留学日記(中国・北京語言大学 中国語DD11期)

2019年12月4日

こんにちは!中国語DD11期のゆうこりんです。
2年間の留学中に1回もDD日記を投稿していなかったので、帰国前に1回でも投稿しようと思い今回書いてみました。

初めて北京に来たのは2018年2月28日。この時は北京がどんなところか、どんな留学生活になるかわくわくして、悩みなんて一つもなかった気がします。10期の先輩もいたので暮らしではあまり困らなかったです。

「景山公園」ここは私が北京の中で一番好きな場所。この2年間で7回ぐらいは行ってます(笑)季節が変われば全然違う景色を楽しむことができて、ずっと見ていると中国の歴史を感じたり、発展し続ける都市を一望して毎回感動します。

私が良く行く近所の地質大学食堂がなんでも美味しくておすすめ。「麻婆豆腐」「锅包肉」、これはいつ食べても上手い。一人で行くと食べきれないので3、4人連れていくとベスト。最近は大学付近にある「黄焖鸡米饭」にハマっています。

連休や長期休暇に入れば、できるだけ国内旅行に行ってました。旅行では北京とは違う景色、食べ物、文化を味わうことができます。旅行を通して、中国は長い歴史があり、文化も言語も違う少数民族も存在して、一つくくりにできない、たくさんの魅力を持っていると感じました。

最後に、私はこの中国語DD留学は中国語を勉強できるだけの留学ではないことを伝えたいです。正直、勉強の悩みより自身の性格や人間関係、共同生活での悩みのほうが大きかったです(笑)でもここで悩んで、どうすればいいか考えて、自分なりに答えを出すことはすごく大事だと思います。今後似たような悩みを抱えても、きっと今よりも楽に乗り越えることができると思います。DDで中国に留学したことを後悔したり、中国語から逃げたくなったりしたこともありましたが、最後はやっぱりDDのプログラムで来れてよかったと心から思います。北京に初めて来た時より、ずっと心も身体も強くなれた自分で、帰国後、両親や友人、先生方に会えることが今からとても楽しみです♪最後の語言大学の期末試験頑張ります!

ゆうこりん

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2019年9月2日

みなさんこんにちは。
今回は北京語言大学での普段の授業の様子を、簡単ではありますが、紹介したいと思います。

←普段の授業は、この「教一楼」と呼ばれる建物で行われる。
その他にも教室棟があるが、この棟がメイン。DD生がとっている授業もほとんどがここで行われる。
全部で12階あり、上の階に行くと教授のオフィスや留学生事務室等がある。

←通い慣れた通学路。朝は太極拳やラジオ体操、卓球をやる地元の方々を横目に教一楼へと向かう。徒歩でのんびり行く人もいれば、自転車や電動バイクに乗って風を浴びながら行く人、更にはスケートボードに乗って行く人もいる。

←授業は朝8時半から始まり、一番遅くて夜の6時まである。1コマ50分で、1課目につき2コマずつあり、計100分ある。また1課目につき休み時間が10分ある。
例えば朝8時半から始まる授業の場合、まず授業を50分間、9時20分まで行う。その後10分休憩して、9時半から授業を再開する。そしてまた50分間、10時20分まで行い、終了する。

創大と比べ授業時間は長いが(創大は計90分)、授業の合間に休憩があり、さらに全て中国語で授業が進むので、集中しているとあっという間に終わってしまう。休憩中は友達とおしゃべりをする人がいたり、たばこを吸いに行ったりする人がいたりと様々である。

←教室はこんな感じ
私は日によって座る席を変えている。

→授業はパワーポイントを使って進めて行くのがほとんどだ。どの授業も要点をピンポイントでまとめており、本当に分かりやすい。
これは漢字概論の授業で使われたパワーポイントの写真(漢字概論とは、文字通り漢字についてとことん勉強する授業)。先生方の工夫と努力が感じられる。

→これは英中翻訳の授業で使われたパワーポイント(英中翻訳とは、英文を中国語に訳していく授業)。英語と中国語の箇所を傍線や波線を引いて対応させている。英語が苦手な私でも、なんとか乗り切れた(ちなみにこの授業をとっていたクラスメートは私を除いて全員英語がペラペラだった笑)。

→授業を聞く留学生達。DD生は汉语学院(中国語を学ぶ学科)に入るため、中国人以外の国の人たちと授業を受ける。近年では、パキスタンやネパールなどアジア系の学生が多い。もちろんヨーロッパやアフリカ、アメリカ大陸から来ている学生もいて、非常に多様性がある。

どの授業も和気あいあいとした雰囲気である。先生への質問が飛び交ったり、騒がしくなったりする時もしばしばある。日本の大学との違いは、授業中寝る人がほとんどいないことだ(ただしスマートフォンをいじる人はやたらいる)。

→私が一番好きだった歴史の授業。私の先生はパワーポイントをほとんど使わず、ユーモア溢れる話術を持って生徒を引き込む。先生の情熱はすさまじく、チョークが粉々になるほどの圧力をかけて、黒板に字を刻み込む。時にそういう先生の後ろ姿ばかりが印象に残って、授業内容をほとんど理解していなかったことも(笑)。

→そして毎日課題が出される。この瞬間、生徒達の顔が青ざめるのは世界共通のようだ。1課目ごとに出される課題の量はそんなに多くはないが、溜め込むと危険。もちろん成績の一部として扱われている。1学期ごとに期末試験がどの課目にもある。中には中間試験や小テストがある課目もある。
また出席率や平常点等もあり、それらとテストの成績と合計して100点中60点以上を取れば合格となり、単位がもらえる。2単位の課目が多く、基本的には1学期に20単位まで取ることができる。

↑留学の最大の醍醐味は、なんと言ってもいろんな国の人々と友達になれることだろう。時には国と国同士で意見が合わず、対立することもあるが、次の日になればまた仲良くなって一緒に授業を受けることができる。
私は授業を通して中国語を上達させられたことは勿論、いろんな国の人と友達になれたことで視野を広げることができました。非常に簡単ではありましたがこの授業紹介を見て、留学にぜひ行きたいと思ってくださった方がいらっしゃれば幸いです。

H.A.

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2019年4月3日⑤

次の日は麗江古城から出て、ガイドブックに載っていた所に行ってみましたが、ちょっとイマイチ・・・。麗江古城の刺激が強すぎたのかな。早々とホテルに戻り、ホテルのオーナーとおしゃべりをしました。ハルビン出身の威勢の良いオーナー。気さくで会話が弾みました。旅好きで日本を含めいろんな国へ旅行をしているそう。しきりに日本のことを褒めてくれてうれしかったです。
3日目は、ナシ族の聖なる山、玉龙雪山へ行きました。標高が4000M以上ということで、オーナーから酸素ボンベをいただき、車に乗って行きました。
旅行会社が運転する車の中には、他に6人ほど乗っており、全員中国人でした。彼らと一緒に山頂まで行くらしく、半ばツアーのような形で出発しました。

→車に乗って1時間ほどでバスに乗り換えます。そこから30分ほどでロープウェイに到着。ロープウェイの乗り場で既に標高3356M。ひゃー(汗)楽しかった。

→ロープウェイを降りるともうすでに息が苦しい。酸素ボンベを握りしめる。富士山より高い場所によく来れたなあ(笑)。

ナシ族が崇拝するこの山には、誰もよせつけないような厳しさがある一方、太陽が出て陽に当たると柔和な表情を見せてくれているようでした。ホントに息が苦しい・・・酸素ボンベを数秒後おきに使って歩きます。最後に山に登ったのは小学生頃の遠足の時(地元にある小さな山)。そんな思い出が頭をよぎりつつ、どうしてこんなところにいるんだろうと思ってしまいました(泣)。

→けど景色はきれい。苦しい呼吸に感嘆の意が混じる。

→ちょっと一休み。みんなでお菓子や酸素ボンベを分け合う。

→ついに頂上に着いた!標高4680M。ひょー!

