学長ヴィジョン

2020年度の学長ヴィジョンを公表します。
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本年度、短大は開学35周年の佳節を迎えた。「国際ビジネス学科」1期生を送り出し、3期生を迎え、いよいよ2020年度は飛躍の年となる。学長就任二年目として更なる発展を目指し、より強固な基盤を作っていきたい。
新学科の1期生は新たな伝統に果敢に挑戦し、道を切り拓いてきた。勉学面では英語特別プログラム(E-Swans)も一定の成果を収め、資格取得においてもビジネス特設クラスを中心に、各種上級資格にも数多く合格するなど、完成年度を飾ることができた。とりわけ、ビジネス文書検定での日本一となる「文部科学大臣賞」の受賞(5年ぶり6度目)、および秘書検定での14年連続の団体表彰、さらに個人でのビジネス文書検定1級「優秀賞」ならびに、2級「優秀賞」と「日本秘書クラブ会長賞」の受賞 は、短大教育に対する高い評価の現われである。 また、就職先もCAや旅行、ホテル、建設、銀行など多くの分野を勝ち取っている。
 学生の活躍についても、簿記チャンピオン大会では会場で3級1~3位を独占し、団体でも全国5位に輝いた。英語プレゼン・コンテスト大会ではTOP50に入り、その他、各種コンペティション・発表会においても、優秀賞や審査員賞など11件の表彰をいただくことができた。「大学コンソーシアム八王子」の学生企画事業にも2年連続採択され、八王子ショウガを使ったスイーツ企画として商品化することができた。
「開学35周年記念事業」を昨年10月より開始し、ウガンダ共和国女性大使による記念講演会、そして、ショートムービーコンテストを実施し、その開幕を祝ってきた。本年の10月までこの佳節を祝うべく、この国際ビジネス学科を軸に、これまでの教育をさらに発展・充実させ、建学の指針の一つである「社会性と国際性に富む女性」の輩出を目指し、以下の五点を教職学で力を併せ取り組んで行きたい。
1.教育内容の充実
国際ビジネス学科の完成に伴い、さらに魅力的な学科にするために、さらなる教育内容の充実に努めてまいりたい。とくに、グローバル化、情報化が著しく進む実社会の変化に対応できる教育内容へ深化し、充実をはかっていきたい。
(1)カリキュラム改革
昨年度よりカリキュラムの見直しに着手した。本年度は、学生が社会で活躍できる力を身につける教育システムを充実させるために、2021年度からの新カリキュラムの実施を念頭に、改革を進める。
まず、「地球市民教養科目」については、女性としての生き方や社会の変化を踏まえた授業科目を設置し、授業内容の改変等を進めていく。
「専門科目」については、卒業後の進路や職業を踏まえた科目の設置・充実を図る。例えば、ホテルや航空業界を意識した授業科目を検討する。
「グローバル」、「ビジネスホスピタリティ」、「簿記・会計」、「情報」という4つの科目群の内容をさらに充実させていきたい。
(2)英語教育の充実
「英語特別プログラム(E-Swans)」では1年次終了時でTOEIC600点以上、2年次終了時で730点以上を目指してきたが、本プログラムの一期生は、一定の成果を修めることができた。目標を達成できる学生をさらに増やせるよう取り組みたい。
さらに英語力を伸ばす仕組みとして、グローバル科目群の中に、上級者向けの科目を設置し英語力が高い学生の更なる飛躍を図る。
また、SUA短期留学、オタゴ研修に加え、本年はフィリピン・ミリアムカレッジへの夏期語学研修(1年次)を新たにスタートさせる。併せて、英語教育を総合的に検討する体制を整備し、2年間を通じて、実践的な英語力とコミュニケーション力を身につけた国際性に富む人材の育成に取り組む。
(3)資格取得への支援
ビジネス系(簿記、情報分野)の上級資格の取得を目指す「ビジネス特設クラス」では、ITパスポートや簿記上級の合格者を輩出することができた。土曜講座でも、ビジネス文書1級や秘書準1級など各種資格の上級に多くの合格を勝ち取ることができた。本年度は、上級を目指す学生に対して、土曜講座の活用も含め、サポート体制をさらに充実させ、ビジネス分野における高い技能と知識を身につけた人材の育成を図る。また、今後さらに新たな資格の検討を進め、多くの学生が社会の中で即戦力としてより実践的に使える資格の充実を図っていきたい。
