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2020/10/16

第36回白鳥祭がオンラインで開催されました

10月9日(金)第36回白鳥祭「創価栄光の集い」がオンラインで開催されました。第1部では、水元昇短大学長の挨拶の後、インド独立の父、マハトマ・ガンジー氏の孫娘のエラ・ガンジー博士からのビデオメッセージが放映されました。ガンジー博士は、「私たちは新型コロナウイルスの感染拡大によって、日々の暮らしがいかにもろいものであるか、人がどれだけ他者とつながって生きているか、そして環境破壊につながる活動を止めるために結束することが、いかに重要かを痛感させられました。そうした活動、例えば核開発などを止めれば、何兆ドルものお金が浮き、そのお金を全ての人が生活必需品を手に入れられる社会の実現、すなわち持続可能な開発目標(SDGs)の達成に振り向けることができます。地位や社会階級、富、その他の違いにかかわらず、私たち一人ひとりの暮らしは、他のすべての人の暮らしに影響を与えます。ウイルスが世界中の人々に影響を与えたのと同じです。私たちは自分自身だけでなく他の人々のことも思いやらなければならないのです。(中略)これからは、今よりも人間的で暴力のない世界が訪れるよう、このメッセージを他の人々に伝えていかなければなりません」と語りました。

馬場善久創価大学学長の挨拶に続き、田代康則理事長が創立者池田大作先生からのメッセージを紹介。創立者は、「偉大な歴史は、世代から世代へ『魂の継承』によって築かれます。創価教育の創始者である牧口常三郎先生は、生命尊厳の信念を貫き、軍部政府に弾圧され獄死されました。(中略)この崇高な先師から、平和と人道の松明を託されたのが、創大であり、短大であることを、今再び心に刻みたい。創価の負けじ魂で『勝利の大道』を開きゆく皆さんに、マハトマ・ガンジーの言葉を贈ります。すなわち『強き意志の人は、行く手にいかなる困難があっても立ち向かう。そうすることで、絶望の中にも希望が生まれるのだ』と。愛する君たちよ、苦難の中で勇敢に学び抜き、人類の英知の松明を赫々と燃え上がらせよ!そして世界へ未来へ、限りない希望と勇気を広げゆけ!」と励ましの言葉を送りました。

第2部の学生演目では、チアリーディング部パンサーズのパフォーマンスやイチャリバチョーデーズの沖縄舞踊に続いて、短大生とヴォーカルグループによる短大35周年記念愛唱歌“翼”を披露。留学生による歌とダンスのパフォーマンス、学生代表4名のスピーチ、学生有志とヴォーカルグループによる新愛唱歌“誓いの歌~I’m rising up~”と続き、最後に学生歌を合唱しました。
 
翌日10日・11日には、ゼミナールやクラブ団体等による展示やライブ等のオンライン一般公開が行われました。新型コロナウイルスの感染防止のため、初のオンライン開催となった白鳥祭を振り返り、実行委員長を務めた川上千春(国際ビジネス学科・2年)さんは、「とにかく、35周年を祝う第1回オンライン白鳥祭を無事故で大成功させたいと思い実行委員会一同活動をやりきりました。各団体や、実行委員の部門のメンバーの皆さんの智慧の結晶を世界中の人達に発信できることができ、本当に大成功の白鳥祭を開催することができました。白鳥祭は、開催したらただそれだけで終わりではありません。白鳥祭は、創立者との原点を築き、そちらを胸に各個人が様々な挑戦をしていく活力になる存在だと思います。私達短大生は、共に新たな挑戦で世界の人々を照らしゆく存在になります。」との決意のコメントを寄せてくれました。
ページ公開日:2020/10/16