稲毛正子さん(旧姓:山本)
・卒業年度・入学期:2011年度卒・26期
・所属学科:現代ビジネス学科
・活動先等:大阪市役所
創価女子短期大学とわたし
創価女子短期大学開学40周年、誠におめでとうございます。
私にとっての短大は、人生の「やり直しの場所」であり、創立者・池田先生との誓いを新たにした原点です。
2006年にアメリカ創価大学に6期生として入学したものの、紆余曲折を経て4年次に退学。翌年、失意の中で短大へ入学しました。心身の不調に悩まされ、敗北感と絶望にがんじがらめになっていた私を救ってくれたのは、創立者の思いが詰まった温かな学舎でした。教職員の方々の励ましや同期との交流の中で、私を覆っていた靄(もや)が少しずつ晴れていったように思います。
特に印象深いのは、当時の佃参与から「中途半端な覚悟では幸せにはなれない。創立者と共にという決意が大事よ」と叱咤されたことです。涙した翌日、登校した私を「元気に来てくれて良かった!」と我が事のように喜んでくださる姿に、真心を感じました。また、卒業時に進路未定だった私に「あなたならできるから」と背中を押してくださったゼミの小林清子先生の言葉も、黄金の思い出です。
卒業後、「困っている人の役に立つ仕事を」と地方自治体の職員になることを決意し、一度は暮らしてみたいと憧れていた大阪市の職員を志しました。論文試験では、短大の卒論テーマであった「ワークライフバランス」が出題されるという奇跡もあって晴れて合格をすることができました。創立者からいただいた「大阪で頑張ってください」との慈愛のメッセージは、今も私の不滅の支えです。
入庁後は、障がい福祉の担当部署に配属されました。当初は専門知識の習得に苦労しましたが、制度の運用や設計に携わる中で、大きなやりがいを見出していきました。福祉サービスを必要とする市民の暮らしを支え、向上させるために――その一心で施策の見直しや予算化に取り組み、本年3月末まで、この一筋の道を全力で全うさせていただきました。本年4月からは係長に昇任し、総務局人事部で市職員の生活を支える誇りを胸に、一から学び直す日々を送っています。
私生活では3人の子宝に恵まれ、育児と仕事の両立に葛藤しながらも、家庭・職場・地域で「価値創造」の挑戦を続けています。
短大での2年間があったからこそ、当時の自分では到底思い描けなかった「今」の幸福があります。創立者への報恩の誓いを胸に、これからも私らしい勝利の人生を堂々と歩んでまいります。短大生と白鳥会のみなさまの益々のご活躍と繁栄をお祈り申し上げます!
創価女子短期大学とわたし
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