６月29日（水）、本学の「輝く女性育成推進」が企画するセミナー（Student Life Supportセミナーと共催）を、200番教室をメイン会場としてオンラインも併用して開催しました。今回は、本年４月より静岡県掛川市の副市長を務める石川 紀子氏を講師に迎え、「これからの社会と働き方～自分らしいキャリアを実現するために～」とのテーマで講演いただきました。当日は、現役短大生をはじめ短大卒業生等約200名の方が参加しました。

講演では、前職で「企業変革」「共創文化醸成」に取り組む中で、“誰もが自分らしく輝ける”社会を目指し、同じ志や思いをもつ仲間と励まし合ってきた経験を紹介。そして、ぶれない軸を持ち続け、使命感に燃えて真摯にチャレンジを続ける中で、掛川市副市長の公募に挑戦されたことが語られました。

また、自身のキャリアを振り返り、８割は想定外のことであるが、自分らしくチャレンジし続ければ、チャンスが広がり未来は拓けていくことを力説。

これからの働き方は、さらに多様化されていくからこそ自由な選択が可能になる。「何のため」という軸をもち、繋がりやコミュニティを大切にしてほしいと語られました。更に、創価女子短期大学には、現状の問題解決だけではなくビジョンを描いた「未来志向」の対話を広げ、何にでもチャレンジでき、失敗できる場がある。自分らしく、好きなこと、実現したいことに取り組み、あなたが輝く未来を拓いていってほしい。と、渾身の励ましが送られました。
講演会終了後は、希望する学生と懇談会を行い、時間いっぱいまで語らいが広がりました。

参加した学生から寄せられた感想の一部を紹介します。

「対話やコミュニケーションが社会において重要なことを、講師のお話から学ぶことができました。今、こうして短大であらゆる人と対話できる場所にいることに、改めて恵まれていると感じました。社会人になるまであと少し、短大生活でたくさんの人と関わり、助け合い、いろんなことに挑戦していこうと思いました」（短大現役生）

「講師の方が生き生きと楽しそうに話される姿がとても印象的でした。一番心に残ったことは、キャリアは思いがけないことから築かれ、それを楽しんでいくことが大事という点です。

短大卒業時に立てた誓いから、かけ離れた社会人の自分の姿に落胆し、自信を失うことが多くありましたが、今日のお話を伺い、その経験こそが自分にとってかけがえのないものだったと思うことができました。

いろいろな経験を糧にして、社会で役に立てるように日々行動していきたいと思います」（短大卒業生）