Vol.35

梅田慶子さん

・ 卒業年度・入学期:1996年度卒・11期
・ 所属学科:英語科
・ 活動先等: ニュージーランド国立ワイカト大学

創価女子短期大学とわたし

創価女子短期大学開学40周年、心よりお祝い申し上げます。

高校まで父の仕事の転勤で転校を繰り返してきた私は、またいつ転校になるのかと漠然と不安を抱えた中で学校生活を送ってきました。半年から三年未満の周期で、埼玉、大阪、千葉を経由し、北は福島から南は福岡まで全国を転々としてきたこともあり、地元と呼べる場所や幼馴染もおらず、高校卒業後はすぐに海外留学を目指していましたが、両親が「生涯の友人ができるから!」と創価女子短大への進学を薦めてくれました。

いざ短大に入学すると日本全国から集まってきた学友に日本はまだまだ広いと感じ、また、1年次の後期にアメリカ創価大学へ3か月留学した際には改めて世界は広いのだと感動しました。入学式での創立者の「第一に勉学、第二に勉学、第三に勉学である。(中略)厳しく、『本物の学問』に挑戦していっていただきたい」とのお言葉に、一生勉強なのかと落胆したものですが、短大では柏原ヤス先生(当時)に8対2(否、9対1?)の割合で日々叱咤激励を受け、アメリカ創価大学や短大教職員の皆さんに守られて過ごした中身の濃い2年間となりました。

短大卒業後はニュージーランド国立ワイカト大学に入学しました。日本各地に住んだ経験から方言に興味があり、言語学を専攻しました。同大学大学院修士課程に進学し、応用言語学を博士課程では第二言語教育を専門に研究し、2015年に博士号を取得しました。現在は同大学の文学部で常勤講師として日本語や日本文化を教えながら、第二言語教育法に関する研究も続けています。国際学術会議での論文発表などの研究活動を通じて、研究と日常の授業実践を結びつけることで第二言語教育に携わる教員を支援し、より効果的で包摂的な言語教育の実現に貢献したいと思っています。

今まで自分の思い通りに、順風満帆に進んでこれた訳ではありませんが、今振り返ると、人生の様々な岐路で良い縁や良い師に巡り会うことができ、日本から遠く離れた地で、捉え方を変えれば全てが幸せになり常に心穏やかにいられるようになるための必然だったと思います。
グローバリズムが進みせっかく世界が身近に感じられるようになっても、文化的差異がネット上ではおもしろおかしく取り上げられている日常に、世界をより遠くに感じてしまうこともあるでしょう。情報があふれている現代では自分に必要な情報の正確性を精査していくことが必要です。これからも自分で得た知識が強みになります。
11期のみんなー、生涯勉強ですよ! 「大女優が、悲劇のヒロインを楽しんで演じるように、あなたも、堂々と、(中略)人間革命の大ドラマを演じてください。人は皆、人生という原野をゆく開拓者です。自分の人生は、自分で開き、耕していく以外にありません(『新・人間革命』第1巻「開拓者」の章より)」との創立者の激励を胸に、この世界の舞台で全てを楽しんでいきましょう!

キャンパス(ワイカト大学)の様子

創価女子短期大学とわたし

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