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2013/01/16

SOKAで見つけた私のキャリア

平坂 彩さん / 英語コミュニケーション学科 2012年卒

航空業界へ就職を決めた平坂さん。 就職活動中のエピソードや、自身の体験談について伺いました。

ご自身の進路は短大入学前から決まっていたのですか?

最初は自分が何になりたいのか分からず悩んでいましたね。私はSUA短期留学プログラムの参加者として、大きな不安と期待を胸に、短大入学後すぐさまアメリカに飛び立ちました。毎日が新たな経験と挑戦に溢れたかけがえのない2か月を終え帰国したのが7月。夏休みを終えて、八王子に戻った9月からが本格的な私の短大生としてのスタートでした。

10月の白鳥祭も目まぐるしく過ぎ去り、気がつけばもう「就活」という言葉を意識する時期。焦る気持ちと裏腹に、進路はまったく定まらず、悶々としていました。
そのような中、就職担当の学生課の職員やキャリア支援室のキャリアカウンセラーの方との個別面談を受け、とにかく「どこの企業にいっても通用する力を身につけていこう」と考えが変わり、勉学に全力で取り組むようになりました。

進路が決まっていない状況から、航空業界を目指したきっかけは何だったのですか?

12月に行われた「キャベリバ」に参加し、航空業界で働いている短大の先輩の話を伺ったことがきっかけですね。そこで初めて、「航空業界」というそれまで全く視野の外にあった業界に惹かれました。
短大で培った「英語力」と「おもてなしの心」。この両方を存分に発揮し世界で活躍する先輩の姿に、やっと探し求めていた私の将来が見えた気がしました。
※「キャリアについて、卒業生と語れる場」という本学独自のイベント。

人気が高い航空業界への就職活動は大変だったのではないですか?

本当にそうですね。本当に大変でした!(笑)2年生になってから、本格的な就職活動が始まったのですが、覚悟はしていたものの、私と同じ航空業界を目指す周りのライバルたちは完璧な準備をしている専門学校生や有名な四年制大学の学生がほとんど。選考に落ちる度に、私は「もっと勉強し、航空業界に通用する実力をつけなければ!」と思いました。
短大の香峯図書館にある航空関係の本はすべて読み、キャリア支援室の資料をノートにまとめ、必死に企業研究をしました。しかし結果はいつも不合格。努力を重ねているのに、自分自身を全否定されたようで、本当にショックでしたね。私の前向きな決意を全て打ち砕かれる感じがしました。
そんな時、私がいつも駆け込んだのが短大の学生課とキャリア支援室です。個別面談のたびに具体的な対策やアドバイスはもちろん、たくさん温かく励まして頂きましたし、また私の思いを真剣に聞いて頂きました。
そして、失意の中からもう一度前に踏み出す決意ができ、日本航空の子会社で空港におけるグランドスタッフを主たる業務にしている、株式会社JALスカイを受験。8月に晴れて内定を頂くことができたのです!!まさに夢が叶った瞬間でした。「努力は必ず報われるんだ!」と心の底から思いましたね。

短大を目指す後輩へメッセージをお願いします。

私は高校時代は創大を目指していました。しかし短大の2年間で築いた実力のおかげで、念願の創大で学ぶことができました。また正直、高校生のころに私が将来大学院へ行くなんて考えてもいませんでしたね。今となれば、短大に来て本当に良かったと思っています。
いま私は、「世界を舞台に人々に貢献したい」という夢に向かって、人より遠回りに感じられるかもしれませんが、一歩一歩着実に歩んでいると確信しています。
人間教育の最高学府で学ぶ中で刻んだ一つ一つの経験が自分の可能性を大きく広げる糧となっています。
後輩の皆さんには自身の夢に向かって、多くの選択肢が広がる創価女子短大をぜひ目指してほしいと思います。

本当に良かったですね。どのようなグランドスタッフになりたいですか?

そうですね。私は入社後成田空港に配属される予定です。成田空港という世界中の人々が集まる場所で、お客様にとって「希望の存在」となれるようなグランドスタッフを目指したいです。
私はいま、創立者が「2年間で4年間分の力をつけよう」という思いで創立して下さった創価女子短期大学の教育が、いかに充実したものであるかを実感しています。
実践的で充実した英語教育はもちろん、高い志をもった友人に囲まれ、常に向上心を保ちながら学生生活を送らせて頂きました。
この短大での学びの成果を社会で活かし、創立者より教えて頂いた「人間共和をめざす女性」として社会に貢献できる女性になれるよう、社会や職場で、真剣に努力を続けていきたいと思います。

大変にありがとうございました。

平坂 彩 Hirasaka Aya
好きな言葉:勝つことよりも負けないこと
性格:負けず嫌い
趣味:雑貨屋散策
好きな/お勧めの本:赤毛のアン
ページ公開日:2013/01/16