→みんなで写真を撮る。みんな本当に元気。私だけ疲れ果てている(笑)。

みなさんは外国人の私にすごくやさしくしてくれました。山頂はすこぶる寒かったのですが、中国人の方々の温もりで暖をとることができました。本当に良い思い出です。

2週間の旅行でしたが、中国南西部の文化や歴史、何より民族のすばらしさを感じることができました。一期一会の出会いもさせていただき、本当に幸せな旅行でした。帰りの電車の中で発熱し、北京へ帰った後一週間寝込んだことを除いては(笑)。皆さんもぜひ、貴州省、雲南省を旅行してみてください!

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2019年4月3日④

次の日は、白族のショーを見に行きました。
お茶を飲みながら、ノリノリのダンスに釘付け。白族の言語は普通话と全く違う。全然聞き取れなかった。白い衣装がまばゆかった。

→洱海。水透明度が非常に高かった。感動!しばしカモメと戯れる。

→夜ホテルに戻ると、従業員の方達が火鍋を作っていて、一緒に食べようと誘ってくれる。これまたおいしい!一期一会の醍醐味だなあ。
従業員の方達との別れを惜しみ、最後の目的地、麗江へ行きます。

麗江へ向かう途上で、2人のアメリカ人と1人の中国人の方に出会いました。3人とも麗江へ旅行するとのことでした。お年を召されておりましたが、まるで子どものようにはしゃぎながら私に話しかけてくれました。私は英語が全く話せなかったのですが、それでも笑顔を絶やさないでいると不思議とコミュニケーションを取れ、しまいには笑いの絶えない時間を過ごしていました。ハワイ出身で子どもは独り立ちし、孫も生まれ悠々自適の生活を送っているとのこと。唯一知っているという中国語「我爱你」(私はあなたを愛している、の意味)を言われたときは、なぜか幸せな気持ちになりました(笑)。私も別れ際、唯一知っている英文をプレゼント。「Have a nice trip!」

幸せをお裾分けしてもらい、元気100倍!喜び勇んでホテルへ向かいました。ホテル世界遺産の麗江古城の中にあり、味のある木造建築で雰囲気がメチャメチャ良かったです。

その後古城内をぶらぶらしました。

麗江にはナシ族が多く住んでおり、ナシ族が使う象形文字、トンパ文字が街中いたる所にあります。絵文字みたいでとにかくかわいい。標識のほとんどは中国語、英語、日本語、ハングル、そしてトンパ文字表記になっています。

麗江古城は、古い町並みが今でも残っており、文字通り昔にタイムスリップした感覚でした。木材がふんだんに使われていて、木の匂いが風に乗って私をほっこりさせます。どこを切り取っても画になる!ジブリ映画に出てくるような美しい風景。夜が更け、人々がランプに宝石を散りばめ始めた時、恍惚とした気分にもう歯止めをかけられなくなっていました。

→この日の夕食はナシ族の伝統火鍋。

→広場では毎晩ナシ族が、火を取り囲んで伝統的な踊りを披露する。すごくゆるい体操のような踊り。しかし実際に踊ってみると地味に難しい。ナシ族の方と何周も踊り続け、エスニックソウルを体感できた。

→ナシ族と旅行客との邂逅。民族の壁を越えて一つになるとき。終始笑みがこぼれたのはノリノリのリズムのせいか、それとも一体感を感じたからか。

→どこでも人気なくまモン。

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2019年4月3日③

(続き)昆明2日目は、世界遺産の石林風景区へ行きました。カルスト地形を愛してやまない人にはオススメの場所だと思います。読んで字のごとく、石が屹立した美しい風景が広がっていました。

石は、ラミネートしたものと同じ肌触りですべすべしていました。雄大な奇景です。

次は大理へ。昼頃着きましたが、暑っ(笑)。1月で20度越えは人生で初めての経験でした。タクシーのおっちゃんがとても陽気で、片言の英語と日本語を織り交ぜながら、2人でわいわいしゃべっていました。20分ほどのんびりしているとホテルに着きました。
大理古城は大理国時代の中心地で、ホテルはその古城内にありました。

→1月の日差しとはこんなに強かったっけ(笑)

→古城内には今でも白族の伝統住居が残っている。

→白族の伝統料理、砂锅鱼。あっさりした味でおいしかった。

今日も1日が終わる

→おじさん(真ん中)に似顔絵をかいてもらう。10元。面白おかしい出来栄えでした(非公開)。

風が吹くと柳がなびき、茅葺き屋根の上をそっと走る。夜になるとバーから酔いしれた声が聞こえ、月も恥ずかしがりながら、たゆたう雲を肴に歌を歌う。風に乗って心がフワフワどこかへ飛んでいきそうになるのを制御するのに必死でした。

→夜9時半頃、仲良くなったホテルの従業員の人と共に夜のバーへと繰り出す。歌声にウットリしていると、お客さんが点歌(歌のリクエスト)をできることを知り、私の好きな歌(十年、海阔天空)をリクエストしたら即興で歌ってくれました。本当に感激!特別な夜になりました。

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2019年4月3日②

(続き)貴州省凯里から、雲南省昆明までは、新幹線で約3時間。あくびをしていたらすぐ着きました(笑)。1月でしたが、日中の気温は20度ほどで、厚着してきた上着を脱ぐ爽快感がたまりませんでした。
昆明には2日いました。1日目は雲南民族村へ行きました。ここで20以上の民族の文化を体験することができました。

→イ族のショー。
赤いドレスで声をかけながら踊る。観客のおじさんもメロディーを覚えてしまうほどの歯切れ良いテンポに乗っての舞い。見てて楽しかった。

→白族のショー。
白い衣装がまばゆい。緩い感じの踊りでその場の空気がほんわか柔らかくなる。白族美女にうっとり。

→全ての民族が一堂に会した演目。
一糸乱れぬ、息もつかせぬ大迫力のショーに目を奪われる。「民族の習慣は違えど、心は同じ」という言葉が心に響いた。

ここは本当に中国?と疑ってしまうほど少数民族の個性が強かったです。南国の陽光の下、開放的な気風を存分に浴びて、ああ民族っていいなあとしみじみ思いました。
ちょっと休憩しようかな、と雲南民族村の近くにあった滇池へ行きました。

→海みたい。カモメがわんさか飛んでいる。風が気持ちいい。

→おじさん!パンはちぎらないと!カモメ食べれないよ!

湖を見ながらボーとしていると、目の前を一組のカップルが通り過ぎていきました。いつもなら特に何も思いませんでしたが、この日ばかりは「ああ、このカップルとはもう2度と出会えないんだなあ、さみしいな」という一抹の愁いが心を支配しました。一期一会の旅ならではの感傷に浸るあまり、背後から清掃のおばちゃんがペットボトルを回収しようと私に呼びかけているのに全く気付きませんでした(笑)。
この日の夕食はガイドブックに載っていた所で食べました.。

麗江スープ。シチューみたいでおいしかった。
この店名物の豆腐料理。独特の味付けだったが、これもまた美味い!
結婚式も行われていました。お幸せに!

次の日は昆明の世界遺産、石林風景区へ行きます。(続)

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2019年4月3日①

49期の皆さん。ご入学おめでとうございます!
皆さんが入学する約3ヶ月前に、貴州省と雲南省に行ってきました!北京から貴州(凯里)までは寝台列車で24時間の旅。旅のお供は金庸の武侠小説5冊。隣の座席に座っていた大学生の呉君と仲良くなり、次の日一緒に観光することになりました。
貴州省はミャオ族の村へ。1時間ほど道無き道をバスで走っていると着きました(バス酔いはひどかった)。
村の中をズンズン歩いて行きます。松の木でできた家屋がずらりとならび、時折風に乗って松の良い香りがします。
着いてすぐにミャオ族の方々の歓迎を受けました。貴州名物の酸辣鱼!酸っぱくておいしい!このときの魚は鯉。人生で初めて鯉を食べたかもしれません。春節の時には欠かせないという腊肉は油ギッシュでご飯に合う!

