東京都庁を訪問し、介護問題について意見交換をしました
12月5日、本学の青野ゼミの学生が東京都庁(福祉局)を訪問し、介護問題について意見交換をしました。
本学の青野ゼミでは、昨年6月、東京都が実施する「都民による事業提案制度(都民提案)」を活用して「介護の魅力PR事業」を応募し、東京都の2024年度予算編成において「長寿社会の実現」を図るものとして5,700万円の予算案が盛り込まれました。東京都では、都民の4人に一人が65歳以上の高齢者になる「超高齢化社会」が到来することが見込まれています。青野ゼミでは、昨年に引き続き、この社会課題を継続的に研究する一環として、今年度実施された「介護の魅力PR事業」についてインタビューをすると共に、介護問題について意見交換をするために東京都福祉局を訪問しました。
東京都(福祉局)では、介護の魅力PR事業において、11月11日(介護の日)を中心に、都内の主要駅で介護の魅力をPRする動画を配信したり、ポスターを設置するなどの事業が行われました。短大生との意見交換を通じて、介護人材の不足に関して、福祉、教育、行政など様々な面から学ぶことができ、今後の研究活動を深めていく上で非常に有意義な機会となりました。
参加した短大生からは「去年の先輩方が提案した内容が事業化し、多くの介護職、関係者の方が明るく前向きな気持ちになっていることを知って嬉しかったです。私たちも介護という必要不可欠で大切なものにしっかり目を向けて、これから先、生きていこうと思います。」という声が寄せられました。