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2021/07/02

第4回SLSセミナーを開催しました

短大学生課主催SLS(Student Life Support)セミナーの第4回目は、「生きる力に寄り添う~思いやりの心とは~」とのテーマで、6月30日(水)にオンラインで開催されました。講師として、国立療養所多磨全生園で看護師長を務めてこられ、現在は本学保健室の看護師として勤務されている森田 宏子さんを迎えて行いました。

ハンセン病元患者さんとの関わりを通し、「人間のもつ生きる力はこんなにもすごい」と一人ひとりに寄り添ってこられた看護経験のお話に、参加した短大生からは「たくさんの人に支えられて生きていることを感じた」「言葉にするのは難しいけど、人に寄り添うという意味をもっと知ることができた」と、いろいろなことを感じながら、感動した様子が伺えました。

一部、参加した学生の声を紹介します。
「ハンセン病について聞いたことはありましたが、実体験を通して詳しく教えていただき、どのような病気なのか、また、その方達が受けてきた差別や偏見のことを知る良い機会になりました。正しく理解することや知ろうとすることが大切だと感じました。」
「難しい病気と闘い続けている元患者さんたちは本当に強い心を持っていると感じました。その患者さんたちに対して家族のように寄り添う方々も本当にすごいと思いました。今こうして健康な体で生きていられることに、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいです。」
「コロナ禍においても、偏見の目がすごくいじめや差別のようなものが会社や学校で起きているとニュースで見ます。人の見方がいつしか平等になる日が来ればいいなと思います。」
ページ公開日:2021/07/02