ご飯を食べた後は、村の中をテクテク。
→呉君(後ろ姿)
今日食べた魚は、こういう田んぼの中にいる鯉だよ、と呉君が教えてくれる。田園風景が広がるのどかな場所。思わず地元を思い出す。

→ミャオ族の方たち
女性は皆銀色の装飾を身に纏い、男性は笛を吹いて、まるくなって踊っている。テンポはゆっくりで、ラジオ体操みたい。曇り空と伝統衣装が映えた。

→展望台でミャオ族伝統衣装に扮する。呉君に撮ってもらう。
眼下には絶景が広がり、ミャオ族の生活息吹が今もなお力強く残っている。

木造家屋の桃源郷
木造家屋の桃源郷

呉君と共に石畳をゆっくり踏みしめていく。ちょっと狭い路地に迷い込むと、絵に描いたような霧がかった世界が広がっていました。現実の喧噪から遙か離れた村で、人々はのんびり思い思いに時間を過ごしており、正直羨ましかったです。夜になると星がよくみえるだろうなと、呉君と共に空を仰ぎました。
街へ戻り、呉君とお別れ。後ろ髪を引かれる思いではありましたが、次は雲南へ!(続く)

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2019年2月19日②

前回の続きです。

[2月18日]
今日は虎林園に行きました。ここでは虎やライオン、豹などを見ることができます。
バスに乗って園内を周っていくスタイルだったんですが、危険コースと普通コースが選べます。虎を近くに感じたい人は危険コースがおススメです。

綺麗に虎の写真を撮りたい方は普通車の方がおススメです。(危険コースの車は窓が網でおおわれているので写真はとりにくいです。)

ここでは鶏(生きた丸々1羽)を120元で買えば、虎の捕食姿を見ることができます。ただとてもショッキングなので気をつけてください。

夜ご飯は東北料理の锅包肉(グオバオロー)を食べました。
衣がサックサックで揚げ物なんですが酸味が強くサッパリして食べやすいです。

[2月19日]
ハルビン旅行最終日になりました!
今日のお昼ご飯は春饼(北京ダックのようなもの)を食べました。

みんなへのお土産を中央大街で探しました。

チョコレートや、
ハルビンで有名なパン(大列巴)、人の顔より大きいくらいのパンで20元(330円くらい)!
そしてマトリョシカのキーホルダー、

などを買って、帰る準備は万端です。

帰りは寝台列車で約11時間の旅です。
寝台は携帯をいじる時間が増えるのでモバイルバッテリーなどを持っていくと楽しく過ごせます。

20日の朝8:30、北京に着きました!

今回の旅を一言で表すと「中国じゃないみたい」です!
黒竜江省はロシアに面しているため、ロシア風の建物や食べ物が多く中国とロシアを同時に旅行した気分でした笑

中国の方々は優しい人が多いんですが、ハルビンではタクシーのおじさんや店員さん、バスに乗っていた人、旅行会社のキャッチをやっている方まで全員が優しかったです。

皆さんも是非ハルビンに行ってみてください。


太郎
ちゃん

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2019年2月19日①

皆さんこんにちは!
皆さんはハルビンに行ったことはありますか?
ハルビンは中国の北部、黒竜江省にあります。
羽田空港から伊丹空港を経由して9時間から10時間で行くことができます!

私たちは冬休み最後の休日(2月15日〜20日)をこのハルビンで過ごしました。

[2月15日]
新幹線で10時50分から18時30分までの7時間40分かけてハルビンに行きました!
7時間の移動ももう慣れたもんです。

やっとホテルに着きました。
(汉庭酒店 ,Hanting express harbin railway station square )
窓はないですがとても綺麗なホテルなのでおススメです!

7時間の移動ももう慣れたもんです。
やっとホテルに着きました。
(汉庭酒店 ,Hanting express harbin railway station square )
窓はないですがとても綺麗なホテルなのでおススメです!

[2月16日]
聖・ソフィア大聖堂(圣・索菲亚教堂)に行きました。ハルビンを代表するロシア建築で、日露戦争の終結後、そのままハルビンに残ったロシアの方々がお祈りをする場所として建てたものだそうです。しかし!運悪く改装工事中(2019年8月31日まで)で中には入ることができませんでした。

チケット価格:大人20元、子供・学生10元

次に聖・ソフィア大聖堂の近くにある中央大街というところに行きました。

そろそろお腹がすいてきたのでここでお昼ご飯を食べることにしました。

3時のおやつにハルビンの特産の棒アイスを寒空の中、太郎は食べました。

(马送尔冰棍の原味 5元)

中央大街をまっすぐ進むと中国7大河川の一つ松花江に着きます。

なんと川が全部凍っていました!
写真スポットでパシャり
マトリョシカやチョコレートなどを売っているロシアのお土産店で買い物をしました。

[2月17日]

ロープウェイに乗り松花江を渡りました。

太陽島です。ここは松花江の中にある島で、毎年氷彫祭りが開催されています。社会人や大学生などが作った氷像を見ることが出来ました。
入館料はシーズンということもあり、300元と少し高かったですが、氷の滑り台を無料で遊ぶことが出来たり巨大な氷像が見れたりと、とても楽しかったです。

そしてここには日中友好記念碑がありました。これはハルビンと新潟市の提携10周年を記念して建てられたものだそうです。

徒歩1時間かけてハルビン氷雪大世界に行きました。

浮き輪に乗って大きな滑り台を滑るアトラクションがあったので乗ってみました。
が、メガネを外さなければならず綺麗な雪景色を見ることが出来ませんでした( i _ i )
メガネの皆さん!中国旅行には是非ワンデイでもいいのでコンタクトを持って行ってください。

私達が行ったお店はで店員さんがみんな優しかったです。お茶のサービスや気軽に話しかけてくれて楽しく食事ができました。
後半へ続く、、、

晩ご飯は東北料理の铁锅炖(ティエグオドゥン)を食べました
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2019年2月5日③

前回の続きです。
内モンゴルツアー最終日。
7時に朝ご飯食べ、すぐに出発!いってきまーす。
8時に内蒙古亮民贸有限公司の見学!

次に内蒙古博物院に行きました!
ここでは内モンゴル民族の歴史や内モンゴルに生息している動物、また恐竜の骨などが展示してありました!
ただ残念なことに時間制限は1時間。
全部は巡れませんでした。

お昼ご飯を食べて13時半、大学に向けて出発です!
大型連休のせいもあってか、ところどころで渋滞に引っかかり、また9時間もかかってしまいました。
この最終日は、2時間観光、1時間半食事、12時間移動というとてもお尻に悪い1日でした。

今回の旅で驚いたのは、寒さです。2人とも九州出身なので、内モンゴルの寒さには驚きました。
内モンゴル博物館で見た、バカという動物です。日本名ではアメリカアカシカというらしいんですが、中国語では馬鹿と書いてマールーと呼ぶそうです。思わず写真を撮ってしまいました。

移動は大変ですが、皆さんも是非内モンゴルへ行ってみてください!
人生初の体験を必ずできると思います!

最後に、本当は旅行が終わったあとすぐに載せてもらおうと思っていたんですが、時間がありませんでした。

たろう ちゃん

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2019年2月5日②

こんにちわ。
太郎とちゃんです。
前回の続きです!
内モンゴルツアー2日目。
おはようございます!2日目の朝がやってきました!外は寒く布団から出たくありません。
朝食をくいパグれないように頑張って起きます。
朝7時、朝食を食べました。

7時半にダルハンムミンガンを出発し、13時半にグブチ砂漠のインクンタラ(银肯塔拉)という観光スポットに到着しました!
ロープウェイに乗り、30分かけ砂漠に移動しました!

インクンタラにとうちゃーく

そこで人生初のラクダに乗りました!

乗り心地は馬とあんまり変わりませんでした笑
ただ違うのは、立ったり座ったりする時の衝撃は凄かったです!ラクダが立つだけで落ちそうになりました。
次はジップラインに乗りました!
ここで残念なことが1つ、眼鏡をかけてるちゃんですが、このジップラインはメガネを外さないと出来ませんでした。せっかく綺麗な砂漠の景色を楽しもうと思ったのに、0.02の視力ではほとんど見れませんでした。
砂漠で遊び終わり、帰りのロープウェイの代わりに大型トラックで駐車場まで帰りました!従業員さんの働いで、猛スピードかつアクロバティックな運転でした!

砂漠から3時間かけて、火鍋レストランに到着しました!
なんと...一人一鍋用意されていました!

美味しい羊肉の火鍋を食べ終わり、22時にホテルに到着しました!
今日も1日疲れたー。おやすみなさい。


3日目に続く...

