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2019/03/22

第33回創価女子短期大学卒業式を挙行しました

    第33回創価女子短期大学卒業式を3月18日(月)に創価大学中央教育棟ディスカバリーホールにおいて、盛大に挙行しました。式典前行事として川島学習支援センター長から資格試験表彰が行われ、在学生代表からの挨拶などがありました。

    式典第一部では、水元短大副学長による開式の辞に続き、谷川創価大学常任顧問から本学創立者である池田大作先生からのメッセージが代読されました。創立者はメッセージの中で「創立者として私が、いつも思いを巡らせることがあります。それは、わが創価の学位記授与を、日本中、世界中、どれほど多くの尊い庶民の方々が祝福してくれているか、ということです。大学に行けなかった方々をはじめ健気な民衆の期待と信頼が、これほど託された学位記はないと私は自負しております。建学の志を分かち合う教員の先生方、また職員の方々もきっと賛同してくれることでしょう。創価大学45期生の皆さん、創価女子短期大学33期生の皆さん、また通信教育部の皆さん、さらに大学院の皆さん、そして最優秀の留学生の皆さん!私は一人ひとりの奮闘を労い、たたえつつ、学位記を直接、手渡しする思いで、きょうの門出を全て見守っております。(中略)わが創大の名誉ある一員でもあるマンデラ大統領の笑顔を胸に浮かべつつ、若き希望の人華の皆さんに3点のエールを送ります。第一に、『不屈の根を張れ!誇り高き使命の大樹たれ』、第二に、『誠実の幹を太く!信頼の花を咲かせよ』、第三に、『世界市民の林立を!平和の種を蒔きゆけ』」とエールを送りました。

    続いて、石川学長から卒業生246名に「短期大学士」の学位記が授与されました。その後、世界の学術機関からの賞が代表に授与。「インド・創価池田女子大学世界友情賞」が岩崎かりんさんに、「マハトマ・ガンジー青年平和賞」が前崎安莉さんに、「冰心青少年文学賞」が中村昌美さんに贈られました。また様々な分野において、短大建設に大きく貢献した代表に贈られる「マリー・キュリー賞」を森山良美さん、松永遥さん、徳永良美さん、脇晴美さん、桶田瑞季さん、徳田清美さん、布施智美さん、石田万里香さん、森山愛子さん、佐々木温香さん、湊清美さん、下久根美優さん、岡林そらさん、鈴木幸さん、坂下美樹さんに贈られました。さらに学科総代である「香峯賞」を現代ビジネス学科は川口秀美さん、英語コミュニケーション学科は前田モモさんに授与されました。最後に、本学最高の栄誉の賞である「創立者賞」が英語コミュニケーション学科の西村広美さんに授与されました。
    学位記授与
    西村さんによる卒業生代表抱負のあと、卒業生から記念品が贈呈されました。続いて告辞に立った石川学長は「33期生皆さんの、目立たなくても常に努力をかさね、いざというときに、見事な成果を残してくださった一人一人のお姿は、これからの短大の新たな時代を築く後輩への大きな力となっていくことでしょう。常日頃、皆さんの語る短大建設、それはどこまでも皆さんが主役であり、皆さんが互いに切磋琢磨することで、ご自身をまた回りの友人を大きく成長させてきたと思います。そして、この皆さん方の姿こそが創立者がお示しくださった短大の建学の指針を身にたいした姿そのものであったと思います。予測のできない、変化の激しいこれからの社会にあって、生命の創造力を健やかに鍛えぬいた人が、いよいよ必要になっています。どうか、皆さんは、感謝と報恩の心をもって、朗らかに、人間共和の大道を歩みぬく、負けない女性であり続けてください」と呼びかけました。

    式典第二部では創価大学池田記念講堂で行われている創価大学卒業式と中継を結び、イギリス・ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のクレア・バーチンガー博士による祝辞があり、続いて、原田創価大学最高顧問による挨拶がありました。

    第二部が終了後、同時中継が終わり、全員で短大歌「誉れの青春」を合唱。さらに卒業生全員で保護者に対して、2年間の感謝を込めて、卒業生のピアノ伴奏とともに「母」の曲を大合唱し、式典が終了しました。

    なお、式典の席上、長島敏子氏に対し、本学の名誉教授称号が授与されました。
    ページ公開日:2019/03/22