本学理工学研究科博士後期課程1年、ウチシリラツタナチャイ タサパックさんが「2024 ASA, CSSA, SSSA国際大会」で口頭発表第3位を受賞
アメリカ・テキサス州サンアントニオで開催された「2024 ASA, CSSA, SSSA INTERNATIONAL ANNUAL MEETING 」(アメリカ農学会、作物学会、土壌学会)の研究発表会(11月10日~13日)にて、本学理工学研究科環境共生工学専攻・博士後期課程1年のWutisirirattanachai Tassapakさんが大学院生コンペティション「Biochar Uses in Agricultural Production」で口頭発表の第3位を受賞しました。
Wutisirirattanachaiさんの研究は「Hydrothermal Carbonization of Water Hyacinth and Sludge Mixtures: Addressing Biofuel and Fertilizer Challenges」と題し、水熱炭化技術を用いて湿潤バイオマスを水熱炭や液相に変換する可能性を示し、固体燃料や液体肥料としての利用可能性を検討した研究について発表しました。本研究の一部は、SATREPS-EARTHプロジェクトの一環として実施されました。
ウチシリラツタナチャイさんは「この度、このような賞を受賞することができ、大変光栄に思います。今回の学会は、私にとって初めての国際会議での口頭発表でしたので、非常に意義深い経験となりました。佐藤伸二郎教授には、長きにわたり卓越したご指導と温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。重要な局面で助言や支援をくださった研究室のメンバーの皆様にも深く感謝しております。さらに、SATREPS-EARTHプロジェクトおよび笹川科学研究助成のご支援のおかげで、この研究を進め、学会に参加することができました。これからも廃棄物活用の現場で役立つ研究を目指し、努力を続けてまいります。」と語りました。