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2019年2月5日①

皆さんこんにちは!
太郎とちゃんです
10月の大型連休、その名も...国慶節(日本でいうと建国記念日のこと)!
毎年10月1日をはさむ約1週間が休みとなります。
というわけで、その休みを利用して2泊3日内モンゴルツアーに参加してきました( ˶˙ᵕ˙˶ )
まず今回は1日目について書きたいと思います!

10日3日早朝2時 起床
朝4時の出発に向けて朝ごはんを買いに行ったり、荷物の最終確認をしたりしました。
さて、4時30分になったので寮を出発します!!

朝5時になり、バスが到着しました。これから9時間のバスの旅が始まります。酔わないために酔い止めを飲んでレッツゴー!
14時に希拉穆仁镇(ダルハンムミンガン)に到着!!到着後すぐに昼ごはんを食べましたが味はイマイチだったので、持参したパンを食べました!内モンゴルの高度が高いため、持ってきてたパンの袋がパンパンで驚きました!

お昼ご飯を食べた後、部屋に戻って休める時間があったんですが、全然鍵が開きませんでした。5分ほど格闘し、仕方なく従業員の方を呼んでドアを開けてもらおうとしたその時!やっとドアが開きました!ひと安心です笑

16時からは本日のメインである乗馬体験です!

最初は、2人とも初めての乗馬体験だったのでとても緊張しましたし、馬が勝手に走り出すのでかなり怖かったです。ですが、だんだん楽しくなってきました。

乗馬体験も終わり、部屋に戻ってひと休みしようとアイスを買って部屋に戻った時事件は起きました!なんとまた、鍵が開かないのです。外気温1桁の中アイスを食べていたので本当に凍えじぬかと思いました!一緒にツアーに参加していた日本人の方に助けを求め、鍵をなんとか開けてもらいました!よかったよかった。

ご飯も食べ終わり、お風呂に入ったんですが、お風呂場の気温も低く、お湯をずっと出していないと寒くて死にそうなくらいでした!
シャワーも浴び終わり、就寝です。おやすみなさい ちなみに、寝る時の格好は上下ヒートテック+明日着る服+ロングのダウンコートに毛布を頭までかぶらないくらいといけないくらい、めちゃくちゃ寒かったです!

パート2に続きます。。。

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2019年1月5日

大家好(皆さんこんにちは)
新年快乐(明けましておめでとうございます)!
DD11期のムーミンです。

新年も明けて、学校や仕事が始まった方もいる頃でしょうか?
DDの皆は今、期末テストがようやく終わったところです。成績発表はまだ先ですが、ともかく無事に終わってひと安心しています。
北京語言大学では、だいたい毎年12月の下旬から1月の初旬はテスト期間です。
そのためクリスマスやお正月に帰省することはできません…

が、せっかくなら中国らしいお正月を楽しもう!ということで、万里の長城に初日の出を見に行ってきました!!

朝7時の八達嶺長城の気温は氷点下15度で、雪すらめずらしい地方で育った私には未体験の寒さです。
ですが、長城から見る初日の出は、空気の冷たさもあいまって、とても荘厳で特別な雰囲気でした。
同じく初日の出を目当てに来た人達のほとんどは外国人で、中国人は小さい子供連れが多かった印象です。

実は、中国では新年・お正月といえば春節!で、1月1日はさほど重要な祝日ではありません。三が日もないので、1月2日はもう普段通りの平日です。

こういった祝日の違いも、文化の違いを感じる良い思い出になりました。今年もたくさん新しいことに出会って、楽しい中国生活を送っていきたいです!

お読みいただきありがとうございました!

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2018年12月24日

大家好(皆さんこんにちは)
DD11期の太郎です。

今私たちはテスト期間ということでテスト勉強に追われています。
しんどいですね。

さてさて、皆さんもご存知かと思いますが、10月22日~12月23日の間、北京の清華大学芸術家博物館において、東京富士美術館所蔵作品による「西方絵画500年」展が開催されていました!ルネサンスから20世紀までの近代美術作品60点が展示されています。
私もテスト勉強辛いわ〜一旦距離おこうと思って、「西方絵画500年」展に行ってきました!
私が行った日が最終日というかのこともあって人が多く、チケットを買って中に入るまで1時間半ほど並びました笑
やっとのことで中に入るとたくさんの絵画が私たちを出迎えてくれました。あの有名なモネの「睡蓮」やナポレオンの絵画などを見ることができ、すごく感動しました✨人が多くてゆっくりと鑑賞することはできなかったんですが、一つの作品にたくさんの人が集まっていて少し面白かったです!
また、写真を撮ることができる絵画と写真を撮ってはいけない絵画があったんですが、周りの中国人は撮れる撮れない関係なくほとんどの絵画をパシャパシャと撮っていました笑
こんなにたくさんの中国人が東京富士美術館の作品を見にきてくれて創大生としては凄く嬉しいことだなと感じました!

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2018年12月14日

DD11期のウォ―リーです!

お久しぶりです。最近北京は冷え込みがひどく、最低気温マイナス10度近くまでなる日も多くなってきました。もう少しで期末試験が始まるので体調管理などもしっかりと行っていきたいです。
さて、今回は天津市・南開大学で行われた周池会12周年記念大会に参加させていただいた様子を紹介させていただきます!
北京から天津までは高鉄(中国式新幹線)に乗り、30分ほどで行けます。記念大会では先生方や先輩方からメッセージをいただき、中国人学生と交流をしました。今頑張っていることや、お互いの国の文化についてなど多くの事を話せて楽しかったです。とても有意義な時間を過ごすことができました。また参加したいです!!

南開大学は周恩来総理の母校でもあり、創立者の思想研究を中国で初めて学生主体で着手した大学です。また南開大学は創価大学との関わりが深い大学の一つで、これまで多くの交流を重ねてきました。僕は、この意義深き会の12周年記念大会に参加させていただいたことを心からうれしく思ったのと同時に、感謝の心でいっぱいでした。

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2018年11月16日

DD11期のウォ―リーです!

北京は、だんだんと冬に近づいてきており、寒さに凍える毎日を過ごしていますが、北京の秋はとても綺麗で美しく、大学構内の並木通りを歩いていると日本とは違った秋を感じることができると思います!
今回は11月14日に学校の行事の一環で北京市内にある「老舎茶館」に行ってきたことと、北京の観光名所を少し紹介します!

まず「老舎茶館」について紹介したいとおもいます。ここでは3~5人くらいで座りながら中国の伝統芸能を鑑賞しました。中国語で「小吃」と呼ばれるお菓子とお茶と一緒に伝統芸能を鑑賞しました。

手でする演劇やピエロなど、様々な芸能を鑑賞することができました。ちなみに写真に写っている種はヒマワリの種で、中国では一般的に食べられています。殻を割って食べるのですが、なかなかおいしいです!!

↑の写真は、一緒にテーブルを囲んだメンバーです!ブラジル、ポルトガル、パキスタン、多くの国の人と友達になれるのも、この留学の素晴らしい点でもあるのかなと思います。今回はとても貴重な経験をさせていただきましたー!

その後、僕を含めたクラスメート4人で天安門広場、故宮、王府井に行ってきましたー!とても楽しかったでーす!故宮に入るのは初めてだったのでデカさに驚きました。ここ最近は天気が良かったのですが、運悪くこの日は天気が悪かったです、、、、、


これは王府井の小吃街で有名なサソリの串焼きです。まだ食べる勇気がありませんが、いつか挑戦してみたいです。(笑)

次回の更新もお楽しみにしていてください!!!

DD11期ウォ―リー

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2018年10月26日

DD11期のウォ―リーです!

