田部奈津美さん
・ 卒業年度・入学期:1987年度卒・2期
・ 所属学科:経営学科
・ 勤務先等:株式会社山陰合同銀行 出雲個人ローンセンター
創価女子短期大学とわたし
創価女子短期大学開学40周年おめでとうございます。
現在私は山陰合同銀行出雲個人ローンセンターで16名の部下をまとめるセンター長として勤務しています。土日出勤も多く忙しい日々ですが、お客様の夢をかなえるためにニーズに沿った商品のご案内をしています。
1986年2期生として入学。創立者から仰っていただいた花の2期生として、偉大な1期生に続く思いで短大を盤石にしていこうと友人たちと毎日語り合ったことは生涯の宝物です。入学直後の5月には創立者と記念撮影をしていただき、すぐに両親に喜びの報告、感謝の言葉を伝えました。あまりの感激で帰宅後も涙が止まらなかったことを今でも記憶しています。入部した写真部では、さまざまな行事の記録撮影を担い、特に1期生の謝恩会で緊張し震えながら創立者を撮影したことは大切な思い出です。「4年分の勉強と鍛えを」との教えのままに、短大で夢のような2年間を過ごしました。
そして、入学当初から「就職は地元に帰ろう」と決めていた私は、山陰地方最大の山陰合同銀行へ就職。創価の旗を掲げて社会で実証を示そうと忍耐強く業務に取り組む中で、入行9年目に窓口部門全行1番の成績で個人表彰を受賞することができました。子育て期間に一度退職しましたが、再度勤務してくれないかと声がかかり、開設されたばかりの出雲ローンセンターにパートとして復帰。その後は準職員、行員登用試験への数度の挑戦を経て、正行員となってからは住宅ローンの担当として7回連続全行1位の成績を収めることができました。そして行員復帰登用者で初めて支店長代理に任命され、1年半前からは出雲で初の女性個人ローンセンター長を務めています。
銀行業界はまだまだ男性社会と実感する中ですが、自分なりに女性の活躍を推し進めてきた結果、出雲ローンセンターの女性行員は男性の数を超え、取り組んできた業務の改善も少しずつ実現しています。就任時から出雲センターが全ローンセンターの中で1番の成績を継続することができ、支店長から「常勝出雲ローン」と言っていただいています。
平均年齢26歳と若い行員の多い職場で部下とは親子ほどの年齢差ですが、帯同訪問する車内では個人的な相談も聞きながら会話が弾みます。本部から与えられる高い目標も、かわいい娘たちと共に従事できることを最高の喜びと感謝し、「必ずできる」と決め日々の業務に邁進していきます。
これからも2期生にいただいた「心清く、心優しく、そして心清き乙女たれ」の精神を忘れず、創価の旗をたなびかせます。
創価女子短期大学とわたし
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