Vol.18

谷薫さん

・ 卒業年度・入学期:1993年度卒・8期
・ 所属学科:英語科
・ 勤務先等:関西圏内インターナショナルスクール

創価女子短期大学とわたし

創価女子短期大学開学40周年、誠におめでとうございます。人生の原点となっている黄金の2年間を創って下さった創立者池田先生・奥様をはじめ、教職員の皆さまに心より感謝申し上げます。

私は現在、関西圏内のインターナショナルスクールに勤務し、多国籍職員の異文化理解に努めながら、英語を使って、心身共に最も重要な時期である子どもたちに保育/教育活動を行っています。短大時代に学んだ人間教育を実践する中、昨年度は担当した17名が卒園し、有難いことに保護者の方々より感謝の言葉を数多くいただきました。現在は4歳児担任として共に成長の日々を過ごしています。

私は英語科・留学コース(当時)に入学後、9月から12月を創価大学ロサンゼルス分校・SULA(現・アメリカ創価大学)で過ごしました。人権セミナーではローザパークス女史との語らいの機会に恵まれ、心強き女性の生き方を学びました。帰国後は自己開拓で商社に内定しましたが、語学とは無縁の仕事に落胆していたところ、卒業式で「『創価』とは『無限の希望』の異名である。ゆえに、少しも悲観してはならない」と創立者が激励して下さり、キュリー夫人のように学びゆく人生を誓いました。
その誓いを貫き、働きながら通信教育で大学を卒業し、幼稚園教諭一種免許を取得。その後、秘書の仕事を通して秘書検定1級を取得すると、海外からの招聘客のお世話係となり、短大で学んだ真心のおもてなしで多くのお客様に喜んでいただくことが出来ました。外資系商社に転職した後にはビジネス英語の資格を取得し、コロナ禍で勤務時間が短縮されると、幼稚園とのWワークをしながら保育士免許を取得し現在の職場を勝ち取りました。世界をテーマに学ぶ子どもたちと関わる日々にあって、SULAでの経験が活きています。

短大生の皆さん、鍛えの日々が花開く時は必ずやってきます。家族への感謝と成長を待って下さっている創立者への恩を忘れず「さぁ、いよいよこれからだ!」との思いで日々前進してまいりましょう。 

職場の同僚と

創価女子短期大学とわたし

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