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2023/01/04

2023年新年のご挨拶 理事長 田代康則

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

平素より創価大学・創価女子短期大学の発展のために多大なるご尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
1月2日、3日に開催された「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)」に創価大学陸上競技部駅伝部が4年連続6回目の出場を果たしました。全217.1キロを10人の選手が一丸となって走り抜き、総合8位の結果で4年連続シード権獲得という新たな歴史を築いてくれました。
選手の活躍をはじめとして、サポートスタッフやテレビの前から熱い声援を送ってくださった多くの皆様に心から御礼を申し上げます。選手たちは、この経験を生かし、次の目標に向って出発しました。どうか今後とも応援をよろしくお願いいたします。なお、今回の箱根駅伝出場に際し、多くの皆様から多大なご支援を賜り、誠にありがとうございました。

創価大学は開学以来、創立者池田大作先生が示された建学の精神を根本に、学生第一の理念のもと価値創造を実践する「世界市民」の育成に力を注いでまいりました。これまで時代の変化を捉え、学部・学科の設置や改編等を行い、開学時の3学部から現在では8学部・大学院5研究科・専門職大学院2研究科・通信教育部4学部・女子短期大学を擁する総合大学へと発展し、卒業生は大学(通信教育部含む)・短期大学を合わせて10万人を超えました。

昨年は2021年に迎えた創立50周年記念事業の掉尾を飾るイベントとして、第1回目となる「世界市民教育シンポジウム」を本学キャンパスで開催しました。“Restoring Learning to Daily Living: Global Citizenship and John Dewey”(学びを生活に取り戻す――世界市民とジョン・デューイ)とのテーマのもと、世界25カ国・地域から約170名の研究者が参加し、新たなネットワークの形成をはじめ、世界市民教育の拠点構築に向けた大きな一歩を記すことができました。

同シンポジウムをはじめ展示・刊行物など様々な記念事業が推進できたのは、「創価大学創立50周年・創価女子短期大学開学35周年記念寄付事業」にご賛同いただいた、創友会、短大白鳥会、会友会の皆様ならびに支援者の方々の尊きご支援のおかげです。心より御礼を申し上げます。ご寄付をいただいた皆様のご芳名は、中央教育棟に設置した「創価大学寄付者電子銘板」に掲載させていただいております。

昨年は、ほぼすべての授業や課外活動が対面での実施となり、学生は活気ある賑やかなキャンパスで切磋琢磨しながら伸び伸びと学んでいます。このように学生が安心して学べる環境を整えることができるのも、給付型奨学金の充実、一人暮らしの学生への食料品や生活用品の提供といった皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

本年も創価大学は「Soka University Grand Design 2021-2030」、創価女子短期大学「短大中期計画2021-2025」を改革の旗印に、理想のキャンパスを目指し、これからも邁進していく所存でございます。
結びに、新しい年のはじめにあたり、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

2023年1月 学校法人創価大学理事長 田代康則
ページ公開日:2023/01/04