Vol.19

中村有紀子 さん(旧姓:目黒)

・ 卒業年度・入学期:2005年度卒・20期
・ 所属学科:英語コミュニケーション学科
・ 勤務先等:日本キヤリア株式会社(旧・東芝キヤリア株式会社)

創価女子短期大学とわたし

創価女子短期大学開学40周年、誠におめでとうございます。日本から世界へと羽ばたき続けている短大姉妹の大連帯を想うと胸が躍ります。誉れの20期生として過ごした青春二歳が私の原点です。

私にとって、短大在学中に参加したアメリカ創価大学(SUA)短期留学プログラムが将来の夢の扉を開くきっかけとなりました。SUAでは世界中の環境・人権・平和問題等について英語で考え、真剣に意見を交わし合いました。さらに、現地で出会ったChinese Americanの方々や東南アジア・台湾からの大学院生との出会いは、“中国語を話せるようになれば世界の1/4の人たちと話せる”という言葉を実感し、高校で学んだ中国語をさらに学びたいと思うようになりました。
中国華中師範大学から創立者へ177番目となる名誉学術称号授与式に短大生の代表として参加した際、創立者より『“日中友好の人材に!”せっかく中国語を学んでいるなら中国に留学してね“』と声を掛けていただいたことがきっかけで、創大編入後は中国吉林大学への留学も経験しました。

「英語と中国語を使って世界を舞台に働きたい!」という思いから、卒業後は東芝キヤリア(現・日本キヤリア)株式会社に海外営業として入社。タイや中国への長期出張等を通じて現地のスタッフと共に世界中の顧客や市場を開拓することができました。悩みながらも職場で実績を積む中で、創大生第1号として入社した会社に後輩が陸続と入社し、有難いことに短大のキャリアサポートにも携わらせていただきました。5年間の不妊治療や夫の海外駐在に帯同した中東・イランでの生活など、弱い自分と向き合わなければいけない孤独な日々の中で何度も心が折れそうになりましたが、その度に創立者と交わした約束を思い出し短大スピリットで乗り越えてきました。

現在は地元・埼玉の地で3児の母として子育てと仕事の両立に挑戦の日々を送っています。働く女性として、母として、まだまだ未熟な自分ではありますが、20期卒業委員長の時に創立者からいただいた短大歌「誉れの青春」を歌いながら朗らかに前進して参ります!

最後に、心から尊敬する大好きな短大姉妹の皆様!どんな時も創立者の生命の愛娘として、今いる場所で報恩感謝の使命の道を共々に歩んでまいりましょう!!

タイの現地スタッフのみなさんと(左から2番目:中村さん)

創価女子短期大学とわたし

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