僕は10月21日に中国人のお友達と一緒に北京市内にある紅葉スポット「香山公園」に行ってきました。
大学から公園までは地下鉄で約1時間くらいでした。公園に着いたとたん、すごい人の数でした。北京に来てから人の多さには、毎回驚かされています。

「香山公園」は中国でも有名な紅葉スポットの一つで、10月中旬から11月上旬が一番の見どころだそうです。僕たちが行ったときは、まだ今年は時期が早かったらしく、山頂付近が少し色づいていました。山の景色がとても綺麗で日本の故郷を少し思い出しました。

これは中国人の友達が教えてくれたのですが、「香山公園」は昔、皇族しか入ることができなかったそうです。現代に入ってから一般の人も入れるようになったそうです。登山口に向かう途中には寺院などがありました。

下山中に前を歩いていた中国人のおじちゃんがすれ違う人に「頑張れ!あと三分で着くよ!」と声をかけており、言われた人も「ありがとう!頑張る!」と言っていて、それを見た僕は、すごく温かく、面白いなぁと思いました。周りの中国人の方々も微笑んでいました。
日本ではなかなか見られない光景だなと思ったのと、中国人の方々はすごく情が深いなと思いました。

「香山公園」は、自然に溢れており最高の気分転換になりました。たまには、こういう自然と触れ合うことも大切だなと思いました。しかし普段から運動をしていないということもあり、後日少し筋肉痛に少しなりました(汗)運動も頑張ります!(笑)

ありがとうございました!!次の更新もお楽しみにしていてください!!


DD11期ウォ―リー

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2018年9月11日

8月17日から26日にかけて、私は国際交流基金主催の日中合同ゼミ合宿に参加してきました。私がこのゼミ合宿に参加した理由は、この期間予定が無かったからという事だけでした(笑)。さらに私は他の学生とともに課題を取り組むことはもちろん、見知らぬ人と共同生活をすることが得意ではなかったので、「ゼミ」「合宿」の2字が恐ろしく、前日まで緊張していました。そんな中、予想通り大変な合宿がスタートしました。
合宿地は北京・国貿にあるSKビル2階の日本文化センターでした。毎朝ホテルから電車かタクシーでSKビルまで向かいますが、電車内はぎゅうぎゅう詰め、タクシーは大渋滞に巻き込まれ、北京の通勤ラッシュを満喫(?)することができました。

ゼミのテーマは「イノベーション」「アート」「哲学」の3分野で、それぞれ日本人の講師の方が講義をしてくださったり、グループで課題やミッションに取り組んだりしました。1テーマにつき2.5日間、朝9時から夜の6時まで、その後ホテルに帰り課題に延々と取り組むディープな毎日でした。参加者は日本人学生6名、中国人学生4名の計10名でした。合宿に参加して最初に驚いたのが、中国人学生の日本語レベルが高かったことです。討論できるレベルにまで達しており感嘆してしまいました。それと同時に自分の中国語レベルの低さを恥じない日はありませんでした(泣)。

イノベーションの講義では、常識を疑う重要性を学んだ上で、『新たな経済圏を作る』という課題にクループで取り組みました。私のグループでは『日本各地のおいしい料理を食べられる町』を作ることにしました。そのためには日本各地のおいしい食材、農作物が一堂に会し、その町の中で育てなければならないと考えた私たちは、その食材をどう集めるかという問題を考えるところから始まりました。その次に実際にかかる費用、全国の農作物を育てるための新テクノロジーの開発、場所の選定、手続きなどありとあらゆることを考えました。夜ホテルに帰ってもグループ内で頭をつき合わせて解決不可能な問題をどう解決するかを発狂寸前になりながらも必死に考えました。大変でしたが日本と中国といった国境の垣根を越えて1つのゴールを目指すことは本当にやりがいのあることだなと思いました。最終プレゼンでは実現可能性が高いプランを紹介することができました。

アートの講義では、自己紹介したアートをSNSで発信する課題がありました。私は『メガネアート』と題し、人間以外の物とメガネを融合させてみました。すごく恥ずかしかったのですが、その写真をSNSにあげたところ、たくさんの中国人から好意的なコメントをいただき、中国人の方はやっぱり優しいなと感動しました笑。

またあるダンス動画を見て、それと全く同じ動画を作るというグループ課題もありました。1日でダンスを覚え、次の日撮影というこちらもハードなものでした。最初はみんな嫌々やっていましたが、完成したときは、楽しさのあまりみんなで興奮してしまいました。ちなみに、真似したダンスは『ローザス・ダンス・ローザス』です。もし興味があればぜひご覧下さい。

さらに中国の芸術家のアトリエに訪問しお話を聞く機会もありました。私は創造力はどうすれば鍛えられるのかを質問しました。すると彼はできごとや物事の背景を見つめることと答えました。中国人の芸術に対する思いが少し垣間見えた気がした瞬間でした。

哲学の講義では、本格的なゼミといった感じで、コの字型にテーブルをつけて討論をしました。初日はある哲学書を一緒に読み解き、その後自由に意見を交わしました。私は哲学に興味があったので、ワクワクしながら議論の場にのぞむことができました。ここである中国人学生が熱弁を振るいました、というのも彼は北京大学の大学院生で、豊富な知識と深い洞察力をもって難しい言葉を交えながら日本語で述べていました。一同びっくりして唖然としてしまいました。2日目は各自論文を書きそれを発表、批評し合う時間でしたが、私の論文に対し、大学院生の彼が実に的を得た批評を述べてくれて、非常に勉強になったとともに、中国人学生は勉強熱心だなと感心しました。また政治や思想の話しになると日中両国の違いが鮮明にあらわれたので面白かったです。私の論文は最後にやっと形になったので良かったです笑。

こうして1週間の合宿が終了しました。この合宿は初日に「超スパルタ合宿」と銘打たれて行われましたが、その言葉通りでした。確かに辛かったのですが、毎日ヘトヘトになりながらも脳みそをぐちゃぐちゃにしてまで考えぬく忍耐力と、仲間とともに課題をクリアしていく団結力を磨くことができました。日中交流が盛んに行われている今日、ゼミ合宿というこれまでにあまりない形で中国の学生と交流でき本当に楽しかったです。また自分自身の殻も1つ破ることができた原点になりました。

H.A.

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2018年9月1日③

7月23日
この日は『西路線ツアー』に参加しました。このツアーは敦煌よりさらに西にある遺跡を観光するツアーです。ホテルで予約し、朝の9時からバスに乗って出発しました。映画の撮影地になった『敦煌故城』や『西千仏洞』へ行き、その次に『陽関』へ行きました。
この陽関が最高でした。高校の時に習った王維の詩「西のかた、陽関を出ずれば故人無からん」の一節を思い出しました。今では烽火台しか残っていませんでしたが、朽ち果てたその姿に哀愁を誘われました。周りは茫洋と広がる荒野。関門が在りし日に心はタイムスリップしていました。ここでもかなり焼けてしまいました。水ぶくれが沢山でき、王維のように詩を即興で作りたかったのですがそれどころではなかったです笑。

その次に『玉門関』へ行きました。当時は漢代の関門で、ここから先は漢王朝の範囲が及ばないところでした。荒涼とした大地にぽつんと、しかし近づいてみるとどっしりと玉門関はありました。壁を触ってみると、風化はしているものの嘉峪関関城とは違い、崩れ落ちてはきませんでした。世界遺産の矜持といったところでしょうか。見方によってはただの大きな岩かも知れません。しかしそう私たちに見せるところに歴史の謙虚さがあるような気がし、ただただ尊敬の念を抱きました。
ここで1人の青年が私に話しかけてきました。彼は湖南省の大学に通う大学生で、私と同じくこのツアーに1人で参加しているとの事でした。このツアーの参加者の中で私だけが日本人で、少し寂しかったので、彼との出会いはすごく嬉しかったです。このあと遺跡の説明やツアーの今後の流れを親切に説明してくれました。またしても人との縁に恵まれました。

最後に『ヤルダン地貌公園』に行きました。これは新疆ウイグル自治区の近くに位置し、数十キロに渡って独特な形をした岩の景色が広がっていました。特に艦隊出海と名付けられた景色は圧巻で、戦艦の形をした岩が無数にあり、今にも進み出しそうな迫力がありました。周りはやっぱり広大無辺の大地。そこにひかれた新疆に続く1本の道。その道のど真ん中に寝てみました。陽の光に照らされたクレーターのような大地に触れてみると、地球では無く月にいるかのようでした。午後8時30分頃、北京と実質2時間の時差がある敦煌ではこの時間帯になってようやく日没の準備を始めます。地平線に沈むまでの間、湖南省の彼と一緒に太陽を使って美しい写真を撮り合っていました。そして午後9時、いよいよ日没。太陽が完全に沈むまでの間、私はずっと太陽を直視していました。地球が生きている、その感動を実感していました。

