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2021/08/27

第2回「偉人に学ぶ女性の生き方」ワークショップを開催しました

8月26日、輝く女性育成推進企画『偉人に学ぶ女性の生き方-創立者の語らいより』のワークショップ 第2回「ローザ・パークス女史」を開催しました。

アメリカの“公民権運動の母”と呼ばれる「ローザ・パークス女史」。今回のワークショップでは、歴史に輝く偉人ローザ・パークス女史の生涯について、そして本学創立者との歴史、また短大生との交流の歴史について学び語らいました。

その歴史の一端は次の通りです。
【1992年12月】
パークス女史が人権セミナーの講師としてSULA(アメリカ創価大学ロサンゼルス分校、当時)に訪問。講演会終了後、語学研修中の創価女子短期大学生との懇談会が行われた。
パークス女史はこの懇談を喜んで下さり、「彼女たちとの出会いは私の一生における新しい時代の始まりを象徴するように思えてならない。青年の存在は、国境を越えた人権尊重の運動を、未来へと開く希望です」(引用:1993年2月1日付け聖教新聞3面)と語られた。
【1993年1月】
SULAに来学中の創立者池田先生のもとにパークス女史が訪問され、『ローザ・パークス人道賞』を創立者に贈られた。
その際の対談において、パークス女史は「きょう(池田SGI)会長にお会いしたことによって、「世界平和」への活動という新しい側面が、私の人生に開けてきたような気がします。私は「平和」につくしたい。世界平和のために、会長と共に旅立ちたいのです。」(引用:同)と語られた。また、池田先生はパークス女史に「ぜひ日本へおいでください。特に、女子短大生が真心込めて、お待ち申し上げます。」(引用:同)と話された。
【1994年5月】
ローザ・パークス女史が来日され、創価大学・創価女子短期大学を訪問、講演会が開催された。
講演では、「ぜひとも、皆さま方とマーチン・ルーサー・キング博士の『ウィ・シャル・オーバーカム(私たちは勝利する)』という言葉を、本日から実現すべく頑張って参りたいと思います」(引用:1994年5月13日付け聖教新聞3面)と語られた。

今回のワークショップは、事前に勉強会を2回開催し、そこで学び深めた学生有志が発表する形式で開催しました。発表項目と担当者は次の通りです。

①「ローザ・パークス女史の生涯」(担当:池田久美子さん、井上朋香さん)
②「創立者池田先生とローザ・パークス女史との歴史」(担当:倉知紀恵さん)
③「創立者との対談内容(1993年2月)について」(担当:内莉子さん、田代みらいさん)
④「創価大学・短大での講演(1994年5月)について」(担当:大音日香里さん、土屋香那子さん)
発表を担当した学生は、書籍や当時の新聞などを学び、ワークショップに参加される方に分かりやすく伝えられるように、また感じた思いをしっかり伝えられるように準備し、発表されました。

発表後には、少人数のグループに分かれてディスカッションを行い、参加した学生、教員、職員が共に語らうことができ、充実したワークショップとなりました。

参加者の声の一部を紹介します。
・ワークショップを通して、ローザ・パークスさんの思いや歴史などを知ることができました。その中で、自分の信念を貫いておられたパークスさんを見習い、私も信念を持ち、自ら行動に移せるようになりたいと思いました。今回、ローザ・パークスさんについて学ぶことができて本当に良かったです。
・ローザパークスさんについて学べただけでなく、人生の生き方についても学べるワークショップだったと思います。「互いの相違を受け入れ、互いの共通点を見つけるということ」を生活の中で意識してみたいと思いました。また、ローザパークスさんと創立者の出会いについて学び、パークスさん、創立者の心の温かさを改めて感じることができました。
 
ページ公開日:2021/08/27