平成28年7月28日に本年度最初の経営学部同僚会議を開催いたしました。

本会議では学部科目「経営基礎演習」について話し合われました。本科目は経営学部の基礎教育必修科目です。学生の学ぶ力を涵養するとともに、いかにして学生自身の目標を実現してゆくかを考え、それを実践してゆくことが重要となります。
具体的にはノートテイキング、リーディング、レポートライティングといった基本的な学習方法のほか、LTDを用いたアクティブラーニングなどの学習スキルの習得、および学生生活ポートフォリオ、キャリアガイダンス、図書館ガイダンスとった、学生生活を支えるツールの活用についてまで、幅広く学修することが望まれます。
一方、教員の担当コマの割り振りが決められているために講義担当として学生にかかわる機会が限定されてしまうという課題が指摘されました。「経営学部の特色を生かしたAPとして人間主義経営に立脚した教育環境を整備することが必要。特にALの手法だけでなく『教師こそ最大の教育環境』という観点を活かした教育改善も必要」との視点を中心に、具体的な改善策が話し合われました。