短大伝統のフレッシュマンズキャンプが5月26日（水）の午後、オンラインで開催されました。例年おこなっていた学外での1泊研修は開催できませんでしたが、「オンラインで短大生活の原点」となるよう準備を重ねました。

研修①では、「女性（あなた）が輝く未来を拓く」と題して、学長と学生部長による講演がありました。はじめに川島学生部長から、第37回入学式に際して創立者からいただいたメッセージについて研さんを行いました。次に水元学長は、創立者が短大生に送られた特別寄稿を教材として研修を行い、建学の指針や学問探求そして短大生活の意義について学ぶことができました。

研修②では、「これからの社会と女性の生き方」と題して、国際社会の第一線で活躍する模範の女性リーダーから講演をいただきました。講師は国際企業の日本代表を務める永井昌代様です。

永井様より、学びへの探求と挑戦を重ねる中で切り拓かれたキャリアをご紹介いただきつつ、激動する日本そして世界の環境をどう評価するのか、そしてそこに求められる人材像はどのようなものかが語られました。短大生との質疑応答も活発に行われ、普段経験できない貴重な機会を得ることができました。

なお、この研修②は初の試みとして新入生の保護者の皆さまに向けてYoutubeライブによる配信をおこない、短大生の学びの一端を共に体験していただくこともできました。

以下、参加した学生の声の一部を紹介します。
「2年間という短い時間の中で、絶対に時間を無駄にしないように、小さなことでも1つずつ挑戦していきやり遂げ、自分自身を成長させていきたい。」
「2年間と短い学生生活の中で、私は自分らしく私でしか歩めない道を築こうと思いました。」
「今回、一生涯学び続けなければ時代のスピードについていけなくなることを再確認することができ、義務ではなく、自発的に楽しんで常に学び続ける土台を今作るときなのだと強く思いました。」
「短大を築き上げてくださった先輩方のように沢山のことに挑戦し、私はやり切った！勝利したんだ！そう思える短大生活を送っていきたいです。」
「今回の講演を通して、変わらない自分の軸を持つこと、その上で、相手を尊重し、対等に向き合うことが大切だと考えました。このグローバル化が進む現代社会で、自分で考え行動し、表現する、人との違いを受け入れる、これは私たちが時代の変化に対応するためにできることです。短大で出会う沢山の人たちと関わり、共に成長し、前進していきたいです。学ぶ意義をしっかりと持ち、自分の使命を見つけていけたらと思います。」
「これから、大変なことや困難はたくさんあると思うが、どんな時も諦めずに挑戦していこうと思う。
挑戦する中で、変わらない自分の軸を築き上げていきたい。
また、この2年間でどんなに辛くても、ここに立ち返ればまた頑張れる、と思えるような原点を掴んでいきたい。
女性の活躍が期待されている今、自分の使命を自覚し、先頭に立ってみんなを安心させまとめていけるような女性リーダーに成長できるよう、少しずつでも様々なことに挑戦し日々を過ごしていこうと思う。卒業するときに、この2年間本当に充実していた、と思えるように1日1日を大切にしていく。」