理工学部金子朋子教授が第20回「情報セキュリティ文化賞」を受賞

情報セキュリティ文化賞の受賞者と共に(金子教授左から5人目)

 理工学部情報システム工学科金子朋子教授が、情報セキュリティ大学院大学第20回「情報セキュリティ文化賞」を受賞しました。

 情報セキュリティ文化賞は、情報セキュリティ大学院大学が、2005年2月に国の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じ、情報セキュリティの高度化に寄与することを目的に制定したもので、この度で20回目となります。授賞式は、3月15日に東京ビックサイトにて開催された「SECURITY SHOW 2024」(主催:日本経済新聞社)にて行われ、金子教授の他に4名の方が受賞されました。
 

 金子教授は、情報セキュリティ分野を専門としており、前職の株式会社NTT データ在籍時に安全分析技術のセキュリティへの応用研究やセーフティとセキュリティの統合的アプローチでAI、IoT 時代のシステム安全、セキュリティ・バイ・デザイン等の研究をされ、産官学での豊富な業務業績と研究業績を残されたことが高く評価されました。
 

 金子教授は、「教員として着任してから1年近くが経ちました。これからはさらにITシステムの安全性について教育に励み、学生を育成していきます。また、この受賞に恥じない研究と社会への貢献に今後も励んでいきたいと思います。」と力強く抱負を述べられました。

トルフィーが授与される金子教授
受賞記念講演会(パネル討論)での金子教授(壇上左から2人目)

教授

金子 朋子

カネコ トモコ

専門分野

情報セキュリティ、システム安全、ソフトウェア統一理論

研究テーマ

(1)社会技術システムのセーフティ&セキュリティ
(2)システム理論・レジリエンスエンジニアリングによるリスク・事故分析
(3)囲碁不敗のアルゴリズムと動体制御AI基盤
(4)生命作用のモデル化によるソフトウェア統一理論と自動生成(ソフト工場)
(5)同期型意思決定インテリジェンス

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