8月1日(木)に、本学の青野ゼミの学生が北原リハビリテーション病院(八王子市左入町)を訪問し、介護現場などを視察しながら、SDGsに関する意見交換を行いました。

本学の青野ゼミでは、昨年6月、東京都が実施する「都民による事業提案制度(都民提案)」を活用して「介護の魅力PR事業」を応募し、東京都の2024年度予算編成において「長寿社会の実現」を図るものとして5,700万円の予算案が盛り込まれました。東京都では、都民の4人に一人が65歳以上の高齢者になる「超高齢化社会」が到来することが見込まれています。青野ゼミでは、昨年に引き続き、この社会課題を継続的に研究する一環として、地元の北原リハビリテーション病院の協力を得て、介護現場の現地視察及び意見交換の機会をいただきました。

当日は、介護職の現場での苦労話や患者さんへの対応などについて質疑応答・意見交換を行い、介護職の魅力をPRするための学びを深める機会となりました。また、病院内を視察することで、介護現場を知る良い機会となりました。本学学生からは、都民提案(介護の魅力PR事業)の提案内容や背景などを説明し、双方の活動について理解を深めることができました。

参加した短大生からは、「介護という場所をあまり訪れたことがなかったため、どのようなものかと思っていたのですが、どうやって体を動かせるかという患者さん優先で動いて、改めて介護という仕事が重要か思い知りました」「今後も介護の魅力をPRするために必要なことを学び深めていきたいです」「この経験を踏まえて、八王子の街づくりの提案に活かしていきたいです」などの声が寄せられました。