中日友好の架け橋に。本学の学生代表が北京・大連を訪問!

岩田梨沙さん(右)、山本萌さん(左)現代ビジネス学科2年

駐日中国大使館の招へいで、12月6日から10日にかけて、創価大学訪中団の一員として、本学の学生代表2名が北京と大連の2都市を訪問しました。訪問したのは現代ビジネス学科2年の岩田梨沙さんと山本萌さんです。初めて訪れた中国でどのような経験をしたのか、聞いてみました!

中国に行く前の印象は。またどのような準備をされましたか?

良くも悪くも先入観がありましたね。ちょっと怖い印象もありました。空気や水など大丈夫なのかなとか(笑)。創大の中国語研究会の方や一緒に訪中をする創大生と週2回研さんを重ね、”桜花の縁“の合唱の練習を行いました。また中国の冬はとても寒いと聞いていたので、ヒートテックとか準備しました(笑)。東京から、中国に着いたのが夜だったので、ネオンとかがギラギラしていましたね。道路がとても広くてびっくりしました。飛行機に乗っている時から緊張の連続でしたので、ホテルに着いたら、倒れるように寝てしまいました。

中国2日目は何をされましたか?

万里の長城へ行きました。バスで1時間程度です。バスガイドさん、日本語が上手でしかも、知識が豊富で、いろいろ教えてくれました。万里の長城はとても大きく、昔の人がこんな大きなものを建てたのかと驚きました。その後、故宮博物館にも行きました。夕方には中日友好協会主催の歓迎会が行われました。

歓迎会ではどのようなことをされたのですか?

訪中団の学生で“桜花の縁”を中国語で歌いました。中国の皆さんがとても喜んでくれました。また創大に留学経験のある、許金平副会長が挨拶されました。留学時代の思い出とか話されていたのですが、何度も、短大の石川学長の名前が出てきて驚きましたね。石川学長は当時、中国からの留学生に対して、教員として直接教えられていたそうです。
 

北京のあとは、大連に行かれたそうですね

はい。飛行機で翌日移動しました。大連は日本で言うところの神戸のような港町でした。歴史的な建造物と近代的な建造物が立ち並んでいるキレイな町でした。大連に着いた翌日に、旅順日露監獄跡地博物館と旅順博物館、二百三高地を見学しました。日本史の中で、知ってはいたのですが、第二次世界大戦ほど、意識してはいませんでしたね。中国の人々も多く観光で訪れているようです。バスガイドの方が、「日本人だからこそ、ここで戦争が行われたことを知ってほしい」と言われたのが、印象的でした。

大連外国語大学池田大作研究会開所式に参加されたときの印象は。

開所式のあとに、現地の大学生と懇談する機会に恵まれました。中国語や日本語、英語を使って、意見を交換しました。中国人の学生は、一人の哲学者・教育者として、創立者のことを尊敬していて、私たちと同じように、創立者の言葉から、励ましをもらっていることを知ることができたのが、うれしかったですね。大学を出る際には、すでに日が暮れていたので、お互いのスマホのライトを点けながら、手を振って別れました。ちょっと感動的でした。

今回の訪問を振り返って感想は?

 語学力の大切さを改めて実感しました。もっと語学を身につけたいです。(山本さん)
 平和に対する意識が変わったのと、知らないからこそ先入観が出来てしまうんだと思いました。(岩田さん)

また中国に行ってみたいですか?

(二人そろって)行きたいです!

岩田梨沙さん(右)、山本萌さん(左)

好きな映画:君の名は(山本さん)
好きな食べ物:甘食(岩田さん)、寿司(山本さん)
好きな言葉:実るほど頭を垂れる稲穂かな(岩田さん)

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