第5回SLSセミナー「教養としての美術の見方」を開催しました

8月1日(金)、短大事務課主催の第5回SLS(Student Life Support)セミナーが東京富士美術館で開催されました。今回は「教養としての美術の見方」をテーマに、東京富士美術館・学芸員の宮川謙一氏を講師にお迎えし、実際の作品を鑑賞しながら作品の見方や見どころについて説明していただきました。
セミナー前半では、レオナルドが描いた壁画「アンギアーリの戦い」を知る最良の手掛がかりとされる油彩画「タヴォラ・ドーリア」をはじめ、西洋絵画の描き方の変遷やおすすめの鑑賞方法についてご紹介いただきました。セミナー後半では、手塚治虫展を鑑賞し、手塚治虫氏が作家を目指すまでの経歴や、それぞれの作品に込められたメッセージについてご説明いただき、作品の背景にある思いを読み解きながら鑑賞する楽しさを体験する貴重な機会となりました。
参加した短大生からは、以下のような声が寄せられました。
・ 印象派作品の新たな見方を知り、今まで以上に絵画を好きになりました。作品だけでなく、その時代の背景や画家についてもより深く学ぶことができてとても興味深かったです。
・ 手塚治虫の生涯や信条に触れることができ、とても楽しく鑑賞することができました。



