2023年01月20日

テーマ4高木功教授、佐々木諭教授がエチオピアを訪問

 2022年11月4日から11月18日、経済学部の高木功教授と看護学部の佐々木諭教授がエチオピアを訪問し、テーマ4「ビジネスモデル提案・社会実装化」の一つのカギとなるスピルリナを含む食品による児童の栄養改善調査を立ち上げました。

 11月11日、バハルダールの農村地域の2つの小学校において、父兄の社会人口調査を行うと共に父兄説明会を開催しました。参加した保護者の方からは「どうして全員に配布しないのか」などの質問が出されましたが、本プロジェクトでいい成果が出れば、将来的に給食制度が広がっていくことを説明し、本調査への子どもたちの参加を承認していただくことができました。
 11月15日には、調査開始時点の対象児童の身長や体重を測定する栄養状態ベースライン調査を実施し、11月28日から地元のベーカリーと小学校の先生方の協力のもと、子どもたちへのスピルリナ入りバンズの配布を開始しました。

本調査では、2023年4月頃まで継続してバンズを配布し、スピルリナによる栄養改善効果を明らかにします。
ページ公開日:2023年01月20日