バスを出発してしばらくするとようやく空も暗くなってきました。しばらくするとバスが停まり、乗客がバスから降りていきます。何だろうと思い私も降りました。次の瞬間、私は絶句しました。空を見上げると満点の星空が広がっていました。荒野にバス1つ。星座の説明をしてくれるバスの運転手さんそっちのけで私は大自然のプラネタリウムに見入っていました。地平線から星が昇ってくるのがはっきり見えました。日本の田舎でも見ることが出来ないような、文字通り宝石箱をひっくり返したような世界がそこにありました。私を含めそこにいた全員が星空に恋をしていました。ホテルに帰ったのは午前1時すぎ。ベッドに入ってからも余韻に浸っていました。

7月24日
いよいよ北京に帰る日を迎えました、とはいっても電車は夜の9時なのでかなり時間が余った私は2日前くらいに今度は敦煌の東にある遺跡を見に行くツアーに申し込んでいました。出発は朝の7時。案の定寝不足の上、体調が悪く、ホテルの人にツアーに参加しない旨を伝えたのですが、ホテルの人から逆に叱られ、ヨタヨタ状態でツアー用のタクシーに乗らされました。しかもチェックアウトの際デポジットとして帰ってきたお金に誤りがあったとして、タクシーの中で全額返金させられ、半ばキレながらツアーは始まりました笑。ツアーといっても私しかおらず、タクシーのおっちゃんとの2人旅でした。ドライヤーのような熱風を浴びながら2時間ほど寝て着いたのは『楡林窟』です。莫高窟よりは規模が小さいのですが、ここでもさまざまな壁画や仏像が見られました。壁画、仏像ファンになったかもしれません笑。

次に『鎖陽城』に行きました。かつての城壁が点在しており、シルクロード時代の面影がありました。バギーに乗って観光したのですが、私以外はご老人しかおらず、ずいぶん可愛がってもらいました笑。ある老夫婦の方々から中国語を褒められたのでうれしかったです。ここでも水ぶくれがさらに悪化したのは言うまでもありません笑。

ツアーも終わり、午後5時ごろ駅に着きました。早く着きすぎたのでぼーっとしていたところ、聞き覚えのある声が聞こえました。振り向くとなんと鎖陽城で出会った老夫婦がいました。彼らは息子夫婦とともにこれから新疆に行くのだそう。ひとしきりおしゃべりをしたあと、双方名残惜しさを抱えて私は一足先に電車に乗りました。最後まで人との縁を感じました。帰りは20時間かけて北京に帰ってきました。

この旅を通じて学んだことは、世界って広い!ということ。自分が今まで生きてきた世界がいかに小さかったのかを思い知らされました。また今回多くの中国人の方々との出会いに恵まれました。外国人である私を彼らは温かく包み込んでくれました。最高の旅となりました。この恩を、また知らぬ誰かへ「恩返し」できるように、この経験を忘れず生きていきたいです。

H.A.

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2018年9月1日②

7月20日
この日はいよいよ嘉峪関から敦煌へ向かいました。タクシーのおじさんと涙の別れをしたあと、列車に乗って向かいました。その列車は新疆ウイグル自治区行きの列車で、そのせいか列車内での身分証明が厳しかったです。何度も写真を撮られ、何かやらかしたかなと思い怖くなりました。しかしそれは杞憂に終わり無事に駅に到着しました。そこから乗り合いバスで2時間ほど移動しました。そこから見える景色は沙漠沙漠沙漠沙漠・・・もう何もありません!中島みゆきの『荒野より』をエンドレスで聴きました笑。沙漠ファンの私にとっては夢のような時間でした。バスは灼熱の大地を突っ走り夕方ごろ敦煌に着きました。着いてすぐホテルのチェックインをすると、従業員から、今日の夜、演劇があるから見に行かないかと言われました。即決即断でお金を払い、夜の9時頃タクシーで見に行きました。『又見敦煌』という敦煌の歴史をテーマにした作品で、客も移動しながら鑑賞するといった体験型の劇でした。大迫力の演目を通じて敦煌やシルクロードの歴史を学ぶことができました。こういった形式の劇は初めてだったので刺激が大きかったです。

7月21日
この日から待望の敦煌観光が始まりました。興奮が絶頂に達し、呼吸困難におちいりました笑。嘘です笑。昨日駅からバスに乗ってきたときは辺り一面が沙漠だったのですが、沙漠の中から急に現れた、まさにオアシス都市としての風格が敦煌にはありました。商店街が並ぶ中、歩道には歴史を紹介する説明書きがいたる所にあり、歴史に思いを馳せながら練り歩きました。この日の午後にホテルからバスに乗って『鳴沙山、月牙泉』へ行きました。鳴沙山は悪名高い沙漠の山として有名で、昨日見た劇でも紹介されていましたが、西方から敦煌へやってくるキャラバンや修行僧を路頭に迷わせ、多くの死者を出した死の山でもあります。

バスを降りて鳴沙山を目の当たりにした私は感動しました。「圧巻」の一言。すべてを寄せつけない沙漠色の世界がそこに広がっていました。まず私はラクダに乗って恐る恐るその世界に足を踏み入れました。ラクダに乗るのは今回が初めてだったので面白い発見がいくつかありました。まずラクダにしては愛嬌の無い鳴き声を発すること笑。またラクダの身体はしっかりしていて、叩けば木魚みたいであったこと。私を先頭にラクダの隊商は鳴沙山を登っていきました。歩くスピードはゆっくりでしたが、思った以上に揺れて、しっかり掴んでいないと落とされる勢いでした。雪と同じように沙漠を歩けば足跡が残り、それが踏みならされて道となる様子が今でも心の中に残っています。また日差しが強く、腕がかなり焼けました。先人の苦労が少し分かったような気がしました。先導のおじさんにたくさん写真をとってもらい満喫できました。

山の向こう側へまっすぐ歩いて行くとさらに砂山があり、右を見ると突如湖と楼閣が目の前に現れました。これが月牙泉です。蜃気楼のように幻を見ているのではないかと思わせるほど、それは美しいものでした。もうため息しか出ません。言葉では言い表せないとはまさにこのことでした。死を表す沙漠と生命を表す月牙泉のコントラストは実に鮮やかでした。月牙泉はその名の通り三日月型をしており、魚は少なかったのですが、月夜の晩に、きれいな星空を湖面一杯に映すには十分な透明度でした。楼閣から見える景色は360度すべて沙漠・・・その中にぽつんと月牙泉。ただただ圧巻でした。

次は徒歩で鳴沙山を登っていきます。靴に砂が入るのを防止するための履物があったのですが、どうせなら直に鳴沙山を踏破したい!と思いそれを使わなかったのが大きな間違いでした泣。あらためて近くから見るとかなりの傾斜で、山肌には簡易式の、しかも半ば砂に埋まっている階段が2、3個あるだけでした。意を決して登ります。登り始めは順調でしたが、次第に足場がどこか分からず砂の中に足が埋まり、三歩進んで二歩さがるという状況でした。靴に砂が大量に入り、灼熱の太陽にさらされ、あっという間に体力を消耗してしまいました。

さすが死の山・・・。やっと登り切り、後ろを振り返ると月牙泉が見え、さらに向こうには町が見えましたが、あとは全部沙漠でした。稜線沿いに移動し、一番高いところまでくると、あまりの絶景にしばらく呆然としてしまいました。風により強く巻き上げられた砂が自分にかかってきましたが、気にしないでそこにいました。今自分が歴史のまっただ中にいる喜びに満ちあふれていました。思わず空手の演武をし、蹴り上げたとき砂が顔面直撃しましたが私はずっと笑っていました。いつまでもいつまでもそこに座ってぼーっとしていました。砂山から降りてバスに乗るまでの間に何度後ろを振り向いたかわかりません。死の山であるはずなのに、それでも惹かれる何かがありました。蜃気楼のような思い出となりました。

