11月1日（水）、本学の「輝く女性育成推進」が企画するセミナー（Student Life Supportセミナーと共催）を、200番教室をメイン会場としてオンラインも併用して開催しました。今回は、創価大学理工学部の金子 朋子教授を講師に迎え、「女性活躍社会と自分らしい働き方」とのテーマで講演いただきました。当日は、現役短大生をはじめ短大卒業生等約200名の方が参加しました。

講演では、金子氏の現在につながる情報セキュリティやAI研究との出会いについてそれぞれのライフステージでの夢とともに語られました。また、株式会社NTTデータでの勤務と子育て、博士号の取得に向けた大学院での学びとの両立、IPA（情報処理推進機構）研究員として国家プロジェクトに参加された経験を当時の思いとあわせて語られました。

講演の後半では、テレワークの社内制度化に向けて奮闘された経験などを通し、困難な状況に負けず、環境を変えるための行動を起こしたこと、お世話になってきた人や社会への恩返しとの思いで諦めずに取り組んできたことで、自分らしい働き方・生き方を確立し、自身の夢を叶えてきたことが語られました。

終了後の質疑応答では、困難に直面した時の乗り越え方について語られ、自分でたてた誓いを果たしゆくために諦めずに挑み続けてほしいとのエールを送られました。

参加者から寄せられた感想の一部を紹介します。

• 女性でも強い想いや立ち返る原点があれば、仕事が大変で挫けそうであっても、子育てをしていても、やりたいことを全力でやることができるのだと思いました。これから女性として生きていく中で、自分がやりたいことを後悔のないようにできるような人生にしたいと思います！（現役短大生）
• 将来に漠然と大きな不安がありましたが、人生100年時代であると改めて気づけたことで「まだあと80年もあるんだ。なんでもできる！」と思えました。就職先が決まったものの正解の道なのかわからず、やりたいことが見えなくなっていましたが、「決意したことを諦めずに今、叶えたい夢を全て叶えよう！」と思いました。たくさんのことを両立することは簡単ではないけれど、私は短大で原点を築き、何事にも負けない強い心を持ち輝く女性に成長していきたいです。本日はありがとうございました！（現役短大生）
• 大変な環境の中で、社会の為、未来に続く女性の社会進出の為にと道を切り開いてこられた行動力に感動しました。私も、今居る場所で、地道に頑張っていこうと勇気をもらいました。（短大卒業生）