プロジェクト

エチオピア最大のタナ湖では、外来の水草ホテイアオイが過剰繁茂し、多くの問題を引き起こしています。本プロジェクトでは、ホテイアオイからバイオ炭や微細藻類スピルリナなどの有価物を生産することで、環境保全と経済成長を両立させる現代版アフリカ里湖(さとうみ)循環型社会の構築を目指します。
プロジェクトは4つのテーマで構成されており、日本の創価大学、滋賀県立大学、琵琶湖環境科学研究センターと、エチオピアのバハルダール大学、インジバラ大学、タナ湖周辺水域保護開発機構が、各テーマで協力して研究開発を進めています。
 

研究テーマ

ロゴに込められた想い

本プロジェクトタイトルの略称「EARTH」のリサイクルマークには、適切な湖沼環境の管理を通して持続可能な循環型社会を構築するプロジェクトであるという意味が含まれ、緑色のアフリカ大陸には循環型社会が構築されるグリーンな「現代版アフリカ里湖社会」が表されています。本プロジェクトをエチオピア国民の皆さんにも身近に感じてもらえるように、英語とエチオピア公用語であるアムハラ語で「エチオピア」の文字が表記されています。そして、JICA-JST SATREPSの両サイドにあるエチオピア国旗の星マークと日本国旗の日の丸には、両国がプロジェクトの成功に向けて協働していくとの想いが込められています。

持続可能な社会への貢献