本学理工学研究科博士後期課程のWutisirirattanachai Tassapakさんが2024年度笹川科学研究助成金に採択されました!
4月19日、港区赤坂のANAインターコンチネンタルホテル(東京都)で開催された「2024年度笹川科学研究助成」の式典において、本大学理工学研究科環境共生工学専攻博士後期課程のWutisirirattanachai Tassapakさんが公益財団法人日本科学協会から85万円の笹川科学研究助成に採択されました。
Wutisirirattanachaiさんの研究課題は「高含水率有機廃棄物の水熱炭化による燃料及び肥料利用を目的とした持続可能な資源利用の革新的手法の確立」です。この研究では、水草のホテイアオイをはじめとする高含水率有機廃棄物を水熱炭化技術を用いて固形燃料と液体肥料に効率的に分離し、施用後に地球温暖化ガスの排出削減効果が期待されています。
Wutisirirattanachaiさんは、「佐藤教授をはじめ、環境土壌学研究室の皆さんのアドバイスのおかげでこの助成金に採択されました。この助成金を活用して、廃棄物の持続可能な利用方法についてさらに研究を進めていきたい」と語りました。
この助成金により、Wutisirirattanachaiさんの研究がさらなる発展を遂げることが期待されています。