第5回SLSセミナーを開催しました

短大学生課主催SLS(Student Life Support)セミナーの第5回目は、『教養としての美術の見方~「古代エジプト展」を通して~』とのテーマで、9月29日(水)にオンラインで開催されました。

講師として、東京富士美術館学芸員の平谷美華子さんを迎え、前半では現在開催されている「古代エジプト展 天地創造の神話」の魅力をご紹介いただき、後半では「美術館のバックヤードと美術鑑賞」についてお話いただきました。

今回の特別展では、創立者が世界の国々と文化交流を結ばれてきたうちの1つである、ドイツのベルリン国立博物館群エジプト博物館より選りすぐりの130点を厳選して展示。その中からいくつかの作品をピックアップし、特別展にかける思いと共にご紹介いただきました。
また、能動的な美術鑑賞として、「よく見て」、「感じて」、「考えて」、「話して」、「聞いて」との5つのサイクルがあり、創立者の言葉を紹介されながら、一流の作品に触れ、感性を磨いていくことの大切さを教えていただきました。

一部、参加した学生の声を紹介します。

「今回のSLSセミナーに参加して、特別展のことを詳しくお聞きすることができて本当に嬉しかったです。今までは作品を見て美しいと思うだけでしたが、これからはなぜ美しいと感じたのかを考えてみたいと思います。」

「最近はあまり絵や本に触れる時間がなかったのですが、これからは少しでも芸術に触れて感性を豊かにしたいと思いました。せっかく近くに東京富士美術館があるので、短大生の間にたくさん訪れたいと思います。」

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