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  • もっと英語を学びたい!~オタゴ留学での成長実感が、次なる挑戦へのエネルギーに!

2023/06/07 12:18

もっと英語を学びたい!~オタゴ留学での成長実感が、次なる挑戦へのエネルギーに!

    新型コロナウイルス感染症による世界的なパンデミックにより、2020年度から制限が余儀なくされた学生生活も徐々にコロナ禍前の様子を取り戻しはじめました。本学でも、3年ぶりにオタゴ春季語学研修を現地で開催! ニュージーランド最古の大学であるオタゴ大学の附属語学学校「オタゴ大学ランゲージセンター」で行われる語学研修にE-swans生7名が参加されました。
    今回のSwans daysでは、オタゴ研修に参加された紫藤夢華さんに、短大での学びやオタゴ研修の様子について語っていただきました。

    紫藤 夢華(しどう ゆめか)さん

    まずは、創価女子短期大学に入学しようと思ったきっかけを教えてください!

    入学後は、朝風寮で寮生活を!全国から集ったたくさんの友人と出会えました。

    もともと私は、大学で“英語”を学びたいと考えていました。そんな時、短大を卒業した幼なじみの先輩に、短大には生きた英語を学べる英語特別プログラム「E-Swans」があることを教えてもらい、そのプログラムに興味がわきました。その後、オンラインオープンキャンパスで現役短大生と懇談をしてもらった際に、E-Swansの授業はオールイングリッシュでとにかく発言する機会が多いことや、短大独自の留学制度があることを教えてくれ、ここで英語力を身につけたいと思うようになりました。さらに、実際にE-Swansを受講している現役生を紹介してくださり、オープンキャンパス以降も毎月のように励ましの連絡を送ってくれたんです。直接会ったこともない私のために尽くしてくれる短大生の姿に、“私も先輩みたいな女性になりたい”と思い、短大入学を決意しました。

    入学後、実際に参加したE-Swansでは、どのようなことを学んでいますか?

    E-swansでハロウィンパーティ! みんなで仮装をして楽しみました♪

    E-Swansでは、英会話や文法、エッセイの書き方などを全て英語で学びます。正直最初は、ネイティブの先生たちが何を言っているのか全然わからなくて、やばい!と焦りました。高い目標を掲げて集中的に取り組むため、課題も多く毎週のレポート作成には苦戦しました。それでも、一緒に授業を受けている友人たちと励まし合いながら授業や課題と1つ1つ向き合う中で、徐々に先生の英語が聞き取れるようになり、理解が深まっていきました。また、先生たちはいつも温かく接してくれ、気軽に質問できる雰囲気を作ってくれていたので、文法が間違っていたとしても積極的に発言し、伝える努力ができるようになりました。まだまだ上手くできないことも多いですが、E-Swansで学ぶ毎日は本当に楽しくて、挑戦してよかったと思っています。

    E-swansは同じ目的に向けて頑張る“仲間”と一緒に取り組めるのが魅力ですね!

    グループLINEを活用してみんなで挑戦した日々は、金の思い出。

    去年をふり返っても、一人では挑戦できなかったと思うこともたくさんあります。英語で話すことへの抵抗がなくなり、日々の課題や授業で英語が身についていることは実感するものの、なかなかTOEICのスコアに繋がらないという状況がありました。そんな時、先生が授業の中で「みんなが英語の勉強を頑張ってくれているのにTOEICのスコアが伸びていなくて申し訳ない」って謝ってくださったんです。ここまでの思いで先生たちが教えてくれているのに結果が出せないことが本当に悔しくて、スコアアップして先生に恩返ししたいと思うようになりました。そこから、E-swans生が受けられるオンラインのTOEIC講座にみんなで一緒に挑戦しようと提案し、まずは自分から少しずつでも毎日受講するようにしました。自身の挑戦の報告をグループLINEに送ると、友人たちも挑戦したことを教えてくれ、タイミングは異なっても一緒に挑戦を続けることができました。約2カ月間、励まし合いながら挑戦した結果、私自身170点のスコアアップを果たすことができ、友人の中には200点以上スコアを伸ばした人もいました。努力を続けることの大切さを改めて実感するとともに、一緒に頑張れる仲間の存在への感謝でいっぱいになりました。先生も私たちの挑戦の様子を心から喜び、親身になって応援してくれ、たくさんの支えがあって挑戦できていることを感じました。

