「やってみたい」にはとことんチャレンジ!―課外活動も勉学も自分らしく

原 陽和 (はら ひより)
国際ビジネス学科 2年 神奈川県出身

多くの短大生は「2年間で4年分の学びを」との思いで勉学をはじめ、クラブや課外活動などたくさんのことに挑戦しています。
現在、クラブ連合会運営委員会で委員長を務める原陽和さんは、かつては学校行事にはあまり積極的に参加するタイプではなかったと言います。そんな原さんが、なぜリーダーとして仲間ともに短大建設に励むようになったのか。短大生活の中で育まれた思い挑戦の日々を伺いました!

原さんはどのような高校生活を送られていたんですか?

高校生の時から今と変わらず何事もポジティブに捉える性格でしたが、学校行事にはあまり積極的に参加するタイプではありませんでした。部活動のハンドボールに打ち込む毎日で、勉強も得意科目は頑張れましたが、苦手な科目には…という感じでした(笑)。
短大入学後は、入学するきっかけとなった受験部に入部して活動していましたが、先輩や周りの友人に誘われ、選挙管理委員会や白鳥祭実行員会展示部門にも所属するようになり、気づけば短大建設へ携わる機会が増えていました。そして、短大生のために活動する短大姉妹の姿に触れる中で、自然と「自分も何かに挑戦したい」という気持ちが芽生えはじめました。

入学式のお写真
受験部での活動の様子

そうだったんですね!現在は、クラブ連合会運営委員会委員長として活動されているんですよね。

入学して数か月しか経たない中、白鳥祭実行委員会の「副実行委員長」に立候補している同期の姿を見て、はじめは「自分には無理だ、できない」と感じ、ただただすごいなと思っていました。
しかし、創立者のお言葉を学んだり、先輩との対話を通して「短大のために自分にできることはないのか」と次第に考えるようになりました。そこで勇気を出して、クラブ連合会運営委員会(以下、クラウン)の委員長に立候補しました。委員長への立候補は、高校生の自分からは想像もつかない挑戦でしたが、今振り返ると、短大で出会った仲間と切磋琢磨しあう日々の積み重ねの中で、自然と“頑張りたい”と一歩を踏み出せる自分に成長できていたように感じます。また、2年間という限られた時間だからこそ、「やらずに後悔するよりも、やってみたいと思ったことはやってみよう」と思えたことも大きかったです。実際に委員長を務める今、毎日が学びの連続で「やってよかった」と思うことしかありません!(笑)

クラウンの皆さんは仲が良く、とてもいい雰囲気で活動されていますよね。委員長として、何か意識していることはありますか?

クラウンは、短大のクラブをサポートする組織で、部長会の開催や各クラブからの相談対応、クラブイベントの運営などを行っています。イベントを大成功で終えられた時や、クラブ生一人ひとりが生き生きと活動する姿をみたときにやりがいを感じます。
活動では、クラブ活動を支えていくために、楽しく、にぎやかに活動できるように心がけています。また、私は、クラウンのみんなにも勉強や進路への挑戦をはじめとした短大生活を充実させてほしいと思っているので、なんでも相談し合える関係をつくることも意識しています。各クラブとの連携がスムーズにできているのは、クラウンそれぞれの人柄・人脈あってこそだと感じているので、素敵な仲間に恵まれたことに感謝の思いでいっぱいです!

大信頼のクラウンのみんなと

原さん自身もクラウンの活動だけでなく勉学への挑戦をされていますよね。

はい。クラウンの活動と合わせて勉学、資格取得に挑戦中です!当たり前のことですが授業は寝ずに集中して受講し、授業課題は自宅に持ち帰らずに大学で終わらせるようにしています。テスト前に授業内容をまとめるということが苦手なので、その日のうちにまとめて理解度を深めてきました。勉強も課外活動も一生懸命取り組んだ結果、1年次の春学期、秋学期ともに「学業奨励賞」をいただくことができました。
さらに、資格deキャリア(土曜日に開講する資格試験講座)を活用しながら、サービス接遇検定準1級、秘書検定2級など1年間で4つの資格を取得することができました。現在はITパスポートとビジネス文書検定2級の合格を目指して勉強中です。今後は、苦手な英語学習にも力を入れていきたいと思っています。
このように多くの挑戦の場に恵まれ、さらに切磋琢磨する短大姉妹にも出会えたことで、苦手なことでも、自分と仲間のそれぞれの持つ力を最大限に引き出していけば、一つひとつ乗り越えていけることを実感しました。仮に失敗することがあったとしても、自分を励ましてくれる仲間がいると思うと、その失敗にも大きな意味があると捉えられます。だからこそ、何事にも全力で挑戦できる自分へと成長できました。短大に入学できて本当に良かったです!

最後に、短大生の皆さんへのメッセージをどうぞ!

短大姉妹のみんなは、私にとって言葉では言い表すことができないくらい大切な存在です。短大での出会いはすべて貴重で、今こうして一緒の時間を過ごせていることに感謝の思いでいっぱいです。これまで関わってくれたすべての人に「ありがとう」を伝えたいです!
残された短大生活を悔いなくやりきり、最後の卒業生となる「妹たち」が大切な1年を笑顔で過ごせるよう、私たちが今できることに全力で取り組んでいこうと決意しています。変化が求められる今だからこそ、一人ひとりが輝ける短大を目指して、感謝の思いを胸に、これからも仲間と共に前進していきます!

写真中央(原さん)
原 陽和 

[好きな言葉] 千里の道も一歩から
[性 格] ポジティブ
[趣 味]YouTube・散歩
[最近読んだ本] 交換殺人には向かない夜(東川篤哉)

Share