理工学部ポストドクトラルフェローおよび教員の論文が学術的影響度の高い国際誌『Fuel』に掲載されました

創価大学理工学部のポストドクトラルフェローPranshu Bhatia博士を筆頭著者、藤原正明助教と戸田龍樹教授を共著者とした論文「Anaerobic digestion of an invasive aquatic plant Ludwigia grandiflora by thermal hydrolysis pretreatment: Correlations between methane kinetics and substrate composition」が国際的な学術誌『Fuel』(注)に掲載されました。

琵琶湖をはじめ世界各地の淡水生態系では、外来種の水草が過剰に繁茂して問題となっています。水草などのバイオマスをバイオエネルギーに変換する有効な処理方法として、メタン発酵が知られています。今回のBhatia博士の論文では、オオバナミズキンバイとして知られるLudwigia grandifloraのメタン発酵におけるメタン収量を約1.5倍向上させる前処理方法を確立しました。

本研究の一部は、SATREPS-EARTHプロジェクトの一環として実施されました。

(注)『Fuel』はScopusにおける分野最大パーセンタイルが95%(Organic Chemistry)であり、学術的影響度の高い雑誌です。

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