    そして、春休みにはオタゴ春季語学研修に参加されたんですよね。

    授業の合間に街へお出かけ! 楽しい思い出もたくさんできました。

    今年の2月~3月の約1ヵ月間、オタゴ春季語学研修に参加してきました。研修中は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングといった英語能力全般と、英語でニュージーランドの文化を学ぶ授業が行われ、一緒に参加した短大生だけでなく、他大学の日本人学生や他の国の留学生と一緒に受講しました。そして、留学中はホームステイを経験します。慣れない環境での生活は大変なこともありましたが、英語漬けの環境で努力を重ねる中で、徐々にコミュニケーションがとれるようになり、英語で会話できる楽しさと嬉しさを実感しました。現地の人との会話は、流暢な英語でないと伝わらないことが多かったため、自然と発音もネイティブに近づけた気がします(笑) また、楽観的な考え方を持つ人が多く、その優しさに何度も励まされ、私もいつも明るく前向きに頑張る姿勢を身につけたいと思いました。英語を学べたことはもちろん、日本とは異なる環境や文化に触れられたことは、とても貴重な経験になりました。

    ホストファミリーとの現地での生活はいかがでしたか?

    大好きなホストファミリーと一緒にクッキング!

    現地に到着後、ホストファミリーが空港で出迎えてくれたのですが、少し訛りのある英語の聞き取りに苦戦し、上手くコミュニケーションがとれずにいました。同じホームステイ先のルームメイトに他大学の日本人学生がいたのですが、年上ということもあり、彼女は流暢な英語でホストファミリーと会話していました。その様子を見ている日々が続き、どんどん置いてきぼりになっている自分に焦りが募りました。このままではいけないと思い、自分からルームメイトに「今何話していたの?」と質問したり、ゆっくり話してもらうようにお願いをしたりして、積極的に会話に参加するように心がけました。勇気を出してコミュニケーションをとろうとすると、私の拙い英語でもホストファミリーは理解しようと耳を傾けてくれました。その優しさに触れる中で、自然と会話を楽しめ、最初は聞き取れなかった冗談も理解できるようになりました。
    帰国前には、一緒にカフェに行ったり、ピザを作ったりと思い出をたくさん作ることができ、ホストファミリーと離れるのが寂しくて仕方なくなるほど、楽しい日々を過ごすことができました。

    オタゴ研修ではたくさんのことが得られたんですね!

    最後の授業を終えて、卒業証書を手に担任の先生と記念撮影
    今回初めて海外留学を経験し、今まで以上にネイティブの先生の英語が聞き取れ、授業内容が理解できるようになりました。初めての環境で、多様な価値観を持つ人と関われたことで、視野を広げることができたと思います。
    ただ、英語力においては、できることが増えた喜びと同じくらい、伝わらないことや聞き取れないことへの悔しさを感じています。だからこそ、もっと英語を“学びたい!”、“話したい!”という意欲が沸きました。帰国後のキャンパスで、創大の留学生とも話したいと思うようになるなど、今まで感じなかった積極性が感じられ、留学の経験を通しての成長を実感しています。本当に留学に行けてよかったです!

    最後にこれからの決意を教えてください!

    私は、短大に入学して、一生涯の友人と思える存在に出会うことができました。自分が悩んでいる時にずっと励ましてくれ、自分のことのように悩んでくれる友人に、いつも勇気や希望をもらっています。短大には、誰かのために行動できる人がたくさんいます。きっとこれは先輩から受け継がれた短大姉妹の伝統であり、短大の魅力だと思います!最高の仲間と切磋琢磨し合えるこの環境で、残りの短大生活を全力で挑戦し、どんなことがあっても笑顔で乗り越えることのできる土台を築いていきたいです。
    紫藤 夢華 Yumeka Shido
    [好きな言葉] Love yourself
    [性 格]  社交的
    [趣 味] 音楽を聴くこと、美味しいご飯を食べること
    [最近読んだ本] 私は私のままで生きることにした(キム・スヒョン)
    ページ公開日:2023/06/07 12:18