カリキュラム・ポリシー
(教育課程編成・実施の方針)

国際ビジネス学科

 ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)を達成するために、以下の方針に基づいてカリキュラムを編成しています。
 教育課程として、グローバル社会における女性のエンパワーメントを目指した「教養科目」と、ビジネスの専門知識とスキルをバランスよく修得できる「専門科目」を配置しています。
 特に初年次教育として、建学の指針および本学が目指す教育への理解を深める「創立の精神を学ぶⅠ・Ⅱ」(教養科目)と、大学での学びを知り、主体的、協働的な学びができる「基礎ゼミナール」(専門科目)、および「女性とキャリア形成」(教養科目)を必修にしています。

1.教養科目では、仕事と生活、女性としての生き方を学ぶ「ライフデザイン科目」、地球市民としての意識を培い、SDGs について学ぶ「地球市民科目」、および「外国語科目」、「ICT 科目」、「キャリア教育科目」、「創価教育科目」の科目群を置いています。

2.専門科目には、「ビジネス共通科目」と、4つの分野の科目群(「ビジネスホスピタリティ科目」、「簿記・会計科目」、「情報科目」、「グローバル科目」)を配置しています。

(1)ビジネス共通科目
「ビジネス共通科目」では、4つの科目群の学びの土台となる企業経営、経済、簿記、マーケティング等の基礎知識を修得します。能動的学修による「入門ゼミナール」、「ゼミナールA・B」の科目を置き、国際ビジネスの課題を様々な視点から学び、問題解決に必要な能力を身につけることができます。

(2)4つの科目群
①「ビジネスホスピタリティ科目」では、「ビジネス実務の基礎」、「オフィスワーク」、「販売とサービス」、「観光とビジネス」等の科目を置き、グローバル化するビジネスの各分野の知識や実務を学びます。「秘書検定中級」、「ビジネス文書検定中級」の科目は、検定試験の中級合格を目指し、そのスキルを身につけることができます。

②「簿記・会計科目」では、企業の会計情報を分析し、企業活動に活かすための知識を学修するために、「経営分析論」、「現代会計学」、「コーポレートファイナンス論」等の科目を置いています。また「現代簿記」、「原価計算論」では、企業活動について組織的に記録・計算・整理するための知識とスキルを身につけ、「簿記検定初級」、「簿記検定中級」では、検定試験の合格を目標に、実践力を高めることができます。さらに、「パーソナルファイナンス」では、個人の金融・経済活動について学び、「FP 初級」「FP 中級」で資格取得を目指すことができます。

③「情報科目」では、ビジネス社会の情報技術の動向、情報が持つ社会的価値等を学ぶ「情報社会とビジネス」、「ビジネスと情報システム」の科目を置いています。さらに、「情報データ分析入門」、「メディア表現Ⅰ・Ⅱ」等の演習を通し、情報やデータを収集・分析する手法や、それをビジネス書類やプロモーション動画、Web ページ等に表現するスキルを身につけ、活用することができます。

④「グローバル科目」では、グローバル社会で求められる英語力を養成します。「Global BusinessⅠ・Ⅱ」、「World Today」、「Discussion on Current Topics Ⅰ・Ⅱ」の科目では、グローバル化するビジネスや環境、開発、人権等について学びます。Business English を習得するための「English for Service and Sales 」、「Business Presentation Skills」等では、特にコミュニケーション力、プレゼンテーション力を身につけます。また「English for Academic Purposes Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」では、Academic English の読解力、表現力を高めます。

3.海外での語学研修で取得した単位を認定する「海外研修科目」、および各種資格・検定試験の上級合格をもって単位を認定する「資格認定科目」を設置しています。

4.各授業科目の成績は、定期試験による判定の他に、授業時試験、レポート、プレゼンテーション等により評価します。

5.本学科で要請される能力の達成度は、個々の学生における単位取得状況、GPA、資格、検定試験の取得状況等の直接的評価、および学修成果に対する達成度アンケートによる間接的評価により測定します。