Vol.17

三宅京子さん(旧姓:新海)

・ 卒業年度・入学期:2004年度卒・19期
・ 所属学科:英語科
・ 勤務先等:トヨタ自動車販売店

創価女子短期大学とわたし

短大開学40周年おめでとうございます。

小学生の頃、創立者と初めてお会いする機会があり、その時『必ず創立者の元で学ぶ』と決意し、短大へ入学いたしました。
創立者の「たとえ諸君が、自分で自分をだめだと思っても私はそうは思わない。全員が使命の人であることを疑わない。だれが諸君をばかにしようと、私は諸君を尊敬する。諸君を信じる」とのお言葉や幾度もの激励に触れ、日々奮起したことを今でも鮮明に覚えています。

私は短大2年間を人生の糧とし、車を通じて地域社会へ貢献できる人材へとの決意のもと、短大卒業後は地元愛知のトヨタ自動車販売店へ総合職として入社し、店舗でのお客様対応に従事してまいりました。
4人目の育児休業復帰を機に本社営業部の異動を経て、現在サービス推進部のコールセンター管理者として、また店舗改善や企業の窓口としての対応、外国人メカニックの教育プログラムの企画推進など多岐に渡る分野に真摯に向き合う中、この勤続20年の節目に2度目の優秀社員賞を拝受することとなりました。短大時代に、どんな時でも誠実に対応することや地域社会への貢献の重要性を学んだことが企業理念に通じており、誰が見ていなくても誠心・誠意・誠実を貫く姿勢を培うことができたと確信します。

家事育児と仕事に邁進する中で社内でも育休復帰をする女性社員や男性の育休取得者も増え、また今年度より子ども3人までの対象であった家族手当が子ども4人までと拡大し大きな改革の一歩となりました。これからも雇用体系の変革の一端を担う存在となれるよう、働く女性や母たちの声に心を寄せながら誰もが自分らしく働ける環境づくりにも率先して挑戦してまいります。

 

永遠の姉妹たちへ
挑戦を続けていけば、誰もが自由に自分の決めた人生を力強く歩むことができるということを忘れないでください。大変な時も、この苦悩や経験がいつか誰かの支えになる時が必ず来ると思うと、底知れぬ力が湧いてくるのです。誇り高く聡明な女性の皆様、共にたゆまぬ研鑽を続けていきましょう。

創価女子短期大学とわたし

感想大募集!

読者の皆様より、「創価女子短期大学とわたし」を読んだ感想を募集しています。
ぜひ以下のフォームより皆様のお声をお寄せください(詳細はフォームをご確認ください)。

Share