夜は敦煌夜市でごはんを食べました。市場やお土産屋、飲食店が並ぶ大変活気がある夜市でした。ここで好物の羊肉をほおばります。敦煌は北京と実質2時間の時差があるため、夜の9時頃まで明るかったです。空を見上げながら食べていると一人の少年が私に話しかけてきました。その少年は店の手伝いをしていて、私は彼に料理の注文をしましたが、その時私の中国語のなまりがすごいなと彼はつぶやき(それほど私の中国語のレベルは低かった泣)、実は私は日本人だと言うと、彼の顔がぱっと明るくなりました。実は彼は日本に興味があり、将来は日本へ行きたいということでした。キラキラとした17歳の瞳に吸い込まれ、時間を忘れてたくさんおしゃべりをしました。結局敦煌に滞在した日の夜はすべて彼の店で食べました。ここでも人との縁に恵まれました。

7月22日
いよいよ旅のメインである『莫高窟』へ向かいます。バスでまずデジタルセンターへ向かい、莫高窟の歴史に関する映像を2本見ます。その後、いよいよ、いよいよ莫高窟へ向かいます。バスを降りると、壁にいくつもの扉があるのが見え、少し歩くと有名な莫高窟のシンボルである九層楼が私を出迎えてくれました。あの扉の向こうにシルクロードの遺産がある!発狂寸前でした。扉の向こう、つまり石窟内はガイドの同伴が必要で、あらかじめ日本語のガイド付きの入場券を買っていた私はガイドが来るのを待ちながら燦然と輝く遺産と扉越しに対峙していました。30分後、ガイドと合流し、私ともう一人の日本人と3人でいよいよ(この日4回目のいよいよ)観光がスタートしました。

階段を上り桟道を歩き、扉の前に立ちます。ガイドが扉の鍵を開け、それに続いて中に入っていきました。薄暗くひんやりした空気の中狭い通路を進み、10歩ほど歩くと巨大な空間が広がり、仏像と壁画がぱっと私たちを包みました。その瞬間、明らかにこの世から遊離したことがわかりました。身体ごと古代シルクロードに放り込まれたのです。鮮やかで精巧な技術が施された壁画。千変万化の豊かな表情を見せる迫力満点の仏像。隋や唐の作品がそのまま残っていました。敦煌は乾燥しているため保存に適しており、特に壁画はほとんど修繕されていませんでした。壁画には無数の仏が描かれていて、今にも動き出しそうなほどリアルでした。

当時の時代背景が色濃く残されていて、例えば西域文化を受けた時代に作られた仏像は西域人の顔の特徴が反映されていて、仏教が弾圧を受けていた時代に作られた仏像は顔が破壊されていました。石窟内には不思議な魔力がありました。ガイドの説明そっちのけで、私はその魔力の虜になっていました。石窟を出たあとも壁画や仏像の残像が頭の中を支配し、しばらくしてから感動の波がやってきました。歴史の本当の奥深さを垣間見た瞬間でした。今回見学した窟番号は96番、148番、237番、244番、249番、61番、331番、17番、16番でした。残念ながら写真は撮れなかったので興味がある方はネット等で調べてみてください。本当に素晴らしかったです。また九層楼の近くに莫高窟に貢献された人々のパネルが並んでおり、その中に創立者池田先生のパネルを発見しました。池田先生は莫高窟に機材やお金を寄付されていました。私が莫高窟を参観できているのもこうした方々のご尽力があってこそだと気づき、感謝の気持ちで一杯になりました。

H.A.

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2018年9月1日①

夏休みということで、中国国内を旅行してきました。今回行ったのは、甘粛省は嘉峪関、酒泉、敦煌です。一人旅行ということでいろいろ心配していましたが、それ以上にワクワクのほうが大きく出発前日の夜はずっと興奮していました。
7月15日~7月16日、いよいよ出発。北京から寝台列車で33時間かけて嘉峪関に向かいます。ベッドが揺れてよく眠れませんでした笑。3段ベッド式になっていたのですが、個人的には真ん中がオススメで今回も真ん中に寝ました。困ったのはトイレです。トイレはいつも混んでいて、さらに壊れて使えないトイレもあったため大変な騒ぎでした。ごはんを食べに食堂車に行きましたが、頼み方が分からず、聞いても聞き取れず早速途方に暮れました笑。どうにか食べたあとは外の景色を見ながら読書をしていました。これがまた最高でした。

夕方、窓際に座って読書をしていると、突然前に座っていた中国人から膝をつつかれました。彼女は私の本を指さし「日本語の勉強をしているのか」と聞きました。日本人だと言うと彼女は驚きました。私を中国人だと思いこんでいたようです笑。話を聞くと、彼女は大学生でこれから地元へ帰省するのだそう。彼女は王さんという名前で地元は酒泉という町で、目指している嘉峪関の隣町。ぜひ遊びにおいでと誘われましたが、私は酒泉に行く予定はなかったので、その誘いをスルーしました笑。しかし人の縁とは不思議なもので、後日、このできごとが私を救ってくれるとは夢にも思っていませんでした・・・。

7月17日、明け方目を覚ますと、外の景色は一変していました。何も無い・・・広大無辺の荒野が車窓越しに姿をさらしていました。地平線というものを久々に見ました。その遙か遠くにある地平線から昇る太陽が、普段見る太陽の何倍も大きく感じました。太陽の光を存分に浴びた列車はほどなくして嘉峪関に到着しました。無事に着き、次はホテルへ向かおうとタクシーに乗ったところ、タクシーのおじさんが優しく話しかけてきてくれました。話に花が咲き、私と意気投合したおじさんは、行きたいところに全て連れて行ってやると言ってくれました。それだけでなく、ごはんもおごってくれました。結局、嘉峪関に滞在した3日間すべてお世話になりました。優しくしてくれて本当にありがたかったです。

チェックインを済ませたあと、まず訪れたのは『嘉峪関関城』です。万里の長城の最西部に位置する関所で、その当時の面影が色濃く残っていました。城壁をなでてみるとすぐにボロボロとこぼれ、風化が激しいのがよく分かりました。楼閣の上に登ると、列車の中でも見たゴビ砂漠が茫洋と広がっており、地球の大きさを目の前にして言葉を失いました。難攻不落と言わしめた要塞は今もなお健在といった様子で堂々としていました。お土産として通行手形証を買う際、思いがけず中国語を褒められて嬉しくなりました。当時の戦闘の様子を伝える演目も多数行われており、迫力がありました。

午後からは、『懸壁長城』を登りました。蛇が山を這うようなうねりが特徴で、北京の八達嶺より登るのが辛かったです。かなり乾燥しており、すぐ喉が渇いてしまいました。炎天下の中30分ほどでようやく登り切りました。そこから見える景色はやはりゴビ砂漠。しかし私は全然飽きず、ずっと興奮していました。沙漠が好きになってしまった瞬間でした笑。そのあと『長城第1墩』に行きました。ここは万里の長城の最西端です。何の変哲もない岩のように見えますが、長城ファンの私にとっては非常に感慨深いものでした。ここから一直線に灼熱の大地を分断していく長城をいつまでもいつまでも見ていました。

7月18日
朝起きて今日はどこに行こうかと計画をたてましたが、嘉峪関の観光地はほとんど行きつくし、残り2日滞在するのにどうしよう・・・と困りました。とりあえず午前中は『魏晋壁画墓』に行きました。閑散とした風の気持ちよい所にその遺跡はありました。1600年以上前に描かれた壁画が現在もなお色鮮やかに残っていて悠久の歴史を感じました。古代中国の生活の様子が詳細に描かれており、嘉峪関名物の串焼きもありました。地下帝国の画廊という感じがして美しかったです。保存上の関係で写真が撮れなかったのが残念でした。

そのあとワイナリーに行ったり、公園でひたすらぼーっとしたりしましたが、どうもしっくりきません笑。このままだと明日本当に暇になるので必死に考えたところ、ふと寝台列車で出会った王さんの顔が思い浮かびました。そうだ、彼女の故郷である酒泉に行こう!と決心するのにそう長く時間はかかりませんでした。調べてみるとバスで1時間程度であることが判明。王さんに連絡し、明日の行き先が決まったことに一安心しました。夜は『大唐美食街』というレストラン街に行きました。昨日からお世話になっているタクシーのおじさんに『大唐美食街』に行きたいんだけど、と言ったら、「ああ、それなら俺も行く!」と言い、彼の仕事が終わった夜の9時半頃に繰り出しました。彼と彼の奥さんとの3人でごはんを食べました。名物の羊肉の串焼きに舌鼓を打ちました。今まで食べた羊肉の中で格段においしく、肉が口の中で弾みました。会話も弾み、時間を忘れていろんな話をしました。夜風が気持ちよい嘉峪関の夜でした。

