Vol.6

梶田真理さん

・ 卒業年度・入学期:2012年度卒・27期
・ 所属学科:英語コミュニケーション学科
・ 勤務先等:キンドリルジャパン株式会社

創価女子短期大学とわたし

短大開学40周年、おめでとうございます。これまでの40年間、創立者、教職員の皆様と短大生が一丸となって、世界一の女性教育の城を目指すとの想いで女性リーダーの輩出をしてきたことに、心から敬意を表します。

私は短大卒業後、創価大学文学部への編入学を経て、日本アイ・ビー・エムに入社しました。現在は「社会成長の生命線」として、IT基盤の構築と運用サービスを提供するキンドリルジャパンへ転籍し、日本とインド支社の協業をリードする仕事に従事しています。
ここ数年間、海外で開かれた国際学会にて自身がチームでリードした業務・組織改善についての論文を発表し、大型案件を締結した社員に贈られる賞と社長賞をいただくなど、日頃の業務を評価していただきました。
本年1月より、会社で2人目、そして「女性初」となるインドへの赴任生活が始まりました。インドとの協業プログラムの全体的な進行を管理するプログラムマネージャーとして、現地と日本のメンバーの連携を図る試行錯誤の毎日です。

短大を志す前までは、友人と遊び、部活のダンスばかり明け暮れる日々でしたが、短大を訪問した折に、2年間で4年分の学びをしようと切磋琢磨し、輝く短大生の姿に感激。そこから短大を志すようになり、受験勉強に励み、短大の精神について学び始めたのが原点になっています。
入学後は、アメリカ創価大学への短期留学プログラムに参加し、現地の学生と共に優秀な短大生に触れる中で、創立者の仰せ通り短大2年間は徹して勉学に励もうと決意しました。日々の授業や研鑽に加え、全国から集った短大生との友情と「世界で有為で聡明な女性リーダーになる」との誓いを立てられたのが、一生涯にわたる大きな財産です。「君の舞台は世界だ」と繰り返し訴えてくださった創立者に感謝でいっぱいです。

創立者は、2002年短大特別講義の中で、女性リーダーのあり方を通し、「生涯、わが理想を求めて生きる人は、どんなに年をとっていても、心は永遠に青年です」と教えてくださいました。短大生、短大白鳥会の皆様、これからも大いなる理想をかかげて、自分自身と短大の未来永劫に渡る歴史を、共に、築き続けてまいりましょう!

職場の同僚と(写真中央:梶田さん)
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