５月17日（水）、本学伝統の新入生研修「フレッシュマンズキャンプ」を、４年ぶりに都内ホテルにて開催しました。

この研修では、建学の三指針を学び、学問研鑽への意識を高め、学生相互の交流を通して信頼と友情の人間関係を築くことを目的とし、毎年開催されてきました。コロナ禍により、学外での実施は4年ぶりとなりましたが、これまで行ってきた宿泊型の研修から一日研修に変更し、ディスカッションを多く設けた充実の内容として生まれ変わりました。当日は、晴天に恵まれ緑豊かな一流ホテルで、水元学長、短大教職員の代表らが参加し、新入生にとって心を豊かにする研修となりました。

研修の第１部では、開学20周年記念のビデオ上映のあと、川島学生部長による挨拶があり、2023年度入学式に創立者より送られたメッセージを通して「何のために短大で学ぶのか、苦労することにあえて挑戦し、耐え抜くなかで自身の成長がある」と語られました。その後、水元学長から挨拶があり、建学の指針を通して「知識イコール幸福ではなく、短大の中で見識を広め自己の信条を築き上げることで、知識を応用する知性を身につけていくことが出来る」との話がありました。
創価女子短期大学歌「誉れの青春」斉唱後、ランチ休憩。ホテル特製のカレーブッフェに、緊張感も和らぎ、楽しくにぎやかに昼食をとり、庭園を散策する学生もいました。

午後からは研修の第２部として、グループに分かれてのディスカッションを行いました。１2グループそれぞれに本学教員が担当して参加し、『創立の精神を学ぶ』をもとに、「建学の指針に掲げられた“知性と福徳ある女性”とはどのような女性か」「建学の指針に適う女性を目指し、どのような短大生活を送るか」とのテーマで意見を交わし合いました。
休憩をはさみ、他のグループとの意見交換を終え、夜はお待ちかねのディナー会場へ。石井副学長による乾杯の挨拶のあと、ホテル関係者によるテーブルマナー講習を、素敵なフランス料理をいただきながら受講しました。最後に水元学長から挨拶があり、研修は終了しました。

参加した学生からは次のような声が寄せられました。
「ここまで支えてくれた両親に親孝行していきたい。そのために、短大で何を学ぶのか、学んだことを将来どのように活かしていくのか。これからの短大生活で深めていきたい」「建学の指針にある福徳ゆたかな人になれるよう、自分のことも周りの人のことも大切にできる、芯の強いしなやかな女性に成長していきたい」「フレッシュマンズキャンプを終え、私たちは新入生ではなく“短大生の一員”となる自覚に立てた。これからは、学生としての意識を持ち、責任感を持って勉学に励み、挑戦の日々を過ごしていきたい」「英語力を磨き、短大の2年間で凝縮された学びを受け、全て自分の力に変えていきたい」