教育学部
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地球規模の視野を持った「次世代を育てる教育者」
教育学部は、「人間教育とは何か」について探究する場です。そしてその精神を基盤に、将来のさまざまな場面における問題を、教育学的・心理学的視点から高度な知識と技術をもって解決できる人材の育成を目的としています。教育学部では、地球規模の視野を持った「次世代を育てる教育者」を養成します。
学部長からのメッセージ
建学の精神に基づき、広く教育活動にかかわる人材を育成
創価大学教育学部は、創価教育の父・牧口常三郎先生の教育哲学を源流とし、「人間教育の最高学府たれ」という創立者・池田大作先生の建学の精神に基づき、学校教員をはじめ、広く教育活動にかかわる人材を育成しています。本学部では教育を単に「決められた知識や技能を伝授すること」ではなく、「学習者が本来持っている価値を引き出しつつ、よりよく生きられるように働きかける営み」ととらえています。そのため教育学部に集う学生たちは皆、まず自分自身がよりよく生きようと願うだけでなく、その力を活かして他者の価値を高めることに役立てたいと願っています。
優れた教師とは、自身が成長しようと全力を尽くす姿勢を、学習者に見せる存在です。その意味では教える側も教わる側もともに、生涯の学習者として成長していかねばなりません。教育学部が提供する様々なカリキュラムを通して、学習者としての資質、また他者に貢献しようとする精神が大いに磨かれていくものと思います。
創価大学はこれまで8,500名を超える教員を世に送り出してきました。最近では毎年200名を超える有為な教員が教育界へと飛び立っています。しかし上に述べたような教育の価値は、単に学校教育の現場だけでなく、社会のどのような分野においても発揮されるべきものです。本学は創立50周年を迎えましたが、教育学部は2026年に学部創立50周年(2026年)を迎えることとなります。これからの教育学部は、より多様な人材を社会のより広い分野へと送り出すべく、国際化を推進すると同時に、学生一人ひとりのキャリア形成にも全力で取り組んでまいります。自らを高め、仲間とともに高め合う教育学部で、みなさんも一緒に学びましょう。
2つの学科
人間教育を深く考え、なりたい自分が待っている
理念と目標
創価大学の建学の精神を尊重した理念と目標。
理念と目標
創価大学の建学の精神を尊重した理念と目標。
学部の理念・目的
教育学部は、創価教育の父、牧口常三郎先生の遺志を受け継ぎ、教育学科、児童教育学科ともに、建学の精神にある人間主義に基づいた学問研究と教育実践を行うことを目指しています。創価大学の建学の精神およびグランドデザインが示す「創造的人間」という指標を踏まえ、教育学部は「人間教育とは何か」について探究し、その精神を基盤にして、将来のさまざまな場面における問題を、教育学的・心理学的視点から、高度な知識と技術をもって解決できる人間の育成を目的としています。
教育学部の教育目標
教育学部は、以下の4項目を教育目標に掲げています。
- 教育学、心理学に関連する諸学問の学修を通して、それを、教育を考えるための糧としていくことができる人間を育成する。
- さまざまな教育の場において、現在どのような問題が起こっているのか、その問題の解決のために何が求められているかを理解し、それを実際に解決できる問題解決能力を身につけた人間を育成する。
- 教育問題を自明のものと受け止めるのではなく、それらをつねに学問的な検証の対象にしていく態度を身につけた人間を育成する。
- 教育問題を、地域・国・世界というさまざまなレベルで考え、その結果を自分の言葉で語るとともに、社会の様々な領域における活動において活用することができる人間を育成する。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
教育学部は、全学、および本学部の教育目標に基づき、さまざまな地域・社会や組織・集団における事象や課題に対し、以下のラーニング・アウトカムズを身につけ、所定の期間在学し、所定の単位を修得し、GPA基準を満たした学生に学士(教育学)を授与します。
- 教育学および心理学に関する知識を身につける。
- 自らの考えを適切に表現し、伝えられる。
- 論理的あるいは実践的に課題を考察できる。
- 課題解決に向けて協働して取り組む。
- 課題解決に際し、多様な意見や視点を踏まえ新たな価値創造ができる。
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カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
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教育学部は、全学、および本学部のディプロマ・ポリシーに基づき、教育学および心理学に関する知識を身につけ、論理的あるいは実践的に課題を考察し、課題解決に向けて新たな価値創造ができる学生を以下のカリキュラムを通して育成しています。
教育学部では、学士課程教育機構が提供する共通科目を活用することで、大学が求める学位授与要件の充足に努めています。まず、1年次春学期に開講の教育学部用の「初年次セミナー」を通じ、大学生活への適応を促し、教育学部生としての帰属意識を高めます。並行して受講が課される「データサイエンス入門」で、来るべきSociety5.0時代に備えた数理処理感覚を養います。これを受け、2年次には教育学科では「心理学実験」、児童教育学科では「授業改善のためのデータ活用」を設け、継続的な数理能力向上を図ります。また、文章力向上にも力を入れ、1年秋学期に履修する「学術文章作法I」で身につけた作文技能を、アセスメント科目[1]におけるレポート課題で鍛錬し、3年次の卒業研究Iの課題「ジュニアペーパー」で点検します。加えて、異文化理解の促進を視野に、1,2年次では英語および第二外国語の履修を課し、交換留学をはじめ種々の海外研修を奨励します。
さらに、本学部では1年次の基幹科目を中心に多くの科目でアクティブラーニングの形式を取り入れることで、能動的・主体的に学習に向かう姿勢や課題解決に向けて仲間と協働して取り組む技能やスキルを養います。2年次以降の専門科目では、理論を学ぶとともに、実践的な課題を考察したり分析する能力を育成します。加えて3,4年次の「演習」では、担当教員の専門領域ごとに小集団での学びを深め、仲間との学び合いを通して、多様な意見や視点を踏まえ、新たな価値創造を目指します。
教育学科
教育学科では、教育学的に、あるいは心理学的に教育の諸問題を考え、社会の様々な領域で活躍できる人材の育成を目指します。4年間の学びを通して、教育に関する諸問題の解決に向けた活動を支える知識・技能・態度を育成していきます。本学科では、全員に履修することが期待される基幹科目[1]と、個々の学生がニーズや興味・関心に応じて履修する選択科目があります。
1年次の基幹科目は「教育原論」・「心理学概論」・「教職概論」・「教育・学校心理学」です。2年次は「学校研究」・「教育社会学」・「教育哲学」・「発達心理学」です。3・4年次は「専門演習」と「卒業研究」になります。これらの科目を通じて、教育に関する諸問題を多面的・多角的に考える基盤を作ります。
基幹科目の学修と並行して、学校教育、国際教育、及び心理学の分野を広く・深く学ぶための複数の科目が、学年進行と内容の深化・発展の度合い[2]に応じて用意されています。これらは便宜的に学校教育コース、国際教育コース、心理学コースに大別[3]され、学生が履修する際の目安になっています。
- 学校教育コースの主な科目
「教育方法学」・「教育行財政学」・「インクルーシブ教育論」など - 国際教育コースの主な科目
「平和と教育」・「国際理解教育論」・「国際開発教育論」など - 心理学コースの主な科目
「教育カウンセリング」・「臨床心理学概論」・「心理学研究法」など
なお、教育学科には公認心理師養成課程があり、「公認心理師の職責」「心理学的支援法」「精神疾患とその治療」などの座学と、「心理演習」「心理実習 I・II」などの実習科目を通して心理の専門職を目指すことができます[4]。教職課程については、中学校教諭「社会」・高等学校教諭「公民」免許課程が置かれています。加えて、他学科科目履修制度を活用し、児童教育学科に開設されている小学校・幼稚園、特別支援学校教諭免許状及び文学部人間学科に開設されている中学校・高等学校教諭「英語」免許状が取得できる道を開いています。
[1] 基幹科目には、それが履修できないと卒業できない必修科目と、強く履修が望まれるものの、他の重要な(基幹科目に準ずる)科目で代替えの利く選択必修科目があります。
[2] 各科目には科目コードがついています。その中で下3桁の数字が履修適正年次や科目の深度(難易度)を表します。これをナンバリングと呼びます。
[3] コースは3つに分かれますが、科目の履修条件さえ満たせばどのコースの科目でも履修できます。
[4] 心理専門職を目指す場合、公認心理師・臨床心理士の資格取得が前提になりますが、そのためには大学院(修士課程)での更なる研鑽が必要です。創価大学大学院教育学研究科にはどちらの資格認定のための課程がありますが、公認心理師課程は大学在籍中(学士課程)から所定の科目を履修せねばなりません。
児童教育学科
児童教育学科では、児童教育の分野における学識豊かな人材の育成、特に小学校・幼稚園・特別支援学校の教員の養成を目指しています。そのため、学年進行に応じ、教職に必要な専門性を高め、伸ばす科目を配置しています。
まず1年次には必修科目の「教育原論」「心理学概論」により、教育学と心理学の基本的な知識や考え方を修得できるようにしています。以降、選択必修科目の「教育・学校心理学」「学校研究」「教育行財政学」「特別支援教育概論」「カリキュラム論」「教育の方法と技術」「授業改善のためのデータ活用」等により、小学校・幼稚園・特別支援学校の教員としての問題発見・解決能力を養い、幼児・児童・生徒の心理を理解するとともに、学校を取り巻く諸問題を、教育学的・心理学的観点から反省的・分析的に思考し、解決に取り組む力や態度を養います。また「教職概論」では、教員としての倫理性や子どもの成長のために尽くす責任感を身につけます。
児童教育学科には①小学校教諭免許 ②幼稚園教諭 ③特別支援学校教諭免許 の3つの教職課程が設置されています。それぞれの免許取得に必要な科目が必修・選択科目として開講されています。学生は、各自が目指す教職に必要な科目を学年進行で履修していきます。加えて、教職課程を目指す学生のためには、「学校インターンシップ」等教育実習に先立って学校現場を経験する科目が用意され、子どもたちや教員との交流を通して、自らが教員として絶えず成長しようとする態度を身につけることができます。
なお、小学校・幼稚園教諭の教員免許状に加え、他学科科目履修制度を利用し、児童教育学科に在籍しながら中学校教諭教員免許状(英語・社会)、高等学校教諭教員免許状(英語・公民)を取得できる道を開いています。
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アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)
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教育学部は学部の理念・目的を理解し、それらが示す資質・能力を身につけたいと願う学生を求めます。教育学部は本学のアドミッション・ポリシーに基づき、学部が提供する教育・訓練に適う基礎的知識・技能及び他者と協力して学び合う態度をもつ学生を以下の方法で選考いたします。
- 本学部の理念・目的への理解を基礎とした志望動機、人間主義に基づいた教育を探求しようとする修学意欲については、総合型選抜(PASCAL入試、基礎学力方式、小論文方式)や学校推薦型選抜(指定校推薦入試)、外国人入試において行う書類審査及び面接を通して評価します。
- 大学での学修活動において要求される基礎的な知識・技能については、総合型選抜基礎学力方式、一般選抜の大学共通テスト利用入試、全学統一入試、一般入試⦅以下一般選抜⦆、外国人入試で行われる書類審査及び学力試験の結果を通して評価します。これらの入試での評価にあたっては、英語力を相対的に重視し、総合型選抜(PASCAL入試、基礎学力方式、小論文方式)の書類選考においては、実用英語能力テストの結果に応じて優遇措置を取ります。また総合型選抜入試基礎学力方式での学力試験においては、英語のほか国語や数学も選択可能とし、幅広い能力を評価できるようにします。
- 教育の理論・実践の探求を目指す上で必要不可欠となる読解力・表現力、柔軟な思考力については、総合型選抜基礎学力方式、一般選抜で行われる学力試験、さらに総合型選抜(PASCAL入試)のグループ・ディスカッション、総合型選抜(小論文方式)の小論文、外国人入試で行われる小論文審査を通して評価します。
- 他者と協力できる協働性については、総合型選抜(PASCAL入試)において行うグループ学習を通して評価します。
基本情報
教育学部の基本情報について掲載しています。
基本情報
教育学部の基本情報について掲載しています。
名称 | 教育学部教育学科・児童教育学科 |
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開設年月 | 1976年4月 |
学部所在地 | 東京都八王子市丹木町一丁目236番地 |
標準修業年限 | 4年 |
入学定員 (収容定員) |
【教育学科】80名(320名) 【児童教育学科】100名(400名) |
授与学位 | 学士(教育学) |
取得可能な資格 | 【教育学科】 中学校教諭一種免許状「社会」 高等学校教諭一種免許状「公民」 【児童教育学科】 小学校教諭一種免許状 幼稚園教諭一種免許状 特別支援学校教諭一種免許状(知・肢・病) |
学部の特長
教育学と心理学の立場から人間教育を考えるとともに、教科指導や生活指導の能力を強化します。
学部の特長
教育学と心理学の立場から人間教育を考えるとともに、教科指導や生活指導の能力を強化します。
真の人間教育のためのカリキュラム
教育学と心理学の立場から人間教育を考えるとともに、教科指導や生活指導の能力を強化します。グローバル教育の視野も広げ、世界で活躍できる教育者をめざします。幼児教育や特別支援教育も学ぶことができます。
きめ細かい指導体制
1年次からゼミ形式の授業を開始し、アクティブ・ラーニングを通して自ら考え判断する力を養います。
3年次からは少人数定員制による本格的なゼミを編成し、担当教員によるきめ細かい指導を受けることにより、高いレベルの学問を身につけます。
充実の「学校インターンシップ」
公立の小・中学校、私立幼稚園に赴き、教員に協力する形で学習指導補助、放課後の補充学習指導などに従事する制度です。学校現場や児童生徒の実態に触れ自身の適性を理解します。
教員採用試験に強い
教職関連の専門科目を多数配置しており、また全学的機関として「教職キャリアセンター」を設置。
教員免許状の取得から、教員採用試験の対策など幅広く、教師を目指す学生さんをサポートしています。
詳細は、教職キャリアセンターのホームページをご覧ください!
学生と教員が協働でつくる模擬授業クラブ「STeP Lab.」
力ある教師をめざす学生の授業力を伸ばします
課外活動であるSTeP Lab.では、主に3年生以上の学生が参加し、小学校の授業づくりについて学んでいます。毎週の活動では、学生同士でのディスカッションを重視しながら、主要教科の教材研究や模擬授業を行っています。
学生からは、「STeP Lab.の活動を通して、子どもたちが理解しやすく、主体的に学べる授業づくりについて学ぶことができました」といった声が寄せられています。
学習支援制度
教育学部生が英語を徹底して学べるよう、ペガサス(Program for Educator in a Global Age for Soka University Students)・クラブというプログラムがあります。上級生の学生チューターが学びをサポートし、グローバル時代の教育者をめざす学生のためのものです。
ペガサス・クラブ
ペガサス(Program for Educator in a Global Age for Soka University Students)・クラブは、教育学部生が英語を徹底して学べる特訓の場であり、グローバル時代の教育者をめざす学生のためのプログラムです。
上級生の学生チューターが、学びをサポートします。同じような経験をし、乗り越えてきた先輩達だからこそ、教職の単位の履修、海外経験、教育実習や教員採用試験への不安、教員採用試験で求められる語学力への対応など、直面する独特な問題にも対応できるのが特徴です。
教育学部の外国語学習クラブです
外国語の習得をサポートし、学生が創価教育について外国語で発信する力を身につけるために、教育学部の中に主体的な学習の機会として、ペガサス・プログラムが設けられています。そして、その活動を行う団体がペガサス・クラブです。
先輩が激励、TOEICスコアアップを目指します
勉強会は自由参加。TOEICなどで高得点を取った先輩の激励を受けながら学習を進めます。教育学部の仲間とともに勉強できるので、緊張や不安がありません。
海外研修優先参加など特典あり
クラブのメンバーは、教育学部の海外研修に優先的に参加できます。さらに、TOEIC試験の準備として、模擬試験を何回でも無料で受けられること、多くの教材を無料で使用することができることなど、クラブ・メンバーにはさまざまな特典が与えられます。
ペガサス通信Vol.1 2021
ペガサスクラブの活動について紹介した「ペガサス通信」最新号です。
ペガサス通信Vol.1 2021 Close
卒業後の進路・取得できる資格
卒業後の進路・取得できる資格についてまとめています。
卒業後の進路・取得できる資格
卒業後の進路・取得できる資格についてまとめています。
教育学部全体の進路データ
教員になる学生のうち、半数近くを小学校教員が占めています。そのほかは民間会社への就職、大学院進学、留学と続き、多様な進路選択が可能となっています。2021年度卒業生は教員採用試験受験者の約7割が幼稚園・小学校・中高社会・中高英語教員採用試験に現役合格しました。
教員採用試験合格数
2021年度実施の教員採用試験では以下の地域に現役合格しております。
- 幼稚園教諭:東京都、神奈川県、千葉県、京都府、大阪府、兵庫県、長野県、札幌市
- 小学校教諭:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、新潟県、徳島県、愛知県、茨城県、横浜市、さいたま市、新潟市
- 特別支援学校教諭:静岡市
- 中学(社会):栃木県
- 中学(英語):岐阜県、名古屋市
- 高校(英語):栃木県
- 中高(英語):東京都
詳細は以下のページをご覧ください。
主な企業・公務員就職先一覧
2021年3月卒業生では、㈱ベネッセスタイルケア、イオンリテール㈱、㈱グローバルキッズ、㈱ケアリッツ・アンド・パートナーズ、㈱こどもの森、社会福祉法人横浜市社会福祉協議会、社会福祉法人聖友ホーム聖友乳児院、全酪フーズ㈱、㈱ニチイケアパレス、日本赤十字社、認定特定非営利活動法人フローレンス、㈱リクルートスタッフィング等に採用されております。
詳細は「就職実績」をご覧ください。
教職課程
教職課程全般についてご紹介しています(全学組織である教職キャリアセンターのページ)
教職キャリアセンターホームページ各学科の進路・資格情報
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(高野久美子教授インタビュー)
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