Vol.33

武田美希子さん(旧姓:平嶋)

・ 卒業年度・入学期:1986年度卒・1期
・ 所属学科:経営科
・ 活動先等: Heart English School代表

創価女子短期大学とわたし

40年前、第1回白鳥祭のフィナーレの舞台に立った日のことを、今も鮮明に覚えています。フランスの凱旋門を模した舞台装置の前で、将来の夢に扮した衣装を身にまとい、私は「世界の架け橋となる教育者になります」と力強く宣言しました。

在学中は、学びと人との出会いに恵まれ、かけがえのない時間を過ごしました。そして卒業後は、大手建設会社に就職し、16年間勤務する中で、同支店において後輩15名の道を切り開く役割を担うことができました。
その後、アメリカ人の元夫と結婚し、フルタイムで仕事と子育てを両立しながら、英会話スクールの運営に携わるようになりました。経営科出身の私は、当初英語が得意だったわけではありません。しかし、必要に迫られる中で学び続け、英検準1級を取得し、現在は1級合格を目指して挑戦を続けています。

さらに教育の本質を深く学ぶため、創価大学通信教育部教育学部で学び、「社会教育主事」の資格を取得。2019年には、自校の教育力を客観的に見つめ直すため、(株)船井総合研究所のスクール学習塾研究会に所属しました。2023年にはMVPを受賞、2024年には6つの賞をいただき、2025年にはモデルスクールとして全国から約30名の経営者の方々が見学に訪れ、講演の機会もいただきました。
また、2024年度第2回英検では、受験生全員が合格し、合格率100%という成果を上げることができました。卒業生には、パイロット・キャビンアテンダント・オリンピックスイマー・小中学校教諭・起業家などが多数。さらに2025年からは、自校で開発した「フォニックス8回集中講座」を「Heart♡Method」として全国の教育者に向けて指導する取り組みも始めています。こうした中で、私は「人材育成の鍵や教育哲学はどこから来ているのか」とよく問われます。その答えは明確で、すべては「創価女子短期大学で受けた教育」にあります。創立者をはじめ、学長、担任の先生方、そして学内で関わってくださった多くの方々の深い愛情に包まれ、それらが今の私の土台となっています。

特に、経営が最も苦しかった時期に白鳥祭を訪れた際、水元学長に言っていただいた「これからは女性経営者のしなやかな考え方が求められる時代になる。何でもできる女性経営者になりなさい」という言葉は、今も私の胸に残り、大切にしています。この励ましに背中を押され、どんな困難にも前向きに挑戦し続けることができました。
また、在学中に身につけたタッチメソッドや情報処理の知識は、現在のデジタル化やAI活用の時代において大きな力となっています。業務の効率化や教材開発など、日々の経営のあらゆる場面で、学生時代の学びが生きています。

振り返れば、あの白鳥祭の舞台で誓った「世界の架け橋となる教育者になる」という言葉は、形を変えながらも確かに実現しました。夢をもつこと、そしてそれを言葉にして誓うことの大切さを、私は創価女子短期大学で学びました。
創価女子短期大学開学40周年、心からおめでとうございます。感謝申し上げます。

株式会社船井総合研究所でMVPを受賞された際の記念講演の様子

創価女子短期大学とわたし

感想大募集!

読者の皆様より、「創価女子短期大学とわたし」を読んだ感想を募集しています。
ぜひ以下のフォームより皆様のお声をお寄せください(詳細はフォームをご確認ください)。

Share