人材育成・社会貢献
本学は、“2年間で4年制以上の実力を”との思いで、一人ひとりが自分らしく輝く土台を作り、自身の未来を拓くことができる教育に取り組んでいます。
特に「輝く女性の育成」と「SDGs」の推進に力を入れて取り組んでいます。
輝く女性育成推進
女性がもっと輝く時代・社会へ
本学は、「女性教育」にこれまでも力を入れて取り組んできましたが、いよいよ、本年からは、開学40周年に向けて「あなたが輝く未来を拓く」とのテーマで、更に「輝く女性育成の推進」に力を入れてと取り組むことになりました。
短大2年間を通して、「あなたが、自分らしく輝く」土台を作り、みなさん自身の未来を拓いていってもらいたい。そして、更には、「女性がもっと輝いていく」時代・社会を拓いていって頂きたいとの思いを込めています。
具体的には、まず次の3つについて、重点的に取り組んでいきます。
1つめには、授業やSLSセミナーを中心に、「女性としての生き方や働き方」を学ぶ機会を充実させていきます。
短大の授業科目には、地球市民教養科目を中心に女性の視点から学べる科目が多くあります。また、課外の時間にもSLS(Student Life Support)セミナーで、女性として身に付けたい教養を学ぶ機会があります。今年はこれまで以上に充実させることを考えています。また、授業カリキュラム見直し、充実も図っていきます。
2つめには、企画セミナーを中心に、「これからの社会と女性の活躍について考える」機会を提供していきます。グローバル化、情報化、様々な困難への対応と、社会は、時代は大きく変化しています。この激動の社会においてこそ、女性の持つ豊かな感性、平和と調和、生命尊厳の精神、そして、価値創造力が求められています。企画セミナーでは、社会の第一線で活躍している方に来て頂いて、社会の実情を踏まえながら、これから活躍する女性に必要な知見を学ぶことができ、将来を意識しながら充実した短大生活を送っていけるようにしていきます。
3つめには、これまで短大生に頂いてきた「創立者の講義・メッセージ・スピーチから女性の生き方を学ぶ」機会を拡充していきます。1年次の教養講座では、「キュリー夫人、鄧穎超」、また、小説「女の一生」を通して学んできましたが、その他にも、創立者が、語ってくださった女性には、「ローザパークス女史」「ルーズベルト夫人」「ヘンダーソン女史」等々、数多くの方がいます。その方々についての講義を学ぶ機会を推進していくと共に冊子の制作も視野に入れて、学生の皆さんと力を合わせて、取り組んでいきたいと思います。
創立者池田先生は、「21世紀は「女性の世紀」。これは、私の人生を貫いてきた信念です。(中略)今こそ、女性の持つ豊かな力が求められると確信します。偉大な女性リーダーが陸続と育つならば、人類社会はもっと人間性にあふれた平和と調和の社会、生命尊厳の精神が輝く社会へと発展していくに違いありません。」と仰ってくださっています。
開学40周年に向けて、短大女性教育の新たな歴史を築いていきたいと思います。
TOPICS(セミナー)
TOPICS(勉強会)
TOPICS(その他)
創価女子短期大学×SDGs
社会課題への解決に向けた人材育成の取り組み。
学長挨拶
創価女子短期大学は、2015年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)について、持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットの達成に向けた教育・研究を推進します。このSDGsの根本理念は、「誰ひとり取り残さない」(No one will be left behind)にあります。
本学の創立者池田大作先生は、1996年コロンビア大学ティーチャーズカレッジで「『地球市民』教育への一考察」をテーマに講演され、地球的課題を自覚させる教育を念願され、具体的に「平和・環境・開発・人権」の四項目を挙げられました。2000年に国連でミレニアム開発目標(MDGs)が発表された後、2003年、本学で新カリキュラム「地球市民教養科目」を設置し、地球的課題を「平和」「環境」「開発」「人権」の4つの視点から学び、「人類の幸福と平和を創造する地球市民の育成」をスローガンに掲げました。そして、建学の指針を胸に社会で活躍できる人材育成を目指し、これまで1万2,000人を超える卒業生を輩出してきました。
SDGsという言葉だけをみると、2015年以降に何かを始めたような印象をお持ちかもしれません。しかしながら、本学は、開学当初から社会課題への解決に向けた人材育成の取り組みを行ってきており、以前からの取り組みをスプリングボード(跳躍台)として、更にSDGsの達成に向けて貢献していきます。
創価女子短期大学のSDGsへの取り組み
教育面では、短大入学1年次春学期に全員が受講する「基礎ゼミナール」において、「これからの社会を考える」をテーマに、SDGsの様々な分野を学習します。その上で、1年次秋学期以降も、地球市民教養科目を中心に、学びの先に自らの未来を描くことができるようにSDGsについて学びを深めていきます。2年次には、ゼミナールで実践的な学びを行い、SDGsを「他人事」ではなく「自分事」と捉える機会を提供していきます。具体的には、大学コンソーシアム八王子の学生発表会等の機会を活用し、自治体とも連携し、社会課題解決への提案を行います。
短大独自の取り組みとしては、ICT教育の充実を図ると共に、授業時等のデジタルデータ配信による紙の使用枚数の大幅削減、ボランティア部によるエコ活動、学内のウォーターサーバー設置など、SDGsの各ゴールの達成に向けて貢献していきます。 “Think globally, act locally.”(世界視野で考えて、ローカルに行動する)とあるように、短大生が身近なところから行動し、環境や人権など世界的な課題に思いを寄せる人材へと成長できるように、大学としてもSDGsの実践を行っていきます。
創立者池田先生は、「大学こそ問題解決のための英知を結集し、新しいアプローチを育む揺籃であり、時代変革への力強いエネルギーは青年、なかんずく学生たちから生まれると確信する」と仰ってくださっています。
開学40周年に向けて、また、2030年SDGsの達成を目指し、本学は新たな歴史を築いていきたいと思います。
TOPICS(創価女子短期大学×SDGs)
TOPICS(大学コンソーシアム八王子 学生発表会)
TOPICS(学生の活躍)
TOPICS(その他)
SDGs関連リンク集
Next 創短!2024
2024年4月、新プロジェクト【Next 創短!2024】を開始!3つの取組みで短大は新たに生まれ変わります。