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2022/11/07

大門 小百合 氏(ジャーナリスト、元ジャパンタイムズ編集局長)に講演頂きました

 11月2日(水)、本学の「輝く女性育成推進」が企画するセミナー(Student Life Supportセミナーと共催)を、200番教室をメイン会場としてオンラインも併用して開催しました。今回は、日本を代表する英字新聞「The Japan Times」の編集局長として世界に情報発信をして来られ、現在フリージャーナリストとして活躍されている大門 小百合 氏を講師に迎え、「グローバル社会に羽ばたけ!」とのテーマで講演頂きました。本講演会は、現役短大生を対象に対面で開催しましたが、短大卒業生等にもオンライン公開し、全体で約250名が参加しました。

 講演では、グローバル社会を生きる女性として、どのような力を身につけておくことが、自分らしいキャリアの実現に繋がるか。ジャパンタイムズの記者として、女性の豊かな力を生かしながら、信頼のネットワークを紡ぎ、編集局長も勤めて来られた経験を、短大生の未来に、温かく背中を押すように語りかけられました。

 具体的には、ハーバード大学への留学時に世界のジャーナリストと学ぶ中で、命をかけて声なき声を聴き発信する記者の思いに触発されたこと、研究員としてサウジアラビア社会に接する中で、様々な場面で活躍する女性の存在を知れたことなど、大門さんが経験されたエピソードが紹介されました。

 また、子育てをしながら報道部長を務めた時に実行した働き方改革の経験、メディアに女性の視点が入ることで、見過ごされていた問題にも光を当てられるなど、報道内容に多様性がでたことなどが語られました。最後に、社会の中で自分の価値を見つけるために、興味のあることに挑戦していこうと、短大生に温かいエールが送られました。

参加した学生から寄せられた感想の一部を紹介します。
〇大門さんの講演から、女性としての生き方、社会に出る前の学生時代にやっておくべきことを自分に置き換えて考えることができました。
〇本日は、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。講義の中で話して下さった内容全て、本当に感動しました。その中でも、一番心の残ったことは、社会に出ても沢山のことに挑戦していくことの大切さです。大門さんは、ハーバード大学への留学、国会担当に一人で臨む、報道部長を任されるなど、沢山の挑戦をされており、本当にすごいなと心から思いました。また、挑戦をされていく中で、出会いや学ぶことが沢山あられたのだなとも感じました。私も残りの短大生活で、資格取得や委員会活動など、できることは全て挑戦し、自分の価値観を見つけたり、自分の中にある世界を広げていきたいと思います。
参加した卒業生から寄せられた感想の一部を紹介します。
〇記者という元々男性中心だった社会の中で、信頼と実績を積まれた大門さんの言葉は、とても心に突き刺さるものがありました。
〇大変勇気づけられました。大門さんの人格があるからこそ、良い人々に恵まれるのだと感じました。優しく聡明な話し方からも、周囲を包み込むリーダーのあるべき姿を感じました。
ページ公開日:2022/11/07