学メジャー     

・ 言語文化メジャー         ・ 表現文化メジャー    

・ 哲学・思想文化メジャー      ・ 歴史・社会文化メジャー

・ 社会学・人類学メジャー      ・多文化共生・平和創造メジャー

・ AKADEMIA            ・社会福祉専修

文学部が目指す教育

未来が見通せず、変化が激しい現代社会では、自身の適性を把握しながら主体的にものごとを判断し、自らの学びや生き方をデザインしていける「ライフデザイン力」が重要になります。また変化に対して柔軟に対応し、新しい情報やスキル・価値観などを学びつづける「自律的学習者」としての力も必要です。

文学部では、幅広い分野の学問を、自身の興味・関心や将来の目標にあわせて自由に学んでいくことができます。しかし、多様な選択肢のなかから自分の進むべき道を決めていく過程では、悩みや葛藤が生じることもあります。また学習計画を立てず、好きな科目だけを学んでいくと、体系的な学習ができず、専門力が身につきません。そこで大切になるのが、大学時代の学びを自分自身でデザインしていく力です。
 

文学部では、メジャー制という学びのしくみを活用し、豊かなコミュニケーションと協働を通じて一人一人が「ライフデザイン力」を向上させ、「自律的学習者」へと成長し、自他共の幸福を築いていける確かな「人間力」をはぐくむ教育を目指しています。

ダブルメジャー制

文学部では、2つのメジャーを同時に修めることができる「ダブルメジャー制」を採用しています。
具体的には、①シングルメジャー(1つのメジャーを選択)、②ダブルメジャー(2つのメジャーを選択)、③メジャー・マイナー(1つのメジャーと1つの副専攻を選択)の3タイプの学び方が選べます。
例えば、社会学を学びながら中国語も習得したいという場合には、「社会学・人類学メジャー」と「中国・アジア文化メジャー」の2つに登録し、ともに定められた単位数を修得すれば、2つのメジャーの修了認定が得られます。
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