7月19日
朝、いつものように?タクシーのおじさんが朝ごはんをおごってくれたあと、酒泉行きのバスに乗りました。バスはかなり揺れ、おしりもかなり痛かったです。王さんが指定したバス停に停まらず、変なところに着いてしまいました笑。しかし無事に合流し、酒泉を案内してもらいました。彼女は同い年の20歳。大連の大学で勉強しており英語教師になるのが夢だそう。終始和気あいあいとしたムードでした。酒泉はシルクロードの要所として昔から栄え、今でもその面影が残っていました。町のシンボルである鐘鼓楼を見たあと、『西漢酒泉勝跡』に行きました。そこは酒泉の名前の由来となった場所で、中に入ると透明度の高い水が張られた大きな囲いがありました。そこから酒が湧き出たという伝説があるそうなのですが、高級な雰囲気を醸し出す泉からその伝説が想起されました。のどかな風景が一面に広がり、私は癒やされました。

午後からは酒泉市博物館に行き、シルクロードの歴史を学んだあと、嘉峪関に帰ってきました。王さんはとても優しい方で、昼ごはんをおごってくれただけでなく、観光地を一生懸命案内してくれたり、悩みを聞いてくれたりしてくれたので旧友と過ごしている感じがしました。一期一会の出会いに感謝の気持ちで一杯になりました。

H.A.

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2018年8月26日

皆さんこんにちは!!
DD日記の更新を楽しみにしてくださっている皆さん!
お待たせいたしました!!!
DD11期3回目の投稿です!

8月19日に、さき、たろう、私(みっつ)の三人で頤和園に行ってきました!!
頤和園とは、1998年に世界遺産に登録された庭園です。頤和園は、様々な大きさの歴史的な建物と昆明湖という湖で成り立っていて、ザ・中国の雰囲気を感じ取ることができる世界遺産です。

今回、私たちは仏香閣というメインの建物を見に行きました!
とても長い階段を上って、仏香閣まで向かいます。
階段はめちゃめちゃ長くて、本当にきつかったです(>_<)
でも、仏香閣からの景色は本当に最高でした!!
思わず“おおー”と言ってしまう景色で、この場所からは頤和園を一望することができます!
帰りはヘトヘトになりながら、長い長い階段を下りて寮に帰りました(笑)

北京に来てからもうすぐ半年が経ちますが、まだまだ行ったことがない場所がたくさんあります!
土日や祝日を利用して、もっともっと北京を探検していきたいです(^^)/


みっつ

メインの仏香閣です。
船に乗って昆明湖を渡り、仏香閣に向かいます。
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2018年8月13日

ご家族のみなさん!お友達のみなさん!学生のみなさん!お待たせしました!

DD11期、2回目の投稿です笑

7月6日に期末テストが終わり、もう夏休みに入りました(^-^)
私は7月21日から31日まで、日本語を学んでいる中国人学生をサポートする「日本語特訓合宿」に参加しました!
中国人学生約200人と日本人学生20人と日本語の先生方が集まり、日本語を学ぶという合宿でした!
そこではたくさんの中国人学生と様々な方法で交流し、かけがえのない友人をつくることができました!
初めはこの合宿に参加するのがとても怖かったんですが、勇気を出して参加し10日間中国人と共に過ごしたことは自分を大きく成長させたと思います!
これからも一歩踏み出す勇気を持って、いろんなことに挑戦していきたいです!


たろう

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2018年3月29日

DD11期、記念すべき初投稿!

先々週、天安門に行ってきました!
電車と地下鉄も初めてで、ワクワクドキドキ。
そして天安門の近くの駅に到着!
そこからまさかの天安門広場に入るためのセキュリティチェック、、、
1時間半並びました^^;
天安門広場に入った時には、みんなで感動して大はしゃぎしました!
私は初めて毛沢東は肖像画であることを知りました笑(ずっと写真だと思ってた、、、)
その後王府井に行って、小吃街を探検!
サソリの串焼きは、本当に恐ろしかった、、、
今度行く時は誰かにトライしてもらいたいです!
また、みんなで行きましょう^^*


みっつ

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2018年2月28日

<第1回 出発>

2月28日、文学部中国語ダブル・ディグリーコース11期生の10名が中国へ向けて出発しました。
10名の出発の決意を掲載します。


私の留学中の目標は、「楽しく中国語を学び続ける」ということです。中国語の授業を受けてくる中で、中国語を上達させるために一番大切なことは、楽しく続ける事だということ学びました。留学させてくれる親や、今まで中国語学習を支えてくださった先生、先輩方への感謝の気持ちを忘れることなく2年間の留学生活を楽しく過ごしていきたいと思っています。また、11期生として中国語DDの次の10年を築けるよう、新しいことへの挑戦をしていきます。行ってきます。
(S.N.)

健康に気をつけて楽しく学んできます。自分を変える留学にしてきます。自分の苦手なことから逃げずに、挑戦します。中国語もどんな文章も翻訳できるぐらい身につけてきます。そして、日中友好に貢献できる人材に大成長してきます。
(S.Y.)

私はこの2年間の中国留学で様々な国の友人をつくったり、バックパック旅行をしたり、中国の文化や伝統を体験したり、やりたいことがたくさんあります。留学を支援してくださっている方々への感謝を胸に、後悔しない日々を送っていきます。
(S.S.)

私は出発の決意として、次の二つの事に力を入れていきたいと思います。一つ目は留学を有意義なものにするために沢山の留学生とコミュニケーションをとることです。中国語はもちろんのこと英語にも力を入れたいと思っています。二つ目は留学中に中国の由緒ある場所に訪れ、積極的に現地の方と話すことです。留学を価値あるものにするために一生懸命頑張ります。
(H.N.)

私は沢山の方々の尽力でこのダブル・ディグリーコースに進むことが出来ました。感謝の気持ちを忘れずに、大学で学んだ語学を実践しながら、より深く学ぶことができるこの最高の環境を大切にしていきたいと思います。充実した学びの2年間を送り、創立者池田先生を始め、支えてくださる人に恩返しができるように成長する決意です。
(S.I.)

感謝の気持ちを忘れずに、悔いのない2年間の留学にしていきます。2年間の留学は、あっという間だと思います。「迷ったら挑戦してみる」の精神で、勉強もその他のやりたいことも、すべてやりきる留学にしたいです。また、中国と日本を結んでくださった創立者、いつも見守ってくれる家族、留学を応援してくれている友人、先輩、地元の皆さんへの感謝の気持ちを忘れないで、有意義な留学にしてまいります。
(M.H.)

私は挑戦と報恩感謝を胸に刻み日々精進してまいります。中国で生活していく中、多くのことで壁にぶつかるかもしれませんが、一歩踏み出す勇気を持って何事にも果敢に挑戦していきます。また、支えてくれた全ての人に感謝し、留学から帰ってきたら今より何倍も成長した姿を見てもらいたいです。最後に本年は創立者が日中国交正常化を提言されてから50年の佳節を迎えます。この価値ある年に中国に行かせてもらうことに感謝し、日中友好の金の架け橋を更に強くしていきます。
(Y.S.)

中国語学の向上、中国の文化、歴史、伝統を現地でしっかりと学びたいです。また、2年間留学に行かせてもらうにあたって、感謝の心を忘れずに、創価大学生として、日本人として責任ある行動をしていきたいです。
(Y.M.)

日本を発つ日が近づくにつれ、重力に逆らって身体がどんどん空へ浮いていく気分に陥っています。同じ地球上にあるとは言え、情熱の国「中国」に行くことは別の惑星へ行くことと同じであると感じます。感謝の気持ちを忘れず、未知の世界から多くの事を学ばせて頂きたいと思います。
(H.A.)

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