浅野美菜保さん(旧姓:西里)
・ 卒業年度・入学期:2006年度卒・21期
・ 所属学科:現代ビジネス学科
・ 勤務先等:臨床心理士・公認心理師、研究員
創価女子短期大学とわたし
創価女子短期大学開学40周年おめでとうございます。
現在、臨床心理士・公認心理師としてクリニックなどで発達支援やメンタルヘルス相談に携わるとともに、大学非常勤講師・研究員として教育・研究活動にも従事しております。
高校卒業時、漠然とした夢はありつつも将来について深く考えられていたわけではありませんでした。しかし、創価女子短期大学に脈打つ「2年間で4年間分以上の力を」という言葉どおり、創立者の慈愛に根ざした教育と教職員の皆様の温かなご指導と支え、そして先輩・同期・後輩と切磋琢磨した日々を通して、自分の使命と思える道に全力で挑戦する姿勢を培うことができたと感じています。
短大卒業後は創価大学に編入し、大学院修士課程・博士課程へと進学しました。博士課程では、働きながら学ぶ環境下で思うように進めず葛藤する場面も多くありましたが、短大での学びや人との関わりを通じて体感を伴って学んだ「知性と福徳ゆたかな女性」「自己の信条をもち人間共和をめざす女性」「社会性と国際性に富む女性」という建学の指針が、目指すべき女性像として私を支え続けてくれました。
専門性や経験を重ねるほど、自分の見方に偏りが生じやすく、視野が狭くなりがちです。しかし、物事を多角的に捉え、人との関わりを大切にする姿勢は、短大で過ごした2年間が土台となり、現在の臨床や研究の場面でも確かに生きていると感じます。
また、心理支援・発達支援という職業柄、人間の根底にある哲学や思想が、その人の人生の方向性に大きく関わることを実感してきました。それは物質的な豊かさだけでは補いきれないものであり、自分と向き合うことや周囲からの支えを感じられることなど、目に見えないものに支えられていると感じます。短大での2年間に学び、感じたこと、そして友人とのかけがえのない絆は、こうした自分自身の価値と深く結びついていると感じています。
このような学びの場を築いてくださった創立者に深く感謝するとともに、これまで支えてくださった教職員の皆様、地域の皆様、同窓の皆様、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
残された創価女子短期大学の歴史の中で、在学生の皆様がこの学びの時間を最後まで大切に積み重ねていかれることを心より願っております。
創価女子短期大学とわたし
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