2.学習支援センターの充実
(1)土曜講座
昨年、ビジネス文書検定で6度目となる「文部科学大臣賞」を受賞することができた。また、簿記検定、秘書技能検定などで、優秀団体賞や感謝状を受賞した。学生個人でも優秀賞や日本秘書クラブ会長賞やMOS等での上位入賞者をはじめビジネス上級資格取得者を数多く輩出することができた。本年も引き続き、土曜講座を中心に学生の資格取得のサポートを推進し、さらなる上級取得者の増大を目指していきたい。
(2)学習サポート
学生のニーズにあった学習サポートやレポート作成支援を本年も継続して実施していく。本年は情報活用の相談スペースを開設し、サポート体制を整備していきたい。また、昨年より実施したTOEIC受験申込者に対する直前対策講習の充実を図る。
3.学生支援
(1)初年次教育
新入生が安心して短大生活をスタートできるよう基礎ゼミナールを通して、初年次教育を実施するとともに、担当教員が学生の相談にのる体制を充実させる。また、新入生研修とて実施している学外のホテルを活用したフレシュマンズキャンプでの、さらなる社会性の涵養を図る。
(2)奨学金制度
今春よりスタートする「修学支援制度」とともに、「創価女子短期大学給付奨学金」、「短大白鳥会給付奨学金」、「牧口記念教育基金会奨学金」、「兄弟姉妹同時在籍者への給付奨学金制度」、「地方就職のためのUターン就職支援制度」を継続して実施する。併せて、従来から実施していたSUA短期留学プログラムへの奨学金に加え、本年より新たに実施するフィリピン・ミリアムカレッジ夏季語学研修の参加者のための奨学金を新設する。
(3)進路支援
国際ビジネス学科1期生の進路として、今後のキャリアモデルとなるケースを数多く作ることができた。
特に、就職については、ホテル・航空、サービス業など多彩な進路を勝ち取ることができた。本年は、さらに多彩な進路に対応したカリキュラムの改革を進めるとともに、就職活動への更なる支援体制の充実を図っていく。これまで充実してきた「創短就勝塾」を中心に、社会で活躍する先輩OGまた短大就職支援のスタッフとの積極的な交流を通し、短大生が自信を持って就職活動に臨み、進路決定できるよう、きめ細やかな支援を行う。
編入については、昨年、創価大学への推薦編入学制度を見直し、さらに学力を高め、充実した編入ができる仕組みを整えた。本年は、この仕組みがしっかり機能するように、支援体制の充実を図っていく。
特に、専門学校や海外留学などを含め、学生の進路は多様化している。多様な進路に対応できるよう進路担当の職員とゼミナール担当教員が連携をより深め充実させていきたい。
4.入学者選抜の充実
本年度は「自己推薦入試 (英語選抜型) 」に加え、「自己推薦入試 (資格・検定選抜型) 」を新たに導入する。多彩な学生の選抜を図っていく。「公募推薦入試」では導入した小論文試験3年目を迎える。主体性・協働性を備え、「考える力」をもった学生の選考を進めていく。「一般入試」では従来通りの学科試験〈英語・国語〉を行う。
受験生や保護者に対してSNS等を活用するなど、情報の発信力を高め、短大の情報がいきわたる機会の増加を図っていきたい。英語力の向上とビジネスセンスを持った人材に成長したいと思う意欲ある学生の確保に尽力していきたい。
5. 教員の研究・教育活動の活性化と教員業績評価の取組
中堅及び若手の教員の教育研究活動の活性化を図り、継続的に外部研究資金獲得の支援を行う。「教員の業績評価制度」については、実施に向けた準備を進める。
教員が伸び伸びと教育研究に励めるように研究環境の整備を進めていきたい。また、適正な研究費の管理、研究不正行為の防止に努める。

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