ダイバーシティ・インクルージョン
推進センター
ダイバーシティ・インクルージョン推進センターは、多様性と包摂性を重視し、平等な機会を促進する拠点です。異なるバックグラウンドや価値観を尊重し、すべてのメンバーが活躍できる環境づくりを推進します。トレーニングやイベントを通じて啓発し、キャンパス全体で包括的で公正な社会の構築に貢献します。
センター長あいさつ
すべての構成員が活躍することのできるキャンパスの構築
2014年4月に開設された「創価大学男女共同参画推進センター」を前身とする本センターは、2022年4月より、男女共同参画と多様性(ダイバーシティ)への対応が求められる現状をふまえて「ダイバーシティ・インクルージョン推進センター」と名称を変え、新たに出発しました。
「本学の構成員である教員、学生及び職員がそれぞれの特性を十分発揮しつつ、研究・教育活動を行い得る制度を構築し、そのために必要な事業を行うこと」(センター規程1条)を目的とし、2030年度に向けた新グランドデザインに掲げられた「ダイバーシティ:多様性のあるキャンパスの構築」に関する取り組みとして、①女性教員比率全学部20% ②女性職員比率40% ③女性管理職比率の目標設定と達成の3つのテーマに基づく事業計画を推進しています。
ダイバーシティ・インクルージョン推進センター センター長
安武 妙子/YASUTAKE Taeko
これまでセンターでは大学界における男女共同参画の進展状況に学びながら、本学のさらなる男女共同参画のあり方を検討し、多様性(ダイバーシティ)の時代にかなった、多様な個性・能力が尊重されるキャンパスの実現へと検討を重ねて参りました。男女共同参画社会の実現に向けた法人としての具体的な取り組みの一環として2016年には学内につばさ保育所が開所し、2023年度には大学院博士後期課程に進学する女子学生を対象に、「創価大学女子大学院生フェローシップ制度」が創設されました。
創立者は、牧口常三郎先生の創価教育思想を源流とする創価大学の基本理念の根底には、「万人に尊極の「仏」を見る、生命の尊厳と平等」という仏法の人間主義の哲理がある(「新・人間革命」第15巻 32ページ)と述べられています。全ての人が、性別、国籍、年齢といった差異による不利益を被ることがなく、尊重される、というダイバーシティ・インクルージョンの理念はまさしく創価大学に脈打つヒューマニズムの精神でもあります。全ての構成員がそれぞれの特性を発揮し、お互いに尊重し合いながら学び働くことのできるキャンパスの構築に向け、学生・教職員の皆様と一体となって取り組んでまいります。