本学の国分さやか講師がインドネシア・バンドン工科大学にて授業提供をしました

9月8日(月)、本学の国分さやか講師が、インドネシアのバンドン工科大学を訪問し、起業専攻(Bachelor of Entrepreneurships)2年生の必修科目「テクノプレナーシップのための意思決定と交渉(Decision Making and Negotiation for Technopreneurship)」において、ゲストスピーカーとして授業を提供しました。

バンドン工科大学は、インドネシアのスカルノ初代大統領やハビビ第三代大統領も学んだインドネシアの理系最高学府とも呼ばれる名門大学です。日本国内の大学とも提携を結んでおり、毎年、東京工業大学をはじめとした各大学の教員が授業の提供をしています。昨今では、インドネシアにおいてもワーク・ライフ・バランスの重要性に着目されていることから、AIやXBRLを専門とする先生方とともに国分講師も参加しました。

担当した授業では、「持続可能なウェルビーング(Sustainable Well-being)」をテーマに、ワーク・エンゲイジメントの基本理論を通し、学生一人ひとりの現在の「スタディ・エンゲイジメント」の測定をしながら、どのような要素が不足しているのかを確認し、なぜ勉強するのか、そしてなぜ働くのかについて本質を問い直す時間となりました。

授業の最後には本学の紹介とともに、創立者池田大作先生の指針を紹介し、自分自身はもちろん、世界中の誰もが幸せになるための手段として学問に取り組んでいくことを約し合いました。今回の交流を受け、ワーク・ライフ・バランスの研究者であるサワ講師から、今後も意見交換をしながら共に研究を進めようといったご提案、来年度も授業の提供を呼び掛けていただきました。

参加した学生からは、以下のような声が寄せられました。

  • 誰もがワーカホリズムやバーンアウトに陥る危険性があることがわかり、定期的にセルフチェックをしようと思いました。
  • ワーク・エンゲイジメントに至る過程を、インドネシアでも大人気の鬼滅の刃のキャラクターを使って解説してくれたので、とてもわかりやすく